徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

宴 華やかなりしあの頃

2022-04-11 17:09:57 | イベント
 今週(14日・16日)、熊本地震から6年となる。その1年前のちょうど今頃、熊本城本丸御殿では、4月4日から5月30日の毎週土曜日の夜、全9回にわたり「春の宴」が開催された。民謡、筝曲などの邦楽や、童謡、クラシック音楽等々、幅広いジャンルのパフォーマンスが繰り広げられたが、中でも9回のうち3回登場し、メインキャストとなったのが舞踊団花童だった。
 演目は主要なものだけでも

 ・熊本城稲荷神社音頭 ・潮来音頭/潮来甚句 ・鹿北茶山唄 ・なすとかぼちゃ ・銚子大漁節
 ・俚奏楽 民謡七福神 ・俚奏楽 雪の山中 ・久留米そろばん踊り ・キンキラキン ・ひえつき節
 ・たわらはごろごろ ・絵日傘 ・福連木子守歌/五木子守歌 ・小坪いかとり歌 ・手古舞木遣り
 ・くまもと音頭 etc.
 と多岐にわたり、会場となった大広間を華やかに盛り上げた。
 もし、熊本地震なかりせば、本丸御殿の「春の宴」は今も続いていたかもしれない。華やかなりしあの頃が懐かしく思い出されてならない。


終宴後、本丸御殿を出てライトアップされた天守閣を見上げると春の夜風が心地よかった。


この年、「春の宴」は6年目に入り、大広間の一体感が醸成されていた。


肥後のお殿様へ献上されていた鹿北茶の収穫風景を唄った「鹿北茶山唄」