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桜の名所「行幸坂(みゆきざか)」を期間限定で開放!

2017-03-17 21:15:27 | 熊本
 熊本城の中でも最も桜の名所として知られる「行幸坂」は、現在、熊本地震の影響で立入規制が続いていますが、花見のピークの時期だけ4日間限定で開放されることになりました。
 区間は「行幸坂」の入口から二の丸駐車場に曲がる約200㍍の区間で、開放される日時は次のとおり。

  3月25日・26日および4月1日・2日のいずれも午前8時半から午後6時まで


 行幸坂は、明治35年、熊本で陸軍大演習が行われた時、明治天皇の行幸にあたって、御料車が登れるようにと、なだらかな傾斜にした「行幸坂」と「行幸橋」が造られた。



 旧藩時代、登城する時は、坪井川に架かった下馬橋を渡り書物櫓(左側)と馬具櫓(右側)の間から枡形虎口を通って入る。備前堀下の勢だまりに出るとそこから急な南坂を登り、南大手門をくぐり、頬当御門から本丸に入った。
 明治35年、上の図の下馬橋が少し下流に架け替えられて行幸橋に、南坂をなだらかにして行幸坂が造られた。