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徒然なか話

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漱石四番目の家と俳句

2025-05-18 22:06:36 | 文芸
 今朝の熊日新聞に、夏目漱石の熊本四番目の井川淵の家跡の記念碑が明午橋のたもとに完成し、昨日、記念式典が行われたという記事が載っていた。今度、藤崎宮にお参りに行く時にでも見に行ってみようと思いながら、午後、上熊本駅周辺に散歩に行った。駅前で信号待ちしていて目の前の車道と歩道との間に並んで立てられている石の車止めに何げなく視線をやると、漱石の俳句が彫られていることに気が付いた。ここは普段もよく通るのだが、車止めに注目したことはない。他の車止めにも漱石の句や小説の一部が彫られているようだ。目の前に漱石像が立つ三角公園があるので、その関連で車止めも立てられたのかもしれない。
 最初に目にとまった漱石の俳句が
  「颯と打つ夜網の音や春の川」
 なんと、明治31年、井川淵の家に居た頃に詠んだ句である。井川淵の家では鏡子夫人の入水事件があった。たしか白川で網を打っていた人に助けられたと聞いたが、この句はちょっと因縁めいている。NHKのドラマ「夏目漱石の妻」で尾野真千子扮する鏡子夫人と長谷川博己扮する漱石が手を紐で結んで寝ていたシーンを思い出した。




漱石の句を彫った車止め


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