豆とオリーブ

4歳の娘と私の日々日記

競争社会の子供たち ~ 子供を取り巻く環境

2012-12-05 07:46:37 | お姫様の日記

 

いつからなのかわかりませんが、子供たちは小さいときから「競争」というリングに立たされているように思います。

勉強に限らず、運動もしかり。

 

娘を育ててわかったことですが、今の子供は何かを出来るようになるのがとにかく早いのです。

年少さんから字の読み書きができる子もいれば、逆上がり、縄飛び、雲底など、

私たちが小学校に入って始めて出来た、習ったことを、今は幼稚園でやっているように思います。

 

勉強、運動いろんなことが繰り上げられて、小学校、中学校、高校、全てにおいてが繰り上げとなっていき、それらをより早く、よりよく出来るために遊ぶ時間を割き早くから塾へ行かせ、いい点数を取るための勉強をせざる得ない状況です。

 

かくいう娘も小さい時から塾へ通わせています。

今となっては本人が辞めたくないとの絶っての希望なので続けさせていますが、果たしてこれが良かったのかどうか・・・。

 

ではどうしてこんな子供社会へとなってしまったのでしょうか。

それは私たち大人の責任だと感じます。

『うちの子供は○○大学を出ている。』 (大人のエリート願望)

『うちの孫(息子)は○○会社に勤めている。』 (大企業に勤める安心感とエゴ)

『○○家は代々・・・。』 (個人のエゴ)

 

大人のそういう風潮が少しづつ、子供を競争社会へと巻き込んでいったのではないか。

地方では「受験」というと、まだ高校受験が主かもしれませんが、こと首都圏では、

幼稚園、小学校、中学校と年々受験が年少化しています。

これは日本に限らず、アジア(中国、韓国)などでも同じ傾向と言えます。

 

欧米のようにもっと自由に子供を教育できないのか、個性を伸ばす教育をできないのか。

今の日本の子供は窮屈な思い、大きなストレスを抱えていて、のびのびしている印象がありません。

 

今はまだ年中の娘ですが、小学校、中学校の教育をどう行うべきか悩みます。

今は教育の他に、マスメディアの普及から子供の精神年齢も恐ろしく早く発達しています。

子供たちを取り巻く環境が昔と比べて悪化しているのは確かで、「情報化社会=便利」というのは1つの利点に過ぎず、それらが負うマイナスの要因を今の子供たちの変容として考える必要があるのではないかと自問して病みません。

(いじめ問題、性教育、競争社会、TV,ゲーム依存症、などなど)

そういう我が家も娘はTVやゲームに夢中です(依存傾向)・・・。

 

 

子供をどう育てるべきか。

とても大きな課題ですが、親が回りに流されず、子供の個性を見極め、子供を守ってあげる事なのかなと思います。

難しいけれど、出来ることからやってみなくては


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