来年はいよいよ東京オリンピック2020がやってくるが、1964年の時は前年に東京国際スポーツ大会と称していわゆるプレオリンピックが多くの種目で行われた。わが水球も当時世界最強のハンガリーチームを招いて、東京都屋内プールで3試合が行われた。まだ高校生だったので試合会場へ行くことはできなかったが、テレビ中継が行われた。日本とハンガリーとの力の差は大きく、1試合目が9-1、2試合目が6-1と完敗したが、世界のレベルを体感し、戦い方を学習した日本は、なんと3戦目で4-3で勝つという大金星をあげた。しかし、カルパティやマルコビッチらのトッププレーヤーの凄さは前評判通りで、僕は翌年の東京オリンピックでその凄さをナマで見ることになる。
ハンガリーのシュートを防ぐ日本のゴールキーパー飯田
ハンガリーのドモトールと日本の清水のマッチアップ
ハンガリーのシュートを防ぐ日本のゴールキーパー飯田
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