徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

久留米そろばん踊り

2015-04-27 09:47:13 | 音楽芸能
 江戸時代後期、久留米城下で生まれた井上伝(当時13歳)は、色あせてまだらになった着物の模様にヒントを得、「久留米絣(かすり)」を考案した。その後、技術に改良が重ねられ、「久留米絣」は久留米藩内はもちろん、全国に広く知られるようになり、今日では久留米を代表する伝統工芸品となった。機織りは農村の子女の副業として筑後地方一円に広まり、機織りの音に合わせた作業唄「そろばん踊り」がお座敷などで広まって行った。現在では夏祭りなどで総踊りが行われている。
 久留米は僕にとって第二の故郷。住んでいた頃はこの曲を断片的にしか聞いたことがなかったが、今回初めてガッツリ聞いたので、歌詞の耳コピーに挑戦してみた。聞き違いはご容赦を。


〽わたしゃ久留米のはた織り娘よ
 化粧ほんのり 花ならつぼみよ

 わたしゃさいの
 久留米のひばた織りでございますもんの
 わたしがっさいひばたば織りよりますとさいの
 村の若い衆が来て
 遊ばんの遊ばんのち言いますもんの
 一緒に遊ぶたよかですばってん
 ひばたがいっちょん織れまっせんもんの
〽惚れちゃおれどもまだ気がつかんかね

〽わたしゃ評判 はた織り娘よ
 通う心は 一つに結ぶよ

 わたしゃさいの
 久留米のひばた織りでございますもんの
 わたしがっさいひばたば織りよりますとさいの
 村の若い衆が来て
 彼氏はおるか彼氏はおるかち聞きますもんの
 彼氏はおることはおりますばってん
 名前は人にゃ言えまっせんもんの
〽心許したお方は一人だよ

〽わたしゃ年頃 はた織り娘よ
 赤いたすきに 姐さんかぶりよ

 わたしゃさいの
 久留米のひばた織りでございますもんの
 わたしがっさいひばたば織りよりますとさいの
 村の若い衆が来て
 嫁に欲しか嫁に欲しかち言いますもんの
 嫁にゆくとはよかですばってん
 まだまだつぼみでおりたかですもんの
〽その場限りの浮気はご免だよ


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