６日目

３月１１日（金）地震発生から６日目。

盛岡は昨夜から雪が降り少し積もったが、気温は氷点下を少し下回るくらいでそう低くなく、まもなくとけるだろう。

ただ、予報では今日明日明後日と雪マークが所々にあり、気温も低くなってきそうだ。

昨夜は大通店宿直２日目。
暖房を切って寝たが、薄い毛布一枚と、特売９８０円の名前ばかりのシェラフでは朝方は相当寒かった。
まあ、したが畳なのが幸いか。

被災地の方々はこの寒さはさらに体力を消耗させるだろう。
なんにしろ、暖をとれるものが早く避難場所につくことを祈る。


さて、業務上の、その大きな問題となる流通のことを書き記す。

肉：問屋は営業車の軽油を確保したらしく配達は可能。ただ、一部の食肉センター・と場は稼働していないため、窮屈な仕入れとなる。牛肉・豚肉とも在庫が無くなりつつある。鶏肉は一部稼働しているらしい。県内の畜産農家への打撃も大きだろう、飼料や燃料の手当も不安か。県外の大手卸業者には、やはり被災し業務のできないところもあるという。

米：当社の仕入れ先からは潤沢に入荷。灯油はもう無いとのこと。

酒：当社の仕入れ先は被害も少なく営業されているが、やはりガソリンがなく、大通だけは台車で配達。本宮・松園は配達は難しそう。

麺：仕入れ先はもうしばらく継続して納品できるとの事。他の麺工場も大きな被害はないらしい。

野菜：こちらもガス欠で配達は今日が最後。本社まで引き取りに行けば供給できるとのこと。ただし市場も休業されているので今後どうなるか。卵は欠品。

加工食品：納品２社ともガス欠で配送はできない。１社は地震後すぐに、もう１社は今日から配達不能。

ガス：昨日、補充を受ける。ありがたい。


さて、盛岡大通界隈はあいかわらずコンビニ、ファーストフードチェーン店は休業。

駐車場もガラガラ。
間引き運転のバスは混み合っているとのこと。
自転車あるいは徒歩通勤が増えている。

夜は９時を過ぎると人もまばらで県都の繁華街とはとても思えない。

当店もランチは平常営業しますが、節電ということもあり、夜は様子見で早仕舞いします。
９時ころまではあけていますし、遅くにご利用したいという方は大通店であれば私一人で対応いたしますのであらかじめご連絡ください。

おにぎり等も材料がある限りおだしできます。

食材がある内は店をあけるのが、私たちのつとめと思っております。

じゃ。