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ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

HGUCニューガンダム(その2.5)

2008年04月11日 | 現在製作中
 「エプロンの人 模型製作日記」&「ガンプラ秘密工場(仮)」合同企画! エプロンさんの画像を拝借して、旧キットとHGUCとの頭部比較画像を作ってみました。


 旧キットは顔面がヘルメットと一体になっていたり(顔がかなり前に突き出した感じです)モールドが甘かったりしますが、各部の形状は設定画に近いように思えます。一方、HGUCはどちらかというとRX-78に近い雰囲気にまとめられているという印象です。「ニューガンダムらしさ」でいうと、旧キットの方に軍配が上がりそうです(個人的感想ですが)。
 

 旧キットの顔面をいったんヘルメットから切り離して後退させ、各部をシャープにしたらどうなるかを画像加工で検証してみました。おおっ、かなりイケるぞ旧キット!
 ただし、旧キットの顔の部分をシャープに仕上げるのはかなり難しい&顔つきについてはHGUCの方が設定画に近いので、旧キットのヘルメット+HGUCの顔というのが良いかなぁと思います(サイズが合えば…)。先日、くろのすさんのご質問に「旧キットの頭部をシャープに仕上げて流用するより、HGUCの頭部を加工する方がおそらく楽にカッコ良くできると思いますよ」と書きましたが、写真を比較してみると旧キットをベースにした方がニューガンダムらしくなるかもしれないということが分かりました。
 サイズについてはエプロンさんの方で比較写真を用意してくれるそうです。エプロンさん、よろしく~♪

 さて、製作の続きです。

 「レーザーサーチャー同調!」…ではなく、従来のキットではウエストの部分は胸部外装で挟み込むようになっていましたが、このキットは後ハメ可能になっています(HGUCドム/リックドムでも後ハメ方式が採用されていましたが…)。板状のジョイントの先端に爪が付いていて、その爪が胸部ブロック側にカチリとはまるようになっています。一度はめ込んだらなかなか抜けないので、塗装派の方はご注意ください(爪を削って低くしておけば抜けやすいかなぁと思います)。
 前回も書きましたが、ウエスト部分の可動はボールジョイント式になっています。最近はMGクラスのキットのウエスト可動が複数の軸を組み合わせた方式に移行していますので、HGクラスも1ランク上の可動方式に移行させたんでしょうねぇ。


 肩アーマーは取り付け方式がMGキットでよく見る構成に、アポジモーター(バーニア)の内側が別パーツによる色分けになっています。豪華です。ううっ、パーツを並べている写真ではアポジモーター内側のパーツの配置を間違えています(汗:…申し訳ございません)。

 
 このキット、左右共通のパーツなどは「同じランナーが2枚入っている」状態のランナー構成になっています。この「同じランナーが2枚入っている」ランナー構成はガンプラではおそらく旧キット1/100ニューガンダムが最初だったと思います(いや、1/144ゼータプラスが先だったかも?)。HGUCでもちゃんと伝統を受け継いでいるんですねぇ。
 肩アーマーは合わせ目が片側に寄せてあることによって目立たない構成になっています。右肩は前側に、左肩は後ろ側に合わせ目が来るのですが、合わせ目周辺の精度が高いのでそれほど気になりません。写真右の赤い線で囲った部分を当て木した耐水ペーパーでヤスってやるだけで、かなり見栄えが良くなります。



 肩アーマーが付いた状態です。旧キットやMGに比べて肩アーマーが大きめの造形になっています。肩関節基部が後ろにも動くため、大きな肩アーマーを後ろに反らせて堂々とした立ちポーズを取らせることができるのがありがたいです。
 ニューガンダムはウエストのくびれの部分が低い位置(腰アーマーで隠れてしまうような低さです)にあるため、寸胴になりがちなデザインなのですが、キットではくびれの部分を上に上げ、他のガンダムと同様のデザインにアレンジすることによって寸胴になるのを避けています。ニューガンダムらしさは薄れていますが、大型化した肩アーマーと合わせて、メリハリの効いたプロポーションになっていると思います。




HGUCニューガンダム(その2)

2008年04月10日 | 現在製作中
 エプロンさんの模型製作日記(4月9日分)に旧キットの1/144ニューガンダムの写真が出ています。旧キットが発売されたのはもう20年も前になりますので、当時作った記憶もあやふやになっているのですが、改めて見てみると「今見てもけっこうイケるなぁ」と思いました。写真を見ていていろいろと思うことがあったのですが、それについてはまた後日書こうと思います。
 とにかくエプロンさん、ありがと~!

 さて、製作の続きです。
 
 胸部ダクトはフチが分厚いのとカクカクした感じが気になったので、フチの外周のエッジを落としました(図参照)。写真の右側が加工後です。


 このキットには新開発のポリキャップ「PC-132」が採用されています。従来ウエスト部分の可動に使われていたポリキャップがボールジョイント対応に進化し、首用のポリパーツがなくなりました。全体的にポリ軸が太く、保持力が高そうな印象があります。


 これは胸部の肩関節付け根付近のパーツです。新型ポリキャップによる高い保持力に加え、胸の上面のパネルがメカ色ではなくボディー同色の別パーツになりました。
 
 肩付け根関節は前後と上方向に可動します。ニューガンダムは20メートル超級の大型MSなのでサイズ的な余裕があるとはいえ、1/100キット並みの肩付け根関節が備えられているのには感動しました♪

 
 HGUCは旧キットと比べて胸部の中央のブロック(コクピット周辺部)がやや幅広く、その分左右のダクトの幅が狭くなっています。ニューガンダムの設定画独特の幅広感は薄れましたが、個人的には好みの形状です。

 う~ん、今回もあまり進んでない…(汗)。


HGUCニューガンダム(その1.5)

2008年04月07日 | 現在製作中
 最近のガンプラは大掛かりな改造をしなくても、そのまま組み立てるだけで充分カッコ良い完成品になってくれます。しかし、意外と大味な造形になっている部分もあります。それは首です。MGザクver2.0あたりは凝った造形になっていますが、たいていのキットは首が短すぎたり貧弱だったりします。特にHGクラスのキットにいたっては多くのアイテムが共用ポリパーツを使用しているため、敵も味方も同じ形だったりします。
 その点、HGUCニューガンダムはといいますと…
 
 写真左:共用ポリパーツを使用しない専用設計のABS樹脂製パーツで、長さは良いのですが…細いです(汗)。エリの後ろ側が無いこともあって、正面から見るとスカスカな印象があります。

 写真右:首をなんとか太くしたいのですが、このキットには飛行姿勢などのポーズに対応すべく、首の付け根が大きく上向きにスイングするギミックが付いています。ヘタにいじるとこのギミックをつぶしてしまうことになっています。

 なんとか手軽に首を太くすることはできないかと考えた末、通常の首のポジション時に外から見える部分だけを太くすることにしました。上を見上げた時にせり出してくる部分まで太くしようとすると、胸部パーツ内にある可動部の軸受けを作り直す必要が出てきますので…。


 これは首パーツの側面を斜め上から見たところです。首を太くするべく、側面にランナーのタグ(アイテム名&ランナー番号や製造年月を記した板状の部分)を貼るのですが、側面の部分は平らではなくユルいカーブになっていますので、そのまま貼ったのでは密着してくれません。そこで、首側面が平らになるようにヤスリで削っておきます。また、首パーツの背中側には肉抜き穴が開いていますので、そこもランナーのタグを貼ってふさぎます。
 ランナーのタグを使用するのは塗装せずに済ますためですが、キットのメカ色パーツに使用されているメタリック成型色のランナーには困った点があります。

 この写真はランナータグ表面の文字の刻印を削り落した状態のものなのですが、文字の部分は他の部分よりも濃い色となって残ってしまうんです(汗)。首の横に大きく文字が入っているのはちょっとイヤなので…

 写真の赤線で囲った部分を使用しました。キットのメカ色ランナーは3枚ありますので、首の両サイドと後ろ側に貼るだけの枚数は確保できます。線が1本入っていますが、文字よりはマシでしょう。


 首パーツの両サイドにタグを貼る時は、胸パーツに首パーツを組み込んでから行うと位置合わせがしやすいと思います。ABS樹脂製のパーツとタグを接着するために瞬間接着剤を使用するのですが、胸パーツに接着剤が流れ込んでしまわないようにマスキングテープで保護しておきました。


 図は首パーツを上から見たところです(図の下側が首の前側)。図のような手順で首パーツにランナータグを貼り足し、整形しました。
 
 完成した状態の首パーツです。通常のポジションで見える首の上半分がひと回り太くなりました。

 
 写真左:まだちょっと細いような気もしますが、スカスカ感はかなり薄れたと思います。
 写真右:首を後ろに倒した時にせり出す部分は細いままですが、気にしなければ…やっぱり気になるか(汗)。

 さて、前回の記事にモチさんとくろのすさんからご質問がありましたので、補足させていただきます。コメントありがとうございます♪

 モチさん:筆者は「ガンダムマーカースミ入れ用グレー」と「コピックモデラースミ入れ用0.03ミリ」を使用しています(最近は繊細なスミ入れができるコピックモデラーの方がメインです)。できるだけ均一にスミ入れするよう心掛けていますが、やっぱり難しいですねぇ(汗)。同じ所を2度なぞるとか、気に入らなければ消毒用アルコール(エタノール)で拭き取ってもう一度やってみるという感じです。太くなってしまったスミ入れは、爪楊枝でこすり落して線を細くしています。このニューガンダムのヘルメット両サイドのインテーク部分には「ガンダムマーカースミ入れ筆ペン(拭き取りタイプ)」を使ってみましたが、穴の奥までスミが行き渡るので便利でしたよ♪

 くろのすさん:手元に旧キットが無いので、うろ覚えの記憶なのですが…(汗)。旧キットの方が鶏冠の後部とかバルカン砲のカバー部分は設定画に近かったと思いますが、旧キットのパーツはHGUCと比べるとモールドがかなり…いや、スゴく甘いです(確かバルカンの排莢口のモールドは無かったと思います)。顔の部分もヘルメットと一体成型されていて立体感に欠けます。目は寄り目ぎみだったので、削り落としてプラ板で作り直したことがあります。旧キットの頭部をシャープに仕上げて流用するより、HGUCの頭部を加工する方がおそらく楽にカッコ良くできると思いますよ♪
 




HGUCニューガンダム(その1)

2008年04月04日 | 現在製作中
 今回からHGUCニューガンダムの製作に入ります。例によって説明書の順番を無視して頭部から組み立てますが、ヘルメットの合わせ目を消さなくても良い分、気楽に取り組むことができます♪ 


 目はいつもどおりキット付属のシールを切り抜いて使用しました。キットの目のモールドやシールはかなり切れ長な目になっているのですが、個人的好みで形状を変更しつつ長さを切り詰め、設定画の雰囲気に近付けました(図は左目です)。
 切り抜いた目のシールは、キットの目のモールドにキッチリと合わせるよりも、やや垂れ目ぎみに貼ると設定画に近い目つきになると思います。


 いきなり完成状態になっていますが…(汗)。キットの顔は非常に男前だと思います。アンテナは先端の裏面に付いている安全用の突起を削っておきましたが、やっぱりシャープに削った方が良さそうですねぇ。

 
 非常に男前なんですけど、設定画と見比べるとバルカン砲の排莢口が省略されていたり鶏冠の後部やバルカン砲カバーの造形がおとなしい感じです。設定画に近付けるなら右の写真(画像加工したものです)のような感じにしたいところですが、ここまでやろうとするとパテ盛り→全塗装が必要になりそうなので、とりあえず排莢口だけを再現することにしました。

 劇場公開前にテレビで流れていた映像では「衝撃のニューガンダム登場!」のテロップとバルカン砲を撃ちまくるニューガンダムのアップが印象的でしたが、特に側頭部からバラバラと空薬莢がまき散らされているのがカッコ良かったんです。それだけに、キットで排莢口が省略されているのはとても残念です(泣)。
 排莢口を再現するとなると、デザインナイフや模型用ノミあるいは精密マイナスドライバーを研いだ彫刻刀などで彫り込む作業になるのですが、無塗装の場合は失敗したら修正が困難です。
 そこで、もっと手軽に再現する方法は無いかと考えていると…

 ちょうど良いシールを発見♪ 1/60ガンダムエクシアで使用しなかったシールです。グレー地に黒の長方形が印刷されています。これを切り抜いて貼りました。
 
 本来なら凹んでいなければならないところをシールで表現したため、やや違和感はありますが、雰囲気は出たかなぁと思います。←薬莢バラバラに思い入れがあるわりにはお手軽に済ませてしまうのね、オッサン…(汗)。
 本格的に再現する場合は、厚手のシールを排莢口のサイズに切り抜いて貼り、そのシールをガイドにしてケガキ針で外形を彫り込んでから精密マイナスドライバーを研いだ彫刻刀などで彫り進むと良いのではと思います。
 アンテナはこの記事の上の方にある写真の状態よりもシャープになるよう少し削ってみましたが、破損防止のためツンツンに尖らせるのはやめておきました。近いうちに発売される予定のHGUCサザビーとの対決前にアンテナが折れてしまったら最悪ですからねぇ…。

HGUC ν(ニュー)ガンダム その0:顔パーツ取り出し用工具を作ってみました

2008年04月02日 | 現在製作中
 先日、ウチのガスコンロが故障しました。最初は「電池切れかな?」と思ったのですが、電池切れを知らせるランプが点灯していません。ガスはちゃんと出ているようなのですが、点火装置が働かなくなっていました。
 結局、新しい機械に買い換えたのですが、以前のモノに比べてデザインが洗練されていて、ガスの消費量も抑えられているようです。しかも値段も安くなっていました(お店のセール品だったこともあり、以前のモノの約3分の2の価格でした)。新しいモノはやっぱり良いです♪ 

 というわけで新ネタ・HGUC νガンダムの製作に入ります(ゲバイやスローネアインは忘れたわけではありませんよ~)。
 *「ν」は、ブログの文中の表示では小文字の「v(ブイ)」にしか見えないため、今後は「ニュー」と表記させていただきます。

 さて、アムロ・レイ最後の乗機にして0093年以降しばらくの間の連邦軍最強MSというだけあって、HGUCキットも気合いの入った作りになっています。新型ポリキャップの採用、パーツの合わせ目が目立たない設計、MGキットよりもカッコ良い(個人的意見ですが…)プロポーション。現時点最強のニューガンダムのキットだと思います。

 中でもスゴいのはヘルメットが1パーツで成型されている点です。ガンダムタイプMSのキット製作でやっかいなのは「顔部分を塗装後、マスキングしてからヘルメットで挟み込み接着→ヘルメットの合わせ目処理をしてから塗装」あるいは「顔部分を後ハメ加工」という工程が必要であることですが、このキットは成型品の段階ですでに「ヘルメットパーツの接着・合わせ目消しが不要!」&「顔パーツは後ハメ可能!」という素晴らしい仕様になっています。
 思わず「バンダイの技術力はぁぁ、世界一ィィィィィ!!!」と思ってしまいます。

 
 写真左:顔のパーツはヘルメット底からはめ込むだけです。うわぁ、簡単♪
 写真右:顔パーツをヘルメットに組み込んだ状態を下から見たところです。こんな所にダクト状のモールドが入っています(!)。


 頭部パーツは全部で5個です。塗り分けやすさ・組み立てやすさでは歴代1/144スケールのガンダムタイプMSキットの中でも一番だと思います。

 さて、とても素晴らしいパーツ構成の頭部ですが、困ったこともあります。それはヘルメットに顔パーツを組み込んでしまったら、分解しにくいという点です。マスク部と鼻との段差に手指の爪を引っ掛ければなんとかなるとは思いますが、パーツ表面あるいは塗膜に傷が付いてしまう可能性があります。
 やっぱり目の塗り分けなどはヘルメットに組み込んだ状態を見ながら微調整したいですもんよねぇ。
 
 そこで、下の写真のような工具(?)をランナーから削り出してみました。
 
 写真はちょっと分かりにくいので、図も合わせてご覧下さい。

 ランナーは直径3ミリのモノを使用し、下図のような工程で削り出しています。図はランナーを上から見た状態ではなく、横から見た状態です(地面に対し平行の目線で…)。

 1.ランナーを適当な長さに切り出します。
 2.緑色の線で示した4ヶ所にデザインナイフで切れ目を入れます。
 3.その切れ目に向かって斜めにナイフの刃を入れます(赤い線で示したように)。
 4.青い矢印で示したように、削り残しの部分をデザインナイフのカンナ掛けでならします。
 5.ならし終わった状態です。
 6.この後、1~4の工程をランナーの向きを変えて繰り返し、直径3ミリのランナーの途中に直径2ミリ弱の細くなった部分を作ります。
 7・ランナー先端の赤い線で示した2ヶ所を切り落とします。


 完成した工具(?)が顔のパーツに開いている首への接続用穴に入るかどうかチェックします。

 工具を顔パーツの底から穴に差し込んで90度回すと、穴が狭くなっている部分と工具の突起が噛み合います。これでヘルメットから顔のパーツを取り出すことができます。取り出す時は、まっすぐ下に引き出すようにすると良いです。
 ただし、工具の細い部分の強度が弱いとヘルメットから顔パーツを取り出す時に工具が折れてしまいますので(最悪の場合、折れた工具の先端がヘルメット内部に残ってしまいます)、強度が充分にあるかどうかを確認してから使ってくださいね。


  

HGガンダムスローネアイン(その5.5)

2008年03月28日 | 現在製作中
 「うあ~、HGUCニューガンダム作りたいなぁ…」と思いつつもスローネアインの続きです。スケジュールも考えずにゲバイ作ってるからこんなことに…(汗)。


 特徴的なハイヒール状の足首はこんな感じにパーツ分割されています。足の甲にかぶさるアーマーは可動式ではありません。
 
 上半身のカラーリングはわりと適当に考えましたが、脚周りのカラーリングについてはけっこう悩みました。全体をまとめるには重要かなぁと思いましたので…。すねは前腕と同様にブルーにするため、残りの足首というか靴部分と足の甲のアーマーをどうするかということになりました。

 左から「足の甲はブルー・靴はダークブルーのレイズナー的な案」「靴を赤くしたZⅡ(ゼッツー)的な案」「足の甲アーマーを黄色くしたベルゼルガSSS-Xテスタロッサ的な案」「テスタロッサ案の黄色を赤にすげ替えた案」です。
 「レイズナー案」は唐突にダークブルーが出てくると不自然という理由でボツ、「ZⅡ案」はガンダムらしさをあまり出したくなかったためボツ、「テスタロッサ案」は黄色をキットの成型色の黄色と合わせるのが困難なためボツにしました。というわけで、いちばん右の案で行きます。


 塗装が終わり、組み上がった足首です。従来のガンダムには無い伸びやかなカーブのラインで形成されたデザインで、カッコ良いと思います。まるでヨットとかクルーザーみたいですねぇ。


 足首を前と後ろから見たところ。足底に向かってすぼまったラインが特徴的です。彫刻刀の丸刀で彫ったようなえぐれたカーブが良いですねぇ。こういったえぐれカーブって好きなんですよ、リボルバー拳銃の弾倉とかF4ファントムのエンジンノズル付近とか…。


 足の裏のディテールもちゃんと入っています。真ん中に合わせ目がありますが、消すのが面倒くさいのでそのままです(汗)。
 
 後は脚を組み上げたら完成…と思ったら、まだバックパックがあるんですねぇ(汗)。まだまだ遠いなぁ…。





 

 

HGガンダムスローネアイン(その5)

2008年03月13日 | 現在製作中
 HGガンダムスローネアインも今回で「その5」です。HGUCのジム系MSのキットなら5回目ともなるとほぼ完成状態になっているところですが、複雑なブロック構成のスローネの場合はまだ腕の組み立ての途中からのスタートとなります。まあ、カラーリングを変更しているというのもありますが…。


 手首はいつもの2パーツ構成の穴あきゲンコツです。プトレマイオスに搭載されているガンダムのモノ(写真左)とサイズ・形状はだいたい同じですが、手の甲のディテールが異なります。平手は付いていません。残念…(泣)。


 手の甲はキットの成型色の白いままだと前腕のブルーに対して弱々しいような気がしたので(写真左側)、ブルーに塗ってしまいました。ゼータガンダムの手の甲が白くても前腕のブルーに対して違和感が無いのは、前腕の袖口付近が白いからなのかなぁと思います。
 前腕はヒジ関節あたりの丸い部分や正面のブロックをグレーや白で塗り分けたいところですが、面倒くさいのでやめときました(←おい!)。


 GNビームサーベルの柄は2パーツ構成です。このサーベルというと…

 グラハムのフラッグが使用したシーンが印象的ですねぇ。フラッグ(スイマセン、グラハム機買ってないんです)の手にも握らせることが可能です。やや苦しいですが(汗)。
 ビーム刃は付属していないので、ジムストライカーからもらってきました。差し込みピンをサーベル柄の穴に合わせて削ってやると取り付けられます。ガンダムマーカー「ガンダムメタレッド」を塗って赤いビームにしてみました。


 肩のサーベルラックにサーベル柄を取り付けた状態です。ビームガンとしても使えそうな配置ですねぇ。番組の放映期間がもう少し長ければ、そういう演出もあったかも…。


 左肩に付くシールドは小さいながらもパーツ3枚重ねの構造になっています。写真下側にある細いパーツはGN粒子供給用(?)のベルト状パイプで、合成ゴム製です。

 シールド組み立て時にはバックパックの一部(写真右上)にベルトを通してシールド裏側のパーツにベルトの反対側の端を取り付けておく必要があります。実は説明書ではもっと後(バックパックの後)にシールドを組み立てるようになっているのですが、シールドを取り付けた状態を早く見たかったので…。


 シールドはこんな配色にしてみました。赤い部分はアサヒペン カラーパレットマーカーの「ルビーレッド」、グリーンは「パール7」というメタリックテープです(文房具店等で売っている場合があります)。


 …というわけで、今回はここまでです。

 ところで、バンプレストさんのプライズ景品情報などの携帯サイト「とるナビ」にて、「DXアグレッシブポーズフィギュア4 ナイトガンダム」にマントとシールドを追加した豪華版または「スペシャルクリエイティブモデル~Zガンダム2nd~」2色セット限定版(塗りが細かくなっている上にマーキングやスプリッター迷彩が追加されているそうです)が抽選で当たるキャンペーンをやっているそうです。メルマガ登録をすればどちらかのコースに応募できるそうです。
 どんなモノなのかはエプロンさんの模型製作日記の過去ログ(ナイト編/Z編)を参考にしてください。最近のプライズ景品の出来はスゴいですわ(!)。筆者はZが欲しかったんですけど、クレーンゲームは苦手なので…(泣)。ゲーセンでゲットできなかった方も、すでにお持ちの方もぜひ見に行ってくださいね~。
 
 


HGガンダムスローネアイン(その4)

2008年03月11日 | 現在製作中
 「機動戦士ガンダム00」もいよいよ終盤に差し掛かってきましたが、2クール・半年間の放映期間というのはやっぱり短いですねぇ。合同演習のエピソード以降はまるでジェットコースターにでも乗っているかのような急展開っぷりです。こないだ登場したばかりのキャラやメカがあっさり退場してしまうのはもったいないような気がするのですが…(汗)。

 さて、ガンダムスローネアインの腕(手首除く)のパーツ群です。

 HGクラスのキットの標準的なパーツ構成ですねぇ。


 ヒジ関節は非常に小さいです。「このサイズだとHGエクシアなんかと同じようにABS樹脂製関節なんだろうなぁ」と思っていたのですが、実はポリキャップ式です。ポリキャップ隠しのカバーが設置できる限界ギリギリのサイズなのではと思います。

 そのポリキャップ隠しのカバーパーツですが、前腕の組み立て後(接着・塗装後も含む)も取り外し可能です。まず上腕側の回転軸をポリキャップから引き抜き、ポリキャップの穴に爪楊枝などを差し込んでヒジの曲げ方向と逆に動かすとポリキャップカバーがせり出してきます。後はそのカバーをさらに「グリンっ」と引き出すと取り外せます。
 再度組み立てる時は、カバーパーツの向きを間違えないようにしましょう。あ、写真では向きを間違えてるかも…(汗)。


 肩アーマーは前後分割の挟み込み式ですが、合わせ目を気にしなくても良いデザインですので、後ハメ加工をすることなく塗装できます。肩内部ブロックとの接続軸がユルんでもメンテナンスが容易ですので助かります♪


 前腕を塗装中です。以前行った実験では最初の段階からマーカーのインクを筆塗りしていましたが、作業時間短縮のためマーカーのペン先で塗っています。2度塗りの段階からは筆塗りしなければなりませんが、時間短縮効果は高いようです。ペン先が入らないような入り組んだ部分は筆塗りが必要ですが…。
 この前腕ですが、曲面で構成された部分が非常にカッコ良いです。特に側面部には最近の自動車のデザインでよく見る、指でつまんだような断面形状(下図参照)が採り入れられているのが新鮮ですねぇ。



 塗装の第1段階が終わって乾燥中です。スタンドがあるとキット自体を乾燥用の台にできるので便利ですね♪


HGガンダムスローネアイン(その3)

2008年03月08日 | 現在製作中
 HGスローネアインの続きです。

 腰は他の「00」に登場するMS(一部除く)と同様、サイドアーマーが無いデザインになっているため、シンプルな構成です。写真中央下のパーツはスタンド取り付け用穴を隠すためのフタです。


 股関節はHGエクシアやHGデュナメスで採用された「スリーボールアクション」ではなく「HGストライクノワール方式」になっています。スリーボールアクションに比べ可動範囲は減りましたが、信頼性が高いので安心です。


 腰フロントアーマーは最近のキットではおなじみの「中央でつながっている部分を折ると独立可動になる」方式です。このジョイント部分を見てミスタードーナツの「ポンデなんとか」を思い出すのは筆者だけ?(笑)。
 ジョイントを折った切り口(?)はナイフやヤスリで整えておいた方が良いですが、グラグラになってしまう場合が多いと思いますので、ピンバイスで穴を開けて金属線でつないでおいた方が良いでしょうねぇ。

 
 前から見た腰(写真左)と後ろから見た腰(写真右)です。前後を逆にしてもイケそうなデザインですねぇ。
 ブルーに塗ったパーツの裏側はキットの成型色のチョコレート色のままにしてあります。装甲の裏側が暗い色だと重みがあって良いです。

 
 腰が完成したのでスタンドに取り付けての撮影が可能になりました。真横から見た写真は画像の角度を前傾ぎみにしてあります。このぐらいの角度がカッコ良いと思うのですが、いかがでしょう?


 前回、ガンダムマーカー「ファントムグレー」からドバッとあふれたインクがもったいなかったので、あわてて塗装したビームライフルです。ガンダムマーカーのインクはけっこう乾くのが早いので、パーツをランナーから切り出し→ゲート処理をやるヒマがありませんでした。「ランナーにつながったままのパーツを塗装」って、昔のガンプラの塗装指示写真みたいですねぇ。


 ライフルは5パーツ構成ですが、写真一番下のフィン状のパーツ(砲身の下に付く)は個人的好みで付けませんでした(汗)。あ、銃口のパーツが上下逆に…(汗)。


 合わせ目のある面は時間短縮のため「接着しない合わせ目消し」で処理し、後から塗装しました。完全に合わせ目が消えるわけではありませんが、わりと効果的ですのでオススメです。


 完成したビームライフルです。なんかターンXあたりが持っていても違和感の無いデザインですねぇ。


 


 
 

HGガンダムスローネアイン(その2.5)

2008年03月05日 | 現在製作中
 (前回からの続き)スローネアインの背中のパーツをガンダムマーカー「ファントムグレー」のインクの筆塗りで塗ろうとしたオッサン・かめっチだったが、思わぬアクシデントに見舞われたのであった――
 ファントムグレーのインクの出が悪いので、軽くペン先を「クヌッ」と押し込んだところ、予想以上の量のインクがあふれ出してきました(汗)。1円玉よりちょい小さいぐらいのインクだまりが…。
 「こんなたっぷり出んでもええねん!(汗)」

 気を取り直して、平筆でインクをパーツに塗っていきました。

 このパーツと、このパーツの裏側の穴をふさぐパーツ(写真撮り忘れました)を塗ったのですが、さすがガンダムマーカーの中でも屈指の性能を誇る(←個人的感想です)「ファントムグレー」です。チョコレート色のパーツが一気にツヤ消しダークグレーになってくれました。しかし、たっぷりのインクを筆に含ませてしまったせいで、ところどころ塗った塗料が厚塗りになってしまい、その部分だけ半ツヤ状態に…(汗)。余ったインクはビームライフルの塗装に使いました。

 組み上がった上半身です。グリーンの丸で囲った部分が問題のツヤ発生部位です。どうやらヒケの部分にインクがたまってしまったようです。やっぱりヒケはペーパー掛けなどで処理しておくべきだなぁと痛感しました。ここはパステルの粉末をこすり付けてツヤを調節することにしました。
 胸部はモビルスーツの胴体というよりは宇宙船のようなデザインですねぇ。シューティングゲームの自機のような…(笑)。
 背中のタービン部分はガンダムマーカー「ガンダムメタグリーン」で塗っておきました。う~ん、胸のGNドライブと色が合ってない…(汗)。GNドライブの自作ホイルシールを濃い方のグリーンで作っておけば良かった…。

 
 
 従来のガンダムとはかなりイメージの異なるデザインですが(宇宙世紀のMSでいうとメタスに近いと思います)、とてもカッコ良いと思います。逆にいうと、従来のガンダム像から離れることによって可能になったデザインともいえるでしょうねぇ。
 あ、いかん!(汗)。前回から2パーツしか進んでない…(滝汗)。
   

HGガンダムスローネアイン(その2)

2008年03月02日 | 現在製作中
 HGガンダムスローネアインの第2回です。

 胸部フレームのパーツ分割はこんな感じです。ヒョロッと伸びた肩付け根やウエストのフレームが印象的です。エクシア等とは構造が違うというのが良く分かるデザインですねぇ。

 
 GNドライヴの色ですが、キットにはちゃんと紫色のシールが付属しているのですが、塗り替えた本体色との相性を考えて自作ホイルシールでやや明るめのグリーンにしてみました。

 
 組み上げた胸部フレーム。残念ながらエクシア達のような肩フレームを前方にスイングする機構はありません(泣)。たとえ可動範囲が狭くても、あれがあると充実感があって良いんですけどねぇ…。


 胸の外装関連のパーツ群です。胸部装甲は3分割+ダクト2個で複雑な形状を再現してあります。写真両端のパーツは人間でいう肋骨にあたるパーツ(だと思う)ですが、ガンダムマーカー「ファントムグレー」で塗っておきました。装甲パーツと同じくブルーに塗っても良かったのですが、引き締め効果と時間短縮を狙っての選択です。カラーパレットマーカーでブルーに塗るのは時間がかかるので…(汗)


 胸部装甲上面パーツの裏面から黄色いダクトパーツを取り付け、胸部下面のパーツをかぶせるような構造になっています。

 胸部装甲の完成です。これだけでも飛んでいきそうなデザインですねぇ。この装甲をフレームの上側にかぶせるようにして組み付けるのですが、首にかぶさる部分が細くなっていますので、取り付け時に折ってしまわないように注意が必要です。
 
 あと、ガンダムマーカーやカラーパレットマーカーなどで塗装した塗膜は、完全に乾いた後でも指紋が付きやすいです。ちょっと触るぶんには問題ないのですが、組み立て作業など、しばらく持っておく必要があったり力が掛かったりするとヤバいです。使い捨てのビニール手袋など、薄くて布製ではない手袋(布製だと細かい繊維が塗膜に付着しますので…)をはめて組み立て作業に入ると指紋の付着を防げると思います。今回は使っていませんが(笑)。
 あんまり長時間ビニール手袋をはめていると、手袋の中が汗だらけになってしまうんですけどねぇ(汗)。

 この後、背中に付くパーツをファントムグレーで塗装しようとしたのですが、思わぬアクシデントに……(次回に続く)

HGガンダムスローネアイン(その1)

2008年02月27日 | 現在製作中
 1/100ヴァーチェの発売も目前ですが(汗)、今回からHGガンダムスローネアインの製作に入ります。以前の記事にも書きましたが、アニメの設定とは違うカラーリングの「ヒーローメカ仕様」に変更しています。それでは頭部の組み立てから…
 
 写真左:頭部は顔面・ヘルメット左右・アンテナ・鶏冠(とさか)の基部・鶏冠の6パーツ構成です。キットの成型色では、アンテナ以外は全てチョコレート色になっています。
 写真右:スローネアインは暗い色のマスクとピンク色に光る目の組み合わせが、悪役然とした独特の迫力を生み出していますが、マスクの色が暗いとどんな顔なのか分かりにくいという難点があります(ガンダムMk-Ⅱのティターンズカラーも同様ですねぇ)。ヒーローメカにするには、どんな顔かハッキリ分かった方が良いと思ったので、明るめのグレーで塗りました。太ももなどは白のパーツですので、白に塗った方が良かったかなぁとやや後悔…(汗)。
 写真では(実物でも)分かりにくいですが、アゴの先端というか底面の外周にはパーティングラインがあります。塗ってから気付きました(汗)。塗装派の皆様は特にご注意ください。
 目はヒーローメカらしく(?)グリーンに変更してあります。他のキット付属のホイルシールの余白(←緑色ですが)をデザインナイフで切り抜いて作りましたが、約10日ぶりにデザインナイフを使ったので苦戦しました。「手の震えが止まりません…」

 頭部の組み立ては顔面のパーツをヘルメット左右のパーツで挟み込み、額にアンテナ、頭頂部に鶏冠基部パーツと鶏冠を取り付けるようになっています。パーツの合わせ目が目立たない見事なパーツ構成ですが、鶏冠基部のパーツの側面の目立つ部分にパーティングラインが入っているので注意が必要です。

 完成した頭部。他のガンダムのヘルメットは球状に近いシルエットをしていますが、スローネアインは半球状の低いシルエットが印象的です。筆者は「機甲戦記ドラグナー」に登場する敵メカ「ドーラ」の頭部に似ているなぁと思いました。
 赤い鶏冠は今回のカラーリングの元ネタ「ベルゼルガSSS-Xテスタロッサ」のパクリですが、黄色いアンテナがあるのでガンダムサンドロックカスタムに近い雰囲気になりましたねぇ。「カラーパレットマーカー」の「ルビーレッド」で塗装してあります。


 「カラーパレットマーカー」の塗膜はデリケートですので、スミ入れはやや難しいです。拭き取りは無理と思ったので「ガンダムマーカースミ入れ用筆ペン」や「コピックモデラー」のスミ入れ用でそ~っと描き込みました。ひょっとしたら水性サインペンが有効かもしれませんので、後日実験してみます。

 とりあえず更新を再開することができましたが、当分の間は週に数回のペースでの更新となります。どうぞよろしくお願いいたします。m(- -)m

1/100ガンダムキュリオス(最終回)

2008年02月11日 | 現在製作中
 1/100ガンダムキュリオスの最終回です。


 武器を取り付けた状態。サブマシンガンとシールドのみでシンプルです。




 飛行形態。シャープなスタイリングがカッコ良いですねぇ♪

 「マクロス」シリーズのYF-19/VF-19系列のような前進翼にすることもできます。このアングルで見るとカッコ良いですが、見る角度によっては主翼より後ろ側が長いのが気になります(汗)。

 手首の収納は、キットの説明書では手のひら側を外側(後ろ側)に向けるように指示されていますが(写真左)、設定画のように手の甲側を外側にすることもなんとか可能です(写真右)。太もも正面のくぼみに親指を沈み込ませる感じにすると良いですが、合成ゴム製のGNコードのパーツに跡が付いてしまう可能性があるので、長時間の展示には向かないと思います(汗)。


 飛行形態の全長は30センチほどあります。実機(?)の全長は約30メートル! 戦闘機としてはかなり大きいです。Zガンダムのウェイブライダーが25メートル弱という設定ですので…(汗)。
 なんとなくHGデュナメスを載せてみました。サイズ的にはちょうど良い感じかなぁと思います。

 1/100キュリオスは塗り分けが必要な部分が多いですが、実際作ってみるとカッコ良いですよ♪


 *お知らせ:開設以来、毎日更新で続けてきた当ブログですが、家の事情により毎日更新でお送りするのが難しくなってきました。誠に残念ではありますが、当分の間は週に数回の更新とさせていただきます。閉鎖するわけではありませんので、今後もよろしくお願いします。m(- -)m
 


1/100ガンダムキュリオス(その7)

2008年02月08日 | 現在製作中
 1/100ガンダムキュリオスの製作記事もいよいよ大詰め! 「後はシールドだけやからすぐでしょ♪」と思っていたら意外とパーツ数が多いという事態に…(汗)。シールド作ってそのまま最終回、と思ったのですが…。


 シールドは全部で21パーツ(ポリキャップ含む)です。昔のキットならパーツ数やランナー面積の制限によるシワ寄せが武器類に来ていて、ライフルやシールドが小さめ&少ないパーツ数だったのですが、最近のキットでは武器類にも力が入っていますねぇ。

 
 人革連のガンダム鹵獲作戦で捕らえられた時にハレルヤが使用したハサミ(写真右)です。可動部の保持力は意外と高いですし、シールド状態時(写真左)にはすき間なくピッタリと閉じます。先端部をロックするための板状ピンは見なかったことにしましょう(笑)。


 ハサミを展開する時にはシールドの下半分が伸びるようになっているのですが、そのスライド伸縮のためのレールのパーツには特にロック機構が備えられていません。ユルみそうでちょっと心配…(汗)。


 飛行形態に変形する可変MSの装備にふさわしい、空気抵抗の少なそうなシールドですねぇ。

 一転して凶悪なハサミになるギミックは見事です。ハサミの間から伸びるソード(?)は伸縮式ではなく、変形後に取り付けるようになっています。


 前腕部への取り付け用ジョイントははめ込み位置をずらすことによって飛行形態時のポジション(写真右側)に位置を変更できます。飛行形態時のポジションはMS形態でもハサミ使用時にはちょうど良さそうですねぇ。


 次回でガンダムキュリオス最終回です。うう、前回とポーズがあまり変わってない…(汗)。

1/100ガンダムキュリオス(その6.5)

2008年02月04日 | 現在製作中
 先週の「ガンダム00」でフラッグファイターの「ハワード」を「原田」と聞き間違えたオッサン・かめっチです。ハワードはフラッグ搭乗時は眼鏡(サングラスだったかな?)を外していることもあって、別のキャラと勘違いしていました。「おおっ、フラッグファイターには『原田』という日本人もいるのか♪」
 ようやく「ハワード」と聞き取れた時には、すでにハワードは…
 ……耳鼻科行ってきます(汗)。

 さて、1/100キュリオスの続きです。前回載せられなかった本体完成写真の残りから…。

 正面から見るとわりと普通のガンダムですが…

 真横から見ると背中から機首、ひざから主翼が長く突き出た独特のスタイルであることが分かります。機首や主翼はもうちょっと目立たないようなデザインにもできたと思うのですが、可変MSであることを強調するために意識的に目立つようにデザインされているのかもしれません。

 横から見ると「あれっ?」という感じですが、斜め後ろから見ると一気にカッコ良くなります。

 武器の組み立てに入ります。

 GNビームサブマシンガンのパーツ分割はこんな感じです。写真がいつもよりさらに不鮮明で申し訳ありません(汗)。

 
 写真左:小さい銃というイメージがあったのですが、意外とボリュームがあります。エクシアのGNソードの銃口と比べると、かなり口径も大きいです。中央の円柱形の部分がまるでリボルバー式の拳銃のような感じですね。
 写真右:センサーはキット付属のシールを使用しました。シールには照準用のグリッドのようなパターンが印刷されています♪ 劇中でもこのグリッドを見かけますからねぇ。塗装派の方もこのシールは使ってみて損は無いと思います。透明プラ板にクリアーグリーンを塗ったモノを上からかぶせるとさらに良い感じになるでしょうね。


 左手は平手も付属します。「00」のHGや1/100キットは平手の付属率が高くてうれしいですねぇ。ただ、HGでは右手が平手のためにエクシアやデュナメスの左平手と組み合わせて両手を平手にできたのですが、1/100ではそれができないのが残念…。
 

 やっぱり平手があるとポーズを付けた際に表情が付いて良いですねぇ♪