徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

海達公子の短歌

2012-02-28 20:58:42 | 文芸
 小学校時代、“天才少女詩人”と呼ばれた海達公子は、高等女学校に入る頃から、父への反発もあって童謡・自由詩の創作意欲をなくして行きます。その頃既に交流のあった若山牧水の妻、喜志子の影響を受け、短歌を志すようになります。若山喜志子の指導を受けながら作り始めた短歌のいくつかをご紹介します。
 最初の5首は女学校3年生の時に行った関西への修学旅行を詠んだものです。後の3首は彼女のはつ恋のせつない気持が込められています。いずれも乙女の瑞々しい感性が感じられます。



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