僕が二度、合わせて10年ほど勤務したブリヂストン本社ビル(東京都中央区京橋1丁目)は現在、建替工事が進んでおり、来年1月、ブリヂストン美術館改めアーティゾン美術館としてオープンするという。本社機能は既に別のビルに移転しているので一抹の寂しさはあるが、新しい美術館が完成したら一度見に行ってみたいものだ。隣の戸田ビルと合わせて再開発が行われているらしく随分雰囲気も変わることだろう。
なお、この地は寛永元年(1624)に猿若(中村)勘三郎が猿若座の櫓をあげ、江戸歌舞伎の歴史が始まった中橋南地にあたる。現在、ここから中央通り(東海道)を500㍍ほど下ったところに「江戸歌舞伎発祥之地」の石碑が立っているが、立てられる場所がなかったため、やむなくそこに立てたらしい。
建替工事が進むブリヂストン美術館。手前が中央通り。左側が八重洲通り。
猿若勘三郎の図および歌舞伎座公演「猿若江戸の初櫓」における中村勘九郎(猿若)と中村七之助(阿国)
なお、この地は寛永元年(1624)に猿若(中村)勘三郎が猿若座の櫓をあげ、江戸歌舞伎の歴史が始まった中橋南地にあたる。現在、ここから中央通り(東海道)を500㍍ほど下ったところに「江戸歌舞伎発祥之地」の石碑が立っているが、立てられる場所がなかったため、やむなくそこに立てたらしい。
建替工事が進むブリヂストン美術館。手前が中央通り。左側が八重洲通り。
猿若勘三郎の図および歌舞伎座公演「猿若江戸の初櫓」における中村勘九郎(猿若)と中村七之助(阿国)