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自転車を中心にした内容を綴ります

2019年 第36回シマノ鈴鹿ロードレース レポート

2019-09-01 18:03:14 | 日記
今年も行ってきました、シマノ鈴鹿ロードレース。
昨年度に6年ぶりの参戦。もう感動で泣きそうでした。
それに比べれば、今年は結果を求めたいところ。
そして、思い切って、2日間のダブルエントリーをしていました。
1日目は、昨年度と同じ2時間ソロ。
2日目は、「最も大人気ない大人たちのレース」50+の2周回。
本格的なロードレースは、7年ぶりとなります。
そして、そんなレースの練習は、7年間全くしておりません(笑)
せめて体調管理くらいと思っていましたが、金曜日は今年一番の勤務時間で、帰宅は23時30分。
もう完全に寝不足、はてさて、どうなることやら・・・

とりあえず、鈴鹿に到着したのは15時20分。
もう並び始めていて、今年も先頭辺りの確保ならず。
しかも、ギリギリに会場到着なので、アップは全くなし。

それでも、時間が来てコースインすると、スタート位置から30mくらいのところにいました。
どうやら、出走は約1200チームなので、最後尾は気の毒になるくらい後方らしいです。
今年からのルールか分かりませんが、ローリングは1周ではなく、西ストレートまでで、そこからリアルスタートです。
中程の集団でさえ、先頭との差が一気に広がるはずです。

そうしているうちに、ついにスタート。
慌てず、しかし、最初からしっかりと流れについていきました。

天気予報は外れ、ここまで雨が降っていません。
でもみるみる雲が黒くなり、やっぱり1周目から雨が降り出しました。
そして、時折土砂降り。
逆に、振り出し30分のほうが危険です、益々緊張します。

最初はアップのつもりでしたが、前方で走れたので、2周回までは9分を切るペース。
先頭集団と一緒に走りたいけれど、脚が攣って千切れる確率は99%なので、「勇気ある判断」で意図的に後方に下がりました。
第2集団くらいで走りたいところですが、ここもちょっと速い。
これでは2時間持たないと判断し、第3集団で終始走りました。
ここは、同じ2時間ソロの方が多数。この集団で粘れるかが、結果に繋がります。
脚力に自信がないので、ここは根性走りでした。
抜きつ抜かれつの展開で、微妙に一人、二人と千切れていくようですが、主要メンバーは変わらず。
確か、11周目に先頭集団に抜かれ、この時はペースに変化が出ましたが、あとは一定ペース。
真綿で首を締められるような苦しさですが、必死にくらいつきました。
ついに13周目。西ストレートで、ちゃりんこよっちゃんが声をかけてくれました。
元気をもらい、力を振り絞ります。
無理なペースで走らなかったため、ここまで脚も動いています。
S字の最後のカーブを抜けたところから加速開始。
最終コーナーを曲がり、残り300mから、翌日のレースに向けたスプリント練習開始(汗)
同クラスの方2人にゴール前で抜かれ、ゴール後にはついに左脚痙攣。
しかし、結果は昨年度を上回る51位で上出来でした。
50歳台では2位だったので、「明日はもしかしたら入賞?」と密かにモチベーションがアップしました。

そして2日目。
試走2周回をゆっくり。脚は思ったより動いているので、これらなら2周のレースは勝負できそう。
あれよあれよという間にスタート順がやってきました、よーいドン!
いきなり右前方の方がクリートキャッチに失敗したようで、後ろが詰まったようです。
危険な感じがするので、出来るだけ前で走ります。
ちょっとペースを落としたら、あっという間に後ろに下がります。
危なそうなときは、脚を使ってでも前へ。
前半はどちらかというと得意ではない位置で走っていました。
やはり、耐久やヒルクラと違い、本格レースは危険だらけ。
とにかく怪我しないように、しかし、結果は出したい。
こんな思いで、早くも最終ラップ。
スプーンコーナー辺りのスプリントポイントで中切れ気味になったので、脚を使って先頭集団に合流。
後ろを振り返ると、パラパラと走っている状態なので、ここが集団最後尾になりそうな感じ。
危ない、危ない、「昔取った杵柄」で危機察知センサーは錆びていませんでした。
ヘアピン、デグナーもしっかりこなし、S字。
S字の最後から前に出たいところですが、ここは思いどおりにいかず。
最終コーナーからの立ち上がりでなんとかなるだろうと思い、スプリント体制をとってストレートに突入。
その時点で、20〜30位くらいでした。
残り300mからグングン上がりたいところ、前の二人が思ったよりペースが上がらず。
しかも、二人の隙間がどんどん狭くなり、無理にこじ開けるような危険なことはできず、ちょっと停滞。
なんとか隙間が空いたところで再び加速開始となりましたが、流石に残り距離が少ない。
追い抜きながらゴールラインを切りましたが、前方を数えると、・・・11位。もったいない〜
まだ脚は残っていたので、満足というより残念な気持ちのほうがちょっと上回ります。
でも、来年への希望を残す結果ということで納得しています。
来年は、スプリントの練習、そして、誰かとレースみたいに走る練習も必要だな。

でもやっぱり、鈴鹿は楽しかった!
そして、Z号にとっても初めての本格レース。その性能を改めて堪能しました。
やっぱり、レーシングバイクです。コスカボとの相性か、下りはメチャメチャ安定して速い。
上りは乗り手に力があれば、もっと走りそうです。

夏の終わり、今年も自転車レースに出れたことを感謝しつつ、明日からはランニングにシフトです(^^)

2時間ソロ 走行距離:75キロ、平均時速:36.80km/h
50+ 走行距離:11.6キロ、平均時速:41.21km/h