てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

四上の場

2016-02-06 17:09:00 | 農事
 水田の土づくりの一プロセス、寒の田起こしを行いました。寒風をついての作業ですが、さほどに苦にもなりません。

 というのも、三上(馬上、枕上、厠上)になぞらえれば、小生としては四番目に“トラクター上”を加えたいほどだからです。

 そもそも“三上”とは、中国学者で欧陽脩という人が残した言葉で、三上の状態においては心と頭が開放され、脳内に記憶された様々な情報や知識が融合して、新たなひらめきがあるということのようです。

 2時間ほどで作業を終え、トラクターの土を落とし、後片付けをしている所へ、隣のお姉さんが通りがかり、畑から抜きたて土付き大根を「ひとつじゃけど食べてみてん」と託けてくださいました。(お断り:facebookに同文掲載)




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2 コメント

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Unknown (karin)
2016-02-06 20:11:48
omotannさん こんばんは

寒さの中での作業「寒の田起こし」 お疲れ様でした。
「三上」を私も広辞苑で確認してみました。omotannさんはトラクター上では無心に作業に没頭されて何かすばらしいご気分だったのでしょうね。

トラクターに乗ってやる辛そうな作業のように思われますが、「三上」に加えたいほどだとおっしゃるomotannさんに頭が下がります。

大きな大根ですね!冬大根は美味しいですね。
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Unknown (omotann)
2016-02-06 20:32:37
>karinさん 
こんばんは。労いのお言葉、どうもありがとうございます。
広辞苑とはお手数をおかけしました。トラクターを使っての農作業中は寒さも忘れて、まさに唯我独尊の境地です。第二の人生で「帰農」する人が多いと聞きますが、所以はこのあたりにあるのかも知れませんね。
そうそう、女房も「冬大根は美味しい」といつも申しております。
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