ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

MG ザクver2.0(その12)

2007年05月24日 | 機動戦士ガンダム(1st)
 最近のMGキットの手首パーツは「中指~小指のパーツをナイフやノコギリで分割すると5指独立可動になる」方式が主流です。可動するのは楽しいし、武器の保持は手のひらに設けられた突起を武器のグリップに挿すことによってある程度は確保されています。それはそれで良いのですが…。
 過去にはこんな優れたパーツがありました。

 MGザクF2の連邦カラーに付属するボーナスパーツの手首です。指の分割方法が凝っていて、「ハイディテールマニピュレーター」に引けをとらない造形になっています。ザクⅠ・スナイパーの手首の改修は、これを目標に行いました。親指や人差し指~小指の先が独立しているのがミソのようです。
 同様のパーツが付属しているのは他に「MGガンダムver.Ka」がありますが、これら2アイテムでこのような手首の付属は終わってしまいました。非常に残念です。

 さて、今日はバズーカです。

 上がver2.0のバズーカで、下がF2のモノ。デザインはほとんど同じですが、ver2.0のモノはグリップより後ろが長くなっていて、肩に担いだ時の見栄えが良くなっています。ver2.0のスコープはフタが可動式になっていたり、F2のモノは砲身が中央部で少しだけ回転するなどの違いがありますが、最大の違いはパーツ分割です。F2のモノはモナカ割りになった砲身を貼り合わせるようになっていましたが、ver2.0では短い筒をつないでいく方式です(写真を撮るの忘れました:汗)。


 グリップ周辺は、グリップの付け根が芯になっていて、そこに砲身のパーツを被せるようになっています。ここでパーツの白化が発生!(汗)。筆者のモノはもう白くなってしまったので手遅れですが、予防法を考えてみました。

 ちょっと分かりにくい写真ですが、グリップ上部、バズーカの芯のゴールドで示した部分のカドを斜めに削ります(前後とも)。これはパーツの両面に行います。これでパーツの白化が防げるかなぁと思いますが、筆者のパーツはすでに白くなった後ですので実証できません(汗)。う~ん…。
 グリップの前後に被せるパーツは微妙に段差ができます。芯に被せるパーツが広がってしまうために出来る段差なのですが、パーツをグッと押さえて接着してしまった方が良いかもしれません。


 バズーカのスコープレンズはモノアイに合わせるため、Hアイズ+丸ノズルに交換しました。Hアイズは6ミリ径、丸ノズルは7ミリ外径のフチがシャープな方を使用しましたが、そのままでは丸ノズルがスコープの胴部分に入りません。丸ノズルの径が少し小さくなるようにナイフでカンナ掛けして調整しました。
 あ、スコープの支持アームに押し出しピンの跡を発見(汗)。


 マシンガンのスコープも同様にキットのパーツを使用しませんでしたが、スコープの胴部分の内径が約3.8ミリと微妙なサイズですので、丸ノズルは使用せずにHアイズの4ミリ径だけを使用することにしました。裏面のヒケを削り落とす要領で耐水ペーパーの上でHアイズを動かしてヤスリ掛けし、直径を4ミリから3.8ミリにしていきます。ピッタリのサイズになったせいか、はめ込んだら取れなくなってしまいました(汗)。裏面にラピーテープ貼ってないのに…(泣)。