徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

ブルーーーーース!!!

2009-06-06 12:28:22 | 音楽芸能
 僕は時々、無性にブルースが聴きたくなる。ブルースといっても本場アメリカのブルースのことではない。たまにはB.B.キングなども聴くことはあるが、どうしても油っこいからしょっちゅうというわけにはいかない。ここで言っているのは歌謡曲のブルースのことだ。その昔、淡谷のり子さんは「ブルースの女王」と呼ばれたが、僕は特に女性歌手のブルースが好きだ。つらく悲しい心情を歌うのだが、けっしてシャウトはしない。軽く歌い流しながら、溢れ出る叙情性がたまらない。中でも好きな3曲をピックアップしてみた。

大阪の女(いしだあゆみ)
紙ふうせん(あさみちゆき)
紅い花(ちあきなおみ)

オードリー・ヘプバーン ~許されざる者~

2009-06-04 13:56:21 | 映画
 NHK-BS2の「オードリー・ヘプバーン生誕80年特集」は、今夜、彼女の出演作品の中でも異色中の異色、唯一の西部劇「許されざる者」が放送される。僕にとってとても思い出深い作品の一つだ。公開されたのは1960年(昭和35年)、中学3年の時だった。製作中から話題になっていたので「スクリーン」誌などで逐一チェックしていた。オードリーが撮影中の落馬事故で大怪我をして製作続行が危ぶまれた時期もあった。待ちに待った公開が熊本の「新世界」館(今のパルコ)で始まると早速観に行った。映画評論家らの評判は散々なものだった。いわく、中途半端なアクション、中途半端なヒューマン・ドラマ、尻切れトンボ、オードリーの起用は間違い等々。何せまだ中学生だったから、そんなものかなぁと思った。たしかにその後、製作途中で監督のジョン・ヒューストンと主演のバート・ランカスターが主宰する制作会社ヘクトヒル・ランカスタープロが、コンセプトで衝突し、妥協の産物のような作品になってしまっただとか、そのジョン・ヒューストンが、自分の作品の中で最悪の一本と述懐したとかいう話が伝わってきた。その後、今日まで僕はこの映画をDVDなどで5、6回は観ているが、観るたびに、そんなに出来の悪い作品なのだろうかという疑問が段々強くなってくる。オードリーはチャーミングだし、名優たちの丁々発止のやりとりは作品の風格を感じさせる。同じアラン・ルメイ原作の「捜索者」(1956年、ジョン・フォード)がアメリカ映画オールタイム・ベスト100の12位(西部劇では1位)にランクされていることを考えると、いったいこの差はどこにあるのだろうと思わざるを得ない。


















「街道てくてく旅 ~山陽道~」(続き)

2009-06-03 17:03:38 | テレビ

 「街道てくてく旅 ~山陽道~」は、僕のなつかしい町「防府」の宮市宿に到着した。宮市とはその名のとおり、防府天満宮の宮前に栄えた街だ。山陽道の中でも屈指の要衝となった宿場であり、本陣となった兄部家がある。また、萩と防府を結ぶ「萩往還」と山陽道が交わる地点でもある。「萩往還」の終点、三田尻港までわずかの距離であり、参勤交代はこの港から瀬戸内の船旅となった地点だ。
 僕の長男は33年前、防府天満宮で七五三の宮参りをした。当時務めていた事業所が、毎年暮れに行なわれる防府天満宮の裸坊祭に初めて参加した時に、事務局としていろんな準備をしたり、酔っ払って神幸に参列した想い出が今でも鮮やかに甦る。



防府天満宮での長男の七五三宮参り(1976.11)

「街道てくてく旅」 現在、防府を通過中!

2009-06-01 15:24:00 | テレビ
 NHK-BSで放送中の「街道てくてく旅 ~山陽道~」は、5月11日に福岡県太宰府を出発してから3週間が経過し、山口県の小郡まで到達した。いよいよ今週は僕にとってなつかしい防府~徳山~新南陽を通過する。もっとも、現在では平成の大合併で、徳山や新南陽といった市名が消えているのがちょっとさびしいが。旅人の原田早穂さんはシンクロで鍛えた体力で快調に歩を進めているようだ。これから数日間は特に見逃せない。