備忘録

主に晩御飯を記しています。不味い物は作ってないつもりですが、問題点も多々…。ただ今、カテゴリー工事中です。

空家整理と自己搬入 その2

2013-11-05 | 
翌日以後はゴミ処理に奔走。


【ゴミ自己搬入の覚書】

どの施設に持ち込むにも、事前に電話連絡し、注意事項を確認した。
施設によって、条件が違うので、戸惑った。
以下、処分した順序


1)不燃・大型ゴミ。
処理費用は、約350kgで5千円程度。

・リサイクル家電(TV・冷蔵庫など)を除く、家具、家電、大型ゴミを引き取ってもらえた。
・他市からのゴミは処分されないので、同市内からの廃棄物だと証明する書類と印鑑が必要。
(ライフラインの請求書、郵便物等、空家の住所と所有者の名前を確認できる物)


2)リサイクル家電
処理費用は1万円程度

・ひどい状態だったが、メーカー、品番などが受け入れ可能なものは、普通の手数料で引き取ってもらえた。
・約50年前の業務用冷蔵庫があり、それは後日産業廃棄物として処理する。


3)普通ゴミ
処理費用は、約100kgで800円

・手続きは一番簡単だった。



写真は家具やゴミを撤去した二階。

多分10年以上誰も踏み入らなかったので、害虫獣の巣と化していた。



【感想】

もう二度と同じ作業はやらないし、業者に頼むと誓ったが、今回の作業を通じて、多くのことを学んだ。

どのような理由があっても、整理整頓と無縁の環境に長くいると、人はダメになる。と痛感。

最初から、だらしない人ではなかった、むしろきちんとしていた。と聞いている。

数十年の長い時間をかけて、生活も家も乱れたようだ。

他人様が使っていた家だが、ひどい状態だった。

これが親類縁者だったら、泣くに泣けない。

人はいつか、必ず死ぬ。

私がこの先、どう死んでいくのかは、わからない。

だが、整理整頓された、居心地よさそうな家を残して 死にたいと思った。

もし今後、年老いてから家を建てるなら、平屋か、エレベーター付きの二階建て…

むしろ、今よりサイズダウンした暮らしを目指したい。


二日目、皆と うなぎ屋で夕食を食べながら、そんなことを思った。


最後になりましたが、長年の問題が無事解決しました。

ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
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空家整理と自己搬入 その1

2013-11-04 | 
昨日出た廃棄物、500kgを処分。

廃棄物も、家一軒分となると相当量だった。

業者に委託する方が簡単だが、今回は自力作業。

実は、我々には、子供のない高齢親族が複数おられる。

家一軒を整理するとは、どのような事なのか、経験するべきとの助言に従った。

今回は、ただの空き家整理だったが、もしこれが遺品整理だったら…私は業者に頼みたい…。




【空家整理の覚書】



作業現場は、10坪程度の二階建て家屋。
ライフラインは止められていたので、朝から夕方のみの作業。


1)必要な装備

・人手と運搬用車両
今回は、総勢5名。
廃棄物は、3tトラック一杯となり、残りは後日、乗用車での作業にする。

・服装
大量の埃と、害虫獣の痕跡に遭遇した。
皮膚の露出は最低限。マスク、軍手、ゴム手袋、防塵対策に眼鏡。

・持ち物
水(ポリタンク一杯程度か?)、脚立、台車、懐中電灯、各種ゴミ袋、家庭用工具(ドライバー、鋸、金鎚、ドリルなど)、掃除道具(バケツ、ウエス、ホウキ、チリトリ)、梱包材(段ボール、ガムテープ、ロープ、カッターナイフor鋏)


2)ゴミの分別
産業廃棄物として、業者に頼む場合は、考慮する必要なし。

・調味料などの液体はなるべく排水管に流した(その時に水が必要)
・大まかだが、分別して袋詰めして積み込んでおいて良かった。


3)食事
衛生的にも、作業現場で飲食するのは、あきらめ、昼食抜き。
一段落ついてから、外食。

トラックに廃棄物を積み込んで、初日は終了。13.11.05記
つづく






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整理

2013-11-03 | 

古い家を整理。
色々問題を抱えていた賃貸物件。

作業の合間、手伝ってくださった方々と、ファミリーレストランで食事。

会食につき、食事写真無



本日の日当は、数百万円?+三百円
面白いので、廃棄前に記念撮影



助言に従い、業者頼みではなく、自らの手で片をつけた。

幼い頃住んでいた家が、無残に荒らされていて胸は痛んだが、良かった。

殿(momiji)をはじめ、法律から実務まで、力を貸してくださった方々に、心からの感謝を。

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お多芽

2013-10-25 | 
写真は、「お多芽紙(おためがみ)」

中には、三つ折りされた半紙が包まれている。

先日、文箱を整理整頓。
その中に入っていた物の一部だ。

昔は、縁談が決まると結納が行われた。
結納後、披露宴の招待に関係なく、親類縁者、ご近所様が、自宅に、持参や郵送で お祝いをお届けした。
私の時にも、多くの方が、結納の収められた自宅に、お祝いをお持ちくださった。


物入りの前にお祝いを贈るのが、昔風だったように思う。
それの適わぬ方々は、挙式・披露宴の席に持参。

日本では、何かとお包みして、金品をやり取りする。
包まれた結婚祝いを、お渡ししたら、その場で「お多芽返し」を受け取った。
それは、お祝いの1割程のお金が包まれたものに、写真のおため紙が添えられていた。


文箱の中に仕舞われていた半紙(おため紙)の封を廃棄。
中には、「折熨斗(おりのし)」ではなく、今では見かけない「熨斗鮑(のしあわび)」がついた物もあった。


思い返せば、お多芽に包まれる品は、半紙がお懐紙になり、祝儀袋に変ったように思う。
祝儀袋、お懐紙は何かと使っているが、半紙の多くは、封も切らず手付かずのまま残っていたのだ。

未だに、私の親族間では自宅にお祝いを持参しているが、結納をされる方も減り「お多芽紙」を頂くことも減った。
結納と言う金品授受が明らかになる儀式が廃れた結果、婚姻にまつわる金銭を、口座に振込むことも珍しくはないそうだ。


私は、このような場合の振込みに違和感を感じるが、同世代では少数派のようだ。

そこで、振込み肯定派の人々にたずねた

「披露宴会場で、ご祝儀受け取った時、お祝い金が茶封筒に入っていたら?」

皆一様に、違和感を感じるという。

それと同様だと、説明すると納得された。

近い将来、「挙式・披露宴の招待状には、お祝い金の振込用紙を同封」が風習になるのだろうか?

文化は変遷するし、同じ人でも人生の中で考えが変わる。それは必ずしも悪いことではない。

恥ずかしながら、私も若い頃は、しきたりや風習は、面倒だと思っていたのだから…

薄れ行く記憶を掘り返し、廃れ行く風習を私自身の備忘録として記した。
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図鑑

2013-10-21 | 
おじさん図鑑、読了。

読みながら、思わず声を立てて笑ってしまった。
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