小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



小田原市米神の国道135号沿いでは、高波対策として消波ブロックを積み上げ防波壁を作る工事が続いている。先日、海上から米神方面を見ると海岸線にはっきりと工事現場が確認できた。春に現場を訪れたときよりだいぶ工事が進行しているようなので、進捗状況を確かめに出かけた。小田原市米神の国道135号。シーフードレストランから真鶴方面のカーブの先で高波対策工事が行われている。この周辺は2007年の台風の時に高波で大きな被害が出た場所。国道135号は石橋から起伏があり真鶴方面に続いているが、この米神と石橋の区間はかなり低い場所を通っているので高波の影響を受けやすいようだ。工事区間はシーフードレストランの前付近から真鶴方面へおよそ100mほど。作業小屋が撤去されていたので、今期の工事はとりあえず終了したようである。重機や資材も見当たらない。従来の道路脇と新しい防波壁との間は50cmほど。砕石が詰められていた。工事区間の消波ブロック上。一部未完成の部分もあった。この上にコンクリートの防波壁が作られるようだ。工事区間の端から小田原方面を望む。国道135号はこの先100mくらい同じような低い場所を通っているので、来期以降は小田原方面にも拡張するのかもしれない。完成した防波壁部分。高さは3mほどでソファのような形状になっている。この防波壁の下には、酒匂川左岸の河口で作っていた消波ブロックが積まれている。海岸に下りて工事区間を撮影。かなり頑丈そうな構造物のようで高波被害も軽減されることを願っている。この週末にも台風12号が小田原にも接近するかもしれないので、この高波対策の防波壁の真価が問われることになるかもしれない。

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