ジョギングはシャンパンの味

ジョギング、写真、革クラフト、木工、パンつくり、日本の古代史などを趣味にして楽しんでいます。

「武士の娘」を読みました

2016年05月31日 05時43分00秒 | 読書

・・・テレビのドキュメンタリー番組で1924年(大正14年)にアメリカで「A  DAUGHTER of the SAMURAI」と云うベストセラーを書いた日本人女性、杉本鉞子と云う人を知り、その日本語版がいまだに出版されていると云う事を知り、取り寄せて読みました。

  

  彼女は武士の家で生まれたので、物心ついた時から、武家の女性はこうあるべきと云う価値観で育ってきたので、嫁いでアメリカへ行った時に、その正反対の価値観である考え方のアメリカ女性を見て、とても驚くとともに、人間は心の中や考え方の基本は変わらないことを発見した。
  そして、アメリカ人の勧めで、本を出版しました。
  それが当時のアメリカ国民に受け入れられて、ベストセラーとなり、ヨーロッパの各国で、翻訳本も出版されます。

  彼女がどんな家で育って、何故、アメリカに嫁いだのかは解説書的な本が出版されている。
  「鉞子」と云う下の写真の本である。

  

  表紙の写真の女性が杉本鉞子本人です。

  私は読んで、昔の日本の風習を始めて知り、改めて勉強するようで、とても興味深い内容でした。
  当時の日本人より、私自身が、これを読んだ、アメリカ人に近いと思いました。

コメント
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