
そのブログの最後の記事が静岡県の民謡「農兵節」についてでした。YouTubeの東海風流チャンネルvol.68にアップされている「農兵節」を聞きながら、民謡歌手としての心構えを述べておられるブログを読み直しました。水野さんの表現者としての姿勢や人となりがしみじみと伝わってきます。
あらためて民謡を通じて私たちに音楽の愉しみを届けていただいたことに心から感謝を申し上げます。
▼水野詩都子さんのブログ「詩暦(うたごよみ)」(2024.7.11)より
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今月の「東海風流チャンネル」は静岡県の「農兵節」ですm(__)m
実演家の私達は曲の成り立ちについてよく考えなくてはなりませんし、それに見合った表現が必要になることが必須ではあります。
ただ、成り立ちに囚われるあまり、自分の凝り固まった表現やカラーに縛られ、伸びやかな民の唄の魅力を伝えることを忘れてしまうことがあります。何事も頃合いが大切。お勉強ではなく、伝えていくことの楽しさと喜びを忘れずにいたいと思いますm(__)m
今回の「東海風流チャンネル」は静岡県の民謡「農兵節」をお届け致します。
一説に、幕末頃、横浜野毛山下で行われた軍事訓練の様子を唄った「野毛山節」の替歌で、明治になってから三島の花柳界で流行り、全国に宣伝した曲と言われています。
演奏開始は03分25秒頃からとなります。
東海風流チャンネルvol.68「農兵節」編
動画へのリンク:https://www.youtube.com/watch?v=tzOXBKiTh4I
からご覧頂けます。御覧頂けたら幸いです。
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しっかり聞きましたのは、水野詩都子さんの詩でこそです。
日露戦争にも行った母方の祖父は軍人で熊本にも居ましたが、三島にもいたようです。
祖父は、私が生まれる前に亡くなっていますが、祖母からは三島で体験した関東大震災の話をよく聞いたものです。
趣味人だったようで三島の花柳界でも遊んだかな?なんて想像しました(笑)
但し、母方、父方ともみんな下戸だったようですが。
有難うございました。
御祖父様も三島の花街に繰り出されたのかもしれませんね。
水野家といったら尾張三河の大豪族ですからその流れにある方かもしれませんね。