みみこのneko的生活

スノーボードとねことともに・・・がんと向き合って生きる

初夏の読書日記

2012-07-22 22:06:56 | 本と雑誌

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①ぶっちゃんと本たち。

②「やんのか、ゴルァ」といった感じの裏番長みーみー。「みーたん、こわいニャ」と、にゃんちん、固まってしまいます。

③この2匹、いつも程良い距離を保って穏やかに過ごしているのですが、時々こんな緊迫した場面から鬼ごっこに変わっていく・・・ということもあります。1階から2階へだーっとみーみーが追いかけていって、1階へ戻ってきたら攻守交代していてにゃんちんが追いかけていたりしています。

忙しい毎日が続くと、就寝前の読書はマンガや雑誌に偏ってしまうのですが、久しぶりに重たいテーマの本を2冊読んだので、記録しておきます。

池谷孝司「死刑でいいです~孤立が生んだ二つの殺人」(共同通信社)17才の時に母親を殺害し、22才の時に大阪で姉妹を殺害した男は、「死刑でいい」と言い、25才で死刑が執行された。自分の仕事とも若干関わりのあるテーマが含まれており、さまざまな思いが過ぎりながら、重い気持ちで読みました。でも、重いけれど、読むのをやめることはできませんでした。発達しょうがい、医療、福祉、教育、行政、政治、家庭の問題、人と人との関わり、地域社会、マスコミ、死刑制度・・・さまざまなことを考えさせられます。人によりさまざまな感想を持つと思うけれど、亡くなった姉妹、母親はもちろんのこと、この少年のこともなんとか救うことはできなかったのか、自分の仕事の中でできることはなんだろうかと今も考えています。

ボンボヤージュ「新・旅ボン 北海道編」(主婦と生活社)ボンボヤさんの本を数年ぶりに買いました。やっぱりボンボヤさんの絵は好きです。それと、北海道以外の人の北海道に対する思いというか感想が見えるのも道産子としては面白いです。北海道にずっと住んでいると、その良さみたいのがよくわからなかったりするけど、こうやってみると「やっぱり北海道は(いろんな意味で)すごいんだな」って思ったりします。

宮子あずさ「看護婦が見つめた人間が死ぬということ」(講談社文庫)重たい題名だけれど、一気に読んでしまう本でした。人はどんな形で死を迎えるかはわからないもの。その死を前にして、自分はどういう人でいられるのかなあ・・・といろんな事例を読みながら考えました。でも、宮子さんも似たようなことを書かれていましたが、今できることは今をちゃんと生きること、それなんだろうなあ。そう思っています。


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