<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

いい気持ちはいい気持ち。

2024年06月24日 08時13分30秒 | Weblog

いいなあいいなあいいなあ。おれが今日を生きている。いいなあいいなあいいなあ。一人つぶやいて、悦に入る。

いいなあいいなあいいなあ。朝風がおれのところにも吹いて来る。涼しくなったおれは、そこでまたいい気持ちになる。

万事、向こうから向こうから。いいことが向こうから向こうから。おれのところへおれのところへ。どうぞどうぞを言いに来る。

いい気持ちになって、おれは、遠慮なく、いいなあいいなあを口にする。口にしなくったって、同じ。いい気持ちはいい気持ち。心身快感。心愉快なれば、身体愉快。

朝の8時を過ぎた。さ、お爺さんは飯にしよう。

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万人対等。万人平等。万人同価値。

2024年06月24日 07時55分57秒 | Weblog

羨むな羨むな。

羨まないでいれば、気楽。爽やかでいられる。

オレの特技は羨まないところ。

つまり「万人対等」「万人平等」「万人同価値」だということを知っている、ということだ。

空は、分け隔てがない。万人が対等に夏空を仰いでいられる仕組みになっている。何処までも何処までも広がって無際限。空が無際限なのに、それを仰いでいる己が際限をつけることもあるまい。

山の緑は、分け隔てをしない。同価値を崩さない。どっしりとして落ち着き払って、その落ち着きを万人に同量ずつ配布する。

風の爽やかなことは、万人平等になっている。花の美しいことは、不変だ。誰の前でも美しい。谷水に足を浸せば冷たくなる。万人共通。万人同価値に与れている。不足のあろうはずもない。

今日をいただこう。ともかく今日を頂こう。おいしくいただこう。

 

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李白は酒を一斗飲んで、詩百篇が生まれる。

2024年06月24日 07時27分05秒 | Weblog

李白一斗詩百篇 (李白一斗 詩百篇)

長安市上酒家眠 (長安市上 酒家に眠る

天子呼来不上船 (天子呼び来たれども 船には上らず

自称臣是酒中仙 (自ら称す 臣は是 酒中の仙と)

是は杜甫の詩です。李白を讃えています。

李白さんは酒をぐいぐい飲み干して一斗も飲んでしまうが、それだけでは終わらずに、詩が百篇もつぎつぎに出来上がって来る。まったく李白さんには叶わないよ。誰も叶わないよ。

都の長安の町中の飲み屋さんで酔い潰れて眠っていると、時の天子が彼に詩を書かせようとして呼びに来るが、知らん顔、遣わされた船にも乗ろうとしない。不届き千万。自分で自分のことを「おれさまは酒に隠れているだけの隠者よ」と称して誰憚ることもない。

いいなあ。詩が百篇もできるのかあ! 酒を嘗めたら、たちどころに、どどろどどろと百篇の詩が生まれて来るのかあ!

駄作だったらこのオレにもできるけれど、豪放磊落な李白になると、詩の百篇がみな不朽の名作の百編である。

ま、よかろう、酒好きなところだけなら真似ができるんだから。よしとしようよしとしよう。万事をヨシとして生きるのが特上。羨むまい。羨まないのも特技の一つ。ここで勝負だ。 

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