今日もFun to ride!

自転車を中心にした内容を綴ります

ホワイトサイクロン号出撃

2011-11-06 22:10:59 | 日記
待ちに待ったシクロクロスレース。昨日は順調に予定をこなせたので、心おきなく参戦!
とにかく、まったくの素人。カテゴリーはCM2、オヤジ達の熱い戦いです。
エントリーは31名(2組目)なので、「デビュー戦といえど、真ん中より前で走りたいなあ」くらいのリラックスモードでした。
11時に現地入りし、12時から試走。やはり、2度の練習とは全く別物で、「シクロはシクロのコースでないと分からない」
が第一印象でした。雨は上がっていましたが、コースは泥んこ状態。一端ドロドロになると、もう関係なし(笑)
初めはビビリましたが、途中からコツをつかみガンガン攻めます。唯一の不安は、適性空気圧が分からないこと。
とりあえず、フロント2.3、リア2.6で試走しました。悪くはない・・・でもパンクが心配・・・

C1のレースを見ながら、自分なりに戦略をたてます。すると、ジャージを見つけてくれたジロさんが声をかけてくれました。
そもそもシクロをやろうと思ったのは、自転車雑誌でジロさんのことを知ったから。そのことを伝えると、喜んでくれました(^^)
いろいろ話す中で空気圧のことを尋ねると、「今日のコースでクリンチャーなら、3.0」との回答。自分の考えとドンピシャ
だったので、迷わずアドバイスに従いました。それでも、ジロさんの「アスファルトの出口で滑ってこけた」という情報から、
フロントは2.7にしました。もう試走できないので、ぶっつけ本番です。

いよいよ、出走。最終組です。ロードほど緊張感なし。嫁に写真をとってもらって、C3の1分後によーいドン。
時差スタートのC3とあわせて、約70名ほどの出走。やはり、レースは最初からかっとびです。勝手がわからないので、ずるずる
後退(^^; 4周回なので、1周目で追いかけて脚売り切れではなく、4周回でのパワーマネージメントで勝負する作戦です。
名付けて「サストレ戦法」。最初はフラットコース。でも路面はグチュグチュで波打ってます。すぐに小さいステップを3つ。
ここは担ぎでクリア。とにかくコーナー多数。長く下って右に180度ターンした直後に、大きめのステップが2つ。
越えるとすぐに上り。長く曲がりながら下って、アスファルトから再びダートへ。とにかくテクニカルです。
もう少し、走るとシングルトラックのぼりから、見晴らしのよい斜面のアップダウン。ここはずーっと担ぎを選択。
またコマネズミのようにコースをクルクル走った後、アスファルトの上りで1周終了。まあ、こんな感じです。

観戦している人が順位を教えてくれているようです。どうやら、1周目の途中で、18番手。CM2の後方です、ヤバイ・・・
徐々に攻略法が分かってきたことと、上りでは周りの選手より自分の方が速いようで、どんどん追い抜けるようになりました。
そんな具合で2周回目は、1周回目よりさらにうまく周回をこなせるようになりました。でも、ステップのクリアがかなり下手。
ゴム跳びの「女の子跳び」のようなカタチになっていそうです。そして、その後の飛び乗りはなんとかできるものの、クリート嵌めに
結構手間取ります。それでも、平地・下り・コーナー・上りのあらゆるダート走行はかなり楽しく、「もしかしたら才能あるんちゃう?」
と心の中で自画自賛しながら走りました。

3周回目になると、どうやら順位も落ち着いてきて、同じ人たちとの競り合いになりました。順位を聞いていると、5番手みたい。
かなり抜いてきています。でも、こっちも限界ギリギリ走行。なかなか前方に追いつけません。心拍計見ると、だいたい96%くらい。
その割には、ワクワクしながらずっと走れてます。いよいよ最終周。ここでついに全走者をキャッチ!パスして、リード。
良い感じで走れていましたが、大きめのステップで、ハムストリングスとふくらはぎがピキーン!!脚がつっちゃって、抜き返されました。
なんとか食らいついて走行。しかし、残り1/3の担ぎ区間手前で離されました。嫁の声援を受けて、最後まで力走。
しかし、ふたたび抜き返すことができずにゴール。全力出し切れたので、大満足!!

アナウンスを聞いていると、全走者の方が3位。ということは、一時3位に上がってたのね(^^; 初戦にしては上出来の4位でした。3位の方とは15秒差、2位の方とは19秒差、1位の方は独走気味でした。

次回に向けての課題は、シクロ特有のテクニックの習得と筋力の強化。瞬間的なパワーが必要でしょうが、まずはテンポくらいの
力をコンスタントに発揮し続けられることを目指します。
ところで、どうしてしんどいのに楽しいのだろう・・・
・泥んこが子どもの頃の記憶を呼び起こす
・ロードに比べると、自分で攻略法を立てる場面が多い
・集団の力ではなく、自分の力が大きく影響する(ドラフティングなんてほとんど意味ない)

それから、観戦する人にとっても、コースを見渡せるので、非常にオモシロイそうです。
次はどこのレースに出場しようか・・・今から楽しみです。シーズン中に、表彰台ゲット目指しますよ(^^)v

レースデータ:走行距離:10.2キロ、走行時間:33分???、平均心拍:171bpm(92%)