正月三が日のテレビ三昧の中で、一番うれしかったのは元日の夜、BSPの「蝉しぐれ」再放送。本放送ではたしか7回シリーズだったが、今回は後半の3回が放送された。藤沢周平ものでは一番好きなドラマで、原作も読んだし、テレビ版、映画版とも見た。
NHKの放送案内にはつぎのように紹介されている。
東北の小藩・海坂藩を舞台に、非業の死を遂げた父の無念を晴らすため、微禄の武家の青年・文四郎が、ふりかかる悲運と忍苦を克服し、雄々しく戦って父の仇を討つまでを、初恋の女性・ふくとのラブストーリーを主旋律に、力強く清冽に描く。
とあるように基本的には切ないラブストーリーであることが好きな最大の理由だ。
テレビ版、映画版とも脚本は熊本出身の黒土三男。映画版では監督も務めた。黒土さんは同じく藤沢周平の「用心棒日月抄」も映画化の構想があるらしい。実現が楽しみだ。
昨日の熊日新聞・文化面に藤沢周平没後25年に当たり、文芸評論家の湯川豊さんの「海坂藩に吹く風 藤沢周平を読む」が刊行されたことが紹介されていた。これもぜひ読んでみたい。
▼映画版「蝉しぐれ」のイメージソング 一青窈「かざぐるま」
NHKの放送案内にはつぎのように紹介されている。
東北の小藩・海坂藩を舞台に、非業の死を遂げた父の無念を晴らすため、微禄の武家の青年・文四郎が、ふりかかる悲運と忍苦を克服し、雄々しく戦って父の仇を討つまでを、初恋の女性・ふくとのラブストーリーを主旋律に、力強く清冽に描く。
とあるように基本的には切ないラブストーリーであることが好きな最大の理由だ。
テレビ版、映画版とも脚本は熊本出身の黒土三男。映画版では監督も務めた。黒土さんは同じく藤沢周平の「用心棒日月抄」も映画化の構想があるらしい。実現が楽しみだ。
昨日の熊日新聞・文化面に藤沢周平没後25年に当たり、文芸評論家の湯川豊さんの「海坂藩に吹く風 藤沢周平を読む」が刊行されたことが紹介されていた。これもぜひ読んでみたい。
▼映画版「蝉しぐれ」のイメージソング 一青窈「かざぐるま」