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徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

映画「沈黙 ‐サイレンス‐ 」の公開

2016-12-23 21:33:52 | 映画
 マーチン・スコセッシ監督の映画「沈黙」(遠藤周作原作)が来月公開される。僕が、スコセッシ監督が「沈黙」の映画化に取り組むという記事を初めて目にしたのはたしか10年ほど前。さらにそれから3年ほど経った頃、いよいよクランクインが近い、キャスティングも始まったというニュースが流れた。ベニチオ・デル・トロやダニエル・デイ=ルイスらの名前が上がったりした。しかし、その後これと言った話は伝わらなくなっていたが、IMDb(Internet Movie Database)には2013年公開としてリストアップされたりもした。いろいろトラブルもあったらしいが、10年前に初めて知った時点で、スコセッシ監督は構想10年とか言っていたから、構想して実現するまでに20年以上かかったことになる。やっぱり映画というのは大事業だ。
 さて、映画を観る前にこの物語の時代背景を整理しておくと

1623年(元和9年)  徳川家光、江戸幕府第3代将軍就任
1624年(寛永元年)  スペイン船の来航禁止
1629年(寛永6年)  女舞・女歌舞伎の禁止
1637年(寛永14年)  島原の乱
1639年(寛永16年)  紅毛子女追放令により14歳のお春がバタビアに追放される

 そして、この「沈黙」の物語は島原の乱から数年後という設定である。

▼精霊船に蛍を乗せて異国のお春(じゃがたらお春)に届けたいと唄う「流れ灯」


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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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こんばんは (小父さん)
2016-12-23 23:59:29
これは興味ありですね。

遠藤周作にもスコセッシ監督にも親しみをもっています。

構想10年なんて聴けば余計に観たくなります。

このところ劇場に行ったことないので久々に出向いてみましょうかね。

ご紹介有難うございます。
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Re: 小父さん様 (FUSA)
2016-12-24 10:01:29
2018年の世界遺産登録を目指している「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」にとって、とてもタイムリーな映画だと思います。映画の出来はともかく、九州人としてはぜひ見ておきたいと思っています。
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明けましておめでとうございます (小父さん)
2017-01-05 21:22:00
こちらこそ遅ればせながらです。

本年もよろしくお願い致します。

どうも年末年始にブログのスイッチが入りませんでした。

このページに書き込みましたのは・・・

BS1スペシャル「巨匠スコセッシ“沈黙”に挑む~よみがえる遠藤周作の世界~」
      ↓
http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/2443/2552354/

この番組はご覧になりませんでしたか?

私は劇場でもテレビでも残虐なシーンは目を背けてしまうのですが、
この放送を観て、見たくないシーンと全体は是非観たいと思う感情が交錯しました。

21日から近くの劇場で公開になりますが、やはり観ておくべき作品だと思っています。
なにしろスコセッシ監督の相当な思い入れが入っているものなのですね。

番組の中ではアメリカの大学生の小説に対する真剣な討論まで展開されているようで驚いたものです。
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Re: 小父さん様 (FUSA)
2017-01-05 22:13:38
NHKの番組は私も見ました。
10年くらい前から期待していた映画なのに、いざまもなく公開となると、なぜかどうしても見たいという気が湧いてこないのです。
小説で抱いたイメージがこわれるのが嫌なのか、しょせん外国人の視点で描かれた映画と思ってしまうのか・・・
でもやはり、これは見ておかなくてはならないでしょうね)^o^(
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