ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

MG ザクver2.0(その4)

2007年05月06日 | 機動戦士ガンダム(1st)
 ザクを始祖とするジオン系MSの魅力の一つとして「モノアイ」が挙げられます。人間的な双眼ではない単眼はメカニックなイメージと、無機的な機械であるにもかかわらず意思を持っているかのように光り、ギョロリと視線を動かします。この「ギョロリ」としたモノアイの動きが再現されているザクver2.0、この部分だけでも今までのガンプラとは違った価値があると思います。


 前回も画像を載せた頭部内部パーツですが、写真中央あたりのギザギザした部分は歯車になっています。これが頭部の動きに連動したモノアイ可動ギミックのコアになっているんです。


 筆者はモノアイレンズの径は小さめが好みです。そのためキットのパーツ(写真右)は使用せず、先日作ったパーツを使用することにしました。


 頭部内フレームにモノアイ基部(F6)と自作モノアイを取り付けた状態です。レンズはF6には直接接着せず、コトブキヤ「丸モールドⅢ」に穴を開けたモノに接着し、丸モールドⅢに開けた穴にF6のはめ込みピンを差し込みました。後で気が変わってキットのレンズに交換したくなった場合のための措置です。


 頭部外装をフレームに取り付けた状態です。MGザクF2からパーツ分割がさらに進化しており、クチバシ先端部と動力パイプ基部が別パーツになっています。
 ヘルメットはF2と同じくモノアイスリットの下端部で上下に分割されていますが、ヘルメット下半分のパーツはF2では頭部フレームの下側から被せるようになっていましたが、ver2.0では上から被せるようになっています。確認したわけではないので断言できませんが、ヘルメットの上下パーツを接着し、合わせ目を消した後でもヘルメットを頭部フレームに上から被せられるのではないかという気がします。もしそれが可能なら画期的なんですけどねぇ!
 頭部の形状や大きさについてはいろいろと書きたいのですが、それは次回に回すとして今回は割愛します。


 頭部動力パイプも腹部のモノと同様にパーティングラインを処理しました。耐水ペーパーを掛け過ぎてパイプの形がいびつにならないよう注意が必要です。筆者は部分的に削り過ぎてしまいました(汗)。


 頭部内部メカは従来のMGザク系のモノよりも中身がギッシリ詰まった感じです。モノアイシールドも外装とほとんどすき間が無く、気密性が高そうです。


 首の動きに連動するモノアイの可動範囲はこんな感じです。顔を45度ほど横に向けるとモノアイはほぼ真横を向きます。作動は実にスムーズです。この可動の具合は残念ながら文章ではなかなかお伝えできません。キットをお持ちの方は組み立ててみて、お持ちでない方はお店に見本があれば是非手に取って確かめていただきたいものです。カッコ良い動きですよぉ~!