ジョギングはシャンパンの味

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吉野ケ里遺跡の石棺

2023年05月31日 17時59分13秒 | 日本古代史

今朝の新聞で表記の「吉野ケ里遺跡の石棺」記事を発見した。

石棺というのは、この時代、死んだ人を葬るために石の板を組み合わせて作ったお棺を作りました、それを石棺と云います。
このような状態で掘り出されると、大抵は中は土で埋まっていて、更に長くかかって石棺の中を調査する必要があります。

上の写真は50センチ角ほどの大きさの石でお棺の蓋をしてあるところまで、掘り出した写真です。

そこで、新聞以上の内容を知りたくて、動画や写真を含めインタネットで調べてみた。

この記事の内容は弥生時代を通じて、人が住んでいた遺跡である吉野ケ里遺跡で、未調査地を調査していて、発見したという内容です。

吉野ケ里遺跡は全国的に有名で、この時代の遺跡としては、大きくて、良く整備されている遺跡です。
いつも話題になるのは、邪馬台国の卑弥呼の時代に近いので、ここに邪馬台国があったのではという話題でよくニュースに出てきます。

私も、10年ほど前に、吉野ケ里遺跡を訪れました。
あの地方はこれといって何もない場所なので、とても重要な観光資源となっています。
ある意味、テーマパーク以上に人を、全国的規模で、集められる施設です。

今回の石棺発見の古代史的価値は、さほど期待できるものでないと私は思っています。
しかも、石棺の蓋はまだ明けておられないだけに、この時代の石棺が見つかるのは珍しい話ではありません。

しかも、この遺跡発見の動画記者会見をしていたのは、佐賀県知事でした。
通は考古学者が記者会見するものですが、政治家が出てきたことに、不自然さを感じました。
明らかに、この遺跡を再度売り出そうとしているように仕組んでいるように思います。
知事は、石棺の蓋石は六月に入ってから開けると予告、この吉野ケ里遺跡イベントを引き続きやろうとしているようです。

 

コメント
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