近くのスーパーにはジャンボシューマイが売っている。私はこれに非常に弱い。
他に十分な食糧があっても、つい買ってしまう。
ダイエットしていて、他のものは我慢できるようになったが、ジャンボシューマイだけは買ってしまう。
なんでこんなに弱いのだろう? ジャンボシューマイの誘惑に抗うことのできない自分に、軽く自己嫌悪をおぼえてしまう。
その日は、残り最後、のジャンボシューマイだった。1つだけ。 当然のように、すっと、手を伸ばした。
そのとき、もう一つの手が。
目が合った。 一瞬、バトルの予感が。
次の瞬間、ついて出た言葉は、「どうぞどうぞ」 二人同時に。
結局、タッチの差で自分の方が早かったので、自分が買うことに。きわめて平和的な話し合いだった。
ジャンボシューマイが好きな人間には悪い奴はいない、と、少し自分を誇らしく思った瞬間だった。
他に十分な食糧があっても、つい買ってしまう。
ダイエットしていて、他のものは我慢できるようになったが、ジャンボシューマイだけは買ってしまう。
なんでこんなに弱いのだろう? ジャンボシューマイの誘惑に抗うことのできない自分に、軽く自己嫌悪をおぼえてしまう。
その日は、残り最後、のジャンボシューマイだった。1つだけ。 当然のように、すっと、手を伸ばした。
そのとき、もう一つの手が。
目が合った。 一瞬、バトルの予感が。
次の瞬間、ついて出た言葉は、「どうぞどうぞ」 二人同時に。
結局、タッチの差で自分の方が早かったので、自分が買うことに。きわめて平和的な話し合いだった。
ジャンボシューマイが好きな人間には悪い奴はいない、と、少し自分を誇らしく思った瞬間だった。