徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

原発のリダンダンシー

2011-04-11 19:03:45 | 時事
 東北地方太平洋沖地震が発生してから1ヶ月。あっという間だったような気もするが、その後も発生し続ける大きな余震に、先の見えない福島原発の事故処理が重なって被災者の皆さんは気の休まることはなかったろう。あらためて心からお見舞を申し上げたい。
 原発事故については、想定を超えた大きな津波が原因であるかのように言われているが、当初から僕はそれについては疑問を抱いている。確かに未曾有の大地震と大津波には見舞われたが、原発が制御不能に陥ったのは、もともと安全設計が甘かったからではないだろうか。他の原発の信頼性にまで影響するから想定外の大津波のせいと言わざるを得ないのだろう。今朝の某ワイドショーでも「ホンマでっか!?TV」で人気の出た武田邦彦教授がそんなようなことを言っていた。僕は専門家でもなんでもないからよくわからないが、30年ほど前、システム工学を学んでいた頃よく聞いていた「リダンダンシー(冗長性)」の設計が甘かったのかなと思ったりした。武田教授によれば「今の原発はマグニチュード4でも危ないもんだ」という。僕は今回の原発事故と同じような問題は、今そこら中にあるような気がしてならない。今の時代は経済性がすべてに優先していると思うからだ。


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