公務員試験はどのくらいの期間勉強すればいいのか

　もちろん、一概には言えない。

自分が知っている成功例は、最短で1か月、最長で4年だ。それぞれ、二人ずつ知っている。

　一つの目安として、半年、としておきたい。フルタイムでやるとして。
仕事をしながら、なら、10か月は最低でも見ておいたほうがいいと思う。

　だから、来年6月の試験を目指しているなら、今スタートでもむしろ遅いくらいだ。
勉強の量を考えたなら当然とも思えるが、地方？の受験生は一般に、のんびり構えすぎている人が多いような気がする。

休みの日

休みの日は
①腹が減る。平日の2倍は食べる。
②眠い。1，5倍は寝る。
③ソフトクリームが食べたくなる。
④しかし、「あーあ仕事しなきゃなあ」という思いは抜けきることはない。
⑤しかし、仕事をすると平日の半分の能率。
⑥過去問を解くと、簡単な問題に苦戦する。
⑦コーヒーをたくさん飲むが夜眠れなくなることはない。
⑧風呂に入りたくなくなり、入らないのだが、あんまりだと怒られる。

敗者復活

　日本に生まれて良かった、と思う点は、敗者復活が可能な社会だ、と思う点だ。
もちろん、たやすくはない。また、できない場合もある。そのような、やや過酷な一面を見過ごしているわけではないが、意思があれば、努力を積み重ねれば、何とかなることが多い。

　気を付けなければならないのは、何を持って勝ち負けとするか、だ。相手が誰だかわからない、漠然とした「世の中」ではない。それだと、霧の向こうの巨人を相手にしているようなもので、達成感も満足感も得られない。
　
　日々の暮らしの中で、夜床に就くとき、今日も頑張ったな、とささやかな満足感があるか。あるいは、朝起きたとき、じゃあ今日も頑張ろうか、と、前向きな気持ちになれるか。　

　敗者、とは、うちひしがれた、卑屈な心情にあるもののことを言うのだと思う。顔を上げて、また一歩を踏み出すことができるのなら、敗者ではない。
　

まっすぐ

　面接の練習をしていると、人柄は非常に良いのだが、受け答えがあまりうまくない生徒さんがいた。
言葉づかいは上手くないのだが、特に飾らなくても人間性の良さは伝わる。

だから、シンプルにこたえることだけを考えようとアドバイス。

　そして、警察に最終合格。

　良かった。おめでとう。これからもまっすぐに頑張ってください。

ベストを尽くす

　ベストを尽くした、という感想は、ことが終わった直後にはなかなか持てるものではない。
ああすればよかったとか、もっとできたはずとか、いろいろな反省が残る。
むしろそのことが、全力を出し切ったあかしなのではないだろうか。
　

　ベストを尽くしたな、という実感は、少し遅れてやってくる。一生懸命取り組んだことが、思い出に変わるころだ。


　墓に入る直前に、そんな気持ちをたくさん持てるように頑張りたい。