徒然なか話

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ブラタモリ×鶴瓶の家族に乾杯 新春スペシャル2022

2022-01-04 19:44:24 | テレビ
 毎年正月恒例の「ブラタモリ×鶴瓶の家族に乾杯 新春スペシャル」。今回は「知っているようで知らないNHKの裏側とは?」というお題のもと、タモリと笑福亭鶴瓶が、リハーサル中の「あさイチ」のスタジオやアナウンス室・ドラマの効果音を作る職人の部屋など、いつもは見ることが出来ないNHKの裏側を訪ねるという趣向。出るのは身内ばかりのお手軽な企画だった。後半は2人別れたが、ブラタモリの方は代々木台地のヘリに立つ放送センターの地形を探るという「ミニ・ブラタモリ」。鶴瓶はいま注目を集める“奥渋”エリア探訪で運命的な出会いが待っていた。
 番組の中でも触れていたが、11年程前に放送された「ブラタモリ渋谷編」のことを思い出した。僕にとっても学生時代の思い出の街。代々木体育館や千駄ヶ谷の神宮プールや東京体育館などでの練習や試合の帰り、渋谷駅まで歩いて帰る時など出来たばかりの放送センターには何度か見学に立ち寄った。
 11年前の「ブラタモリ渋谷編」では東京オリンピック1964の時に改修されたり、暗渠化された渋谷川の跡を辿っていたのを憶えている。昔はとてもきれいな川で、童謡「春の小川」はこの近くに住んでいた国文学者であり作詞家でもあった高野辰之が作詞したもの。現在の渋谷からは想像もできない。この高野辰之という人の作品は他にも「故郷」「朧月夜」「もみじ」「春がきた」など、日本人なら知らない人はいない名作がズラリとならぶ。今月20日、福岡県みやま市の大江天満神社で行われる「幸若舞(こうわかまい)」が今日まで残ったのも高野辰之の功績が大きいという。
 一方の鶴瓶。運命の出会いにはまたまた勘三郎がからんでいた。