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徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

藤の花房 色よく長く

2015-04-22 20:31:02 | 音楽芸能
 毎年この時期、藤の花を見、そしてその甘い香りを嗅ぐと同じネタが浮かんでしまい恐縮です。

色あひ深く花房長く咲きたる藤の松にかかりたる

 これは清少納言枕草子」の「めでたきもの」の冒頭の一節です。
 藤の長い花房が、まるで恋人のようにに寄り添う美しい景色を表現しています。




 歌舞伎舞踊「藤娘」の中の見どころの一つである「藤音頭」。艶やかな踊りを見せるのは実は藤の精。そして恋しい殿御に見立てたのは。少しお酒を呑まされて酔い、初々しい恋心を踊ります。
 藤の花たおやかな女性のイメージなのです。



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