先日、ウチのガスコンロが故障しました。最初は「電池切れかな?」と思ったのですが、電池切れを知らせるランプが点灯していません。ガスはちゃんと出ているようなのですが、点火装置が働かなくなっていました。
結局、新しい機械に買い換えたのですが、以前のモノに比べてデザインが洗練されていて、ガスの消費量も抑えられているようです。しかも値段も安くなっていました(お店のセール品だったこともあり、以前のモノの約3分の2の価格でした)。新しいモノはやっぱり良いです♪
というわけで新ネタ・HGUC νガンダムの製作に入ります(ゲバイやスローネアインは忘れたわけではありませんよ~)。
*「ν」は、ブログの文中の表示では小文字の「v(ブイ)」にしか見えないため、今後は「ニュー」と表記させていただきます。
さて、アムロ・レイ最後の乗機にして0093年以降しばらくの間の連邦軍最強MSというだけあって、HGUCキットも気合いの入った作りになっています。新型ポリキャップの採用、パーツの合わせ目が目立たない設計、MGキットよりもカッコ良い(個人的意見ですが…)プロポーション。現時点最強のニューガンダムのキットだと思います。

中でもスゴいのはヘルメットが1パーツで成型されている点です。ガンダムタイプMSのキット製作でやっかいなのは「顔部分を塗装後、マスキングしてからヘルメットで挟み込み接着→ヘルメットの合わせ目処理をしてから塗装」あるいは「顔部分を後ハメ加工」という工程が必要であることですが、このキットは成型品の段階ですでに「ヘルメットパーツの接着・合わせ目消しが不要!」&「顔パーツは後ハメ可能!」という素晴らしい仕様になっています。
思わず「バンダイの技術力はぁぁ、世界一ィィィィィ!!!」と思ってしまいます。

写真左:顔のパーツはヘルメット底からはめ込むだけです。うわぁ、簡単♪
写真右:顔パーツをヘルメットに組み込んだ状態を下から見たところです。こんな所にダクト状のモールドが入っています(!)。

頭部パーツは全部で5個です。塗り分けやすさ・組み立てやすさでは歴代1/144スケールのガンダムタイプMSキットの中でも一番だと思います。
さて、とても素晴らしいパーツ構成の頭部ですが、困ったこともあります。それはヘルメットに顔パーツを組み込んでしまったら、分解しにくいという点です。マスク部と鼻との段差に手指の爪を引っ掛ければなんとかなるとは思いますが、パーツ表面あるいは塗膜に傷が付いてしまう可能性があります。
やっぱり目の塗り分けなどはヘルメットに組み込んだ状態を見ながら微調整したいですもんよねぇ。
そこで、下の写真のような工具(?)をランナーから削り出してみました。

写真はちょっと分かりにくいので、図も合わせてご覧下さい。
ランナーは直径3ミリのモノを使用し、下図のような工程で削り出しています。図はランナーを上から見た状態ではなく、横から見た状態です(地面に対し平行の目線で…)。

1.ランナーを適当な長さに切り出します。
2.緑色の線で示した4ヶ所にデザインナイフで切れ目を入れます。
3.その切れ目に向かって斜めにナイフの刃を入れます(赤い線で示したように)。
4.青い矢印で示したように、削り残しの部分をデザインナイフのカンナ掛けでならします。
5.ならし終わった状態です。
6.この後、1~4の工程をランナーの向きを変えて繰り返し、直径3ミリのランナーの途中に直径2ミリ弱の細くなった部分を作ります。
7・ランナー先端の赤い線で示した2ヶ所を切り落とします。

完成した工具(?)が顔のパーツに開いている首への接続用穴に入るかどうかチェックします。

工具を顔パーツの底から穴に差し込んで90度回すと、穴が狭くなっている部分と工具の突起が噛み合います。これでヘルメットから顔のパーツを取り出すことができます。取り出す時は、まっすぐ下に引き出すようにすると良いです。
ただし、工具の細い部分の強度が弱いとヘルメットから顔パーツを取り出す時に工具が折れてしまいますので(最悪の場合、折れた工具の先端がヘルメット内部に残ってしまいます)、強度が充分にあるかどうかを確認してから使ってくださいね。
結局、新しい機械に買い換えたのですが、以前のモノに比べてデザインが洗練されていて、ガスの消費量も抑えられているようです。しかも値段も安くなっていました(お店のセール品だったこともあり、以前のモノの約3分の2の価格でした)。新しいモノはやっぱり良いです♪
というわけで新ネタ・HGUC νガンダムの製作に入ります(ゲバイやスローネアインは忘れたわけではありませんよ~)。
*「ν」は、ブログの文中の表示では小文字の「v(ブイ)」にしか見えないため、今後は「ニュー」と表記させていただきます。
さて、アムロ・レイ最後の乗機にして0093年以降しばらくの間の連邦軍最強MSというだけあって、HGUCキットも気合いの入った作りになっています。新型ポリキャップの採用、パーツの合わせ目が目立たない設計、MGキットよりもカッコ良い(個人的意見ですが…)プロポーション。現時点最強のニューガンダムのキットだと思います。

中でもスゴいのはヘルメットが1パーツで成型されている点です。ガンダムタイプMSのキット製作でやっかいなのは「顔部分を塗装後、マスキングしてからヘルメットで挟み込み接着→ヘルメットの合わせ目処理をしてから塗装」あるいは「顔部分を後ハメ加工」という工程が必要であることですが、このキットは成型品の段階ですでに「ヘルメットパーツの接着・合わせ目消しが不要!」&「顔パーツは後ハメ可能!」という素晴らしい仕様になっています。
思わず「バンダイの技術力はぁぁ、世界一ィィィィィ!!!」と思ってしまいます。


写真左:顔のパーツはヘルメット底からはめ込むだけです。うわぁ、簡単♪
写真右:顔パーツをヘルメットに組み込んだ状態を下から見たところです。こんな所にダクト状のモールドが入っています(!)。

頭部パーツは全部で5個です。塗り分けやすさ・組み立てやすさでは歴代1/144スケールのガンダムタイプMSキットの中でも一番だと思います。
さて、とても素晴らしいパーツ構成の頭部ですが、困ったこともあります。それはヘルメットに顔パーツを組み込んでしまったら、分解しにくいという点です。マスク部と鼻との段差に手指の爪を引っ掛ければなんとかなるとは思いますが、パーツ表面あるいは塗膜に傷が付いてしまう可能性があります。
やっぱり目の塗り分けなどはヘルメットに組み込んだ状態を見ながら微調整したいですもんよねぇ。
そこで、下の写真のような工具(?)をランナーから削り出してみました。


写真はちょっと分かりにくいので、図も合わせてご覧下さい。
ランナーは直径3ミリのモノを使用し、下図のような工程で削り出しています。図はランナーを上から見た状態ではなく、横から見た状態です(地面に対し平行の目線で…)。

1.ランナーを適当な長さに切り出します。
2.緑色の線で示した4ヶ所にデザインナイフで切れ目を入れます。
3.その切れ目に向かって斜めにナイフの刃を入れます(赤い線で示したように)。
4.青い矢印で示したように、削り残しの部分をデザインナイフのカンナ掛けでならします。
5.ならし終わった状態です。
6.この後、1~4の工程をランナーの向きを変えて繰り返し、直径3ミリのランナーの途中に直径2ミリ弱の細くなった部分を作ります。
7・ランナー先端の赤い線で示した2ヶ所を切り落とします。

完成した工具(?)が顔のパーツに開いている首への接続用穴に入るかどうかチェックします。

工具を顔パーツの底から穴に差し込んで90度回すと、穴が狭くなっている部分と工具の突起が噛み合います。これでヘルメットから顔のパーツを取り出すことができます。取り出す時は、まっすぐ下に引き出すようにすると良いです。
ただし、工具の細い部分の強度が弱いとヘルメットから顔パーツを取り出す時に工具が折れてしまいますので(最悪の場合、折れた工具の先端がヘルメット内部に残ってしまいます)、強度が充分にあるかどうかを確認してから使ってくださいね。
ヘルメットのパーツを見たときはすごく感動しました。 バンダイの技術も進化したなぁと思いました。
顔のパーツを取り出すための工具をつくるとは・・・
よく考えておられますねぇ・・・
いつも覗き見させてもらってるじゅにあですー
HGUCνガンダムすばらしいキットですよね。
で、いきなり顔パーツ取り出し用工具ってステキ発想にビックリしました。
僕なんて「雑」にニッパーで切り落として分解しやすくしちゃいました。
どんな感じで仕上がるのか、ステキ発想も含めて
出来上がりを楽しみにしてます。
ではでは
そのうちゲート痕もなくなっちゃうかも(ありえない)
先日ザクF型を組んで思ったこと。
いちど組むと分解が困難。
νガンダムもソウダッタノカ。
さっきミドリさんにHGUCサザビーの発売時期が書いてたので、それまでには完成させたい思ってます。
その前に、ジェガン完成させなきゃ。
それにしても顔引出工具を作るとは、かめっちさんらしいですね。後ハメ部分は、軽くペーパーかけて調節後接着すればいいと考えてたんで(笑)参考にさせて頂きます。
たしかにMGは頭がでかくて"バンダイのガンダム"丸出しの作品?でしたね
オリジナルの工具を作る発想がすごいです…
見習おう…
でも、高いんですよねぇ、νガンダム・・・。
νガンダムのレビュー楽しみにしています♪
後はめ加工がいらないだけでだいぶ楽ですよね。
かめっちさんがどのように加工していくのか
参考にさせてもらいます。
先日は丁寧なご説明ありがとうございました。
新キットはHGUCニューガンダムですか!
歴代ガンダムの中でニューガンダムが一番好きなので、このキットが気になってました。ちょこちょこ拝見して参考にさせていただきます!
顔の部分の後ハメ、こんな構造になってるんですねぇ~ すごい技術です。この構造でRX-78-2ももう一度作ってほしいです(笑)
合わせ目が気にならない、塗装後にパーツを組み付けられるというこのキットの構成はまさに「バンダイの技術力は、世界一ィィィィィ!!!」ですね。
ヘルメットの合わせ目は結構気になってしまうところですから、このキットの構成はありがたいですね。
これからはヘルメットの一体成型が当たり前になってほしいです。
サザビーも合わせ目の目立たないパーツ構成&全パーツ後ハメ可能なキットになるようですね。
塗装再開できるようになったら新作は絶対にνで!