なんでそうなるのか

青森県八戸市で公務員試験塾オクトを主催する岡政也のブログです。

漠然とした希望

2012-11-13 14:56:10 | 日々雑感
 小松左京のSF短編小説に、地球の自転が止まってしまったら、と言うのがあった。
太陽の裏側になってしまったひとびとにとって、もはや永遠に朝は訪れることはないのだが、それでも人々は漠然と「夜が明ければ・・・」と言う気持ちを持ち続ける、と言った結びだったと思う。

 ただ何となく、明日は何かいいことがある、と言う気持ちを持ち続けるのは大切なことだと思う。それは心が健康であることを示しているのでは。ペシミストを自認する人であっても。
 
 安易な楽観主義に組みする気にはならないが、ぼんやりと、明日に期待して毎日を過ごしたい。