徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

熊本城・北十八間櫓の石垣工事

2017-03-07 19:30:41 | 熊本
 今日は北十八間櫓の下まで歩いて行って、しばらく石垣工事を眺めた。まだ、石垣の積直しを始めたわけではなく、事前の調査をやっているようだ。崩壊拡大防止のために被せられたシートとネットの上から、二人の作業者が金属の棒をハンマーで叩いたりして何かを調べている。崩れ落ちた表面の石垣の下の裏込石が詰められている辺りだから、裏込の安定度合いでも調べているのだろうか。石垣の黒い部分と白い部分がハッキリと別れているが、白い部分は積直したわけではなく、崩壊後の数ヶ月、土石等に埋まっていたので色違いになったものと思われる。ただ、打込接の隙間を埋める間石は詰め直した部分もあるようだ。いつから本格的な改修が始まるのかわからないが、その復旧の工程はしっかりと見ておきたい。


石垣の色の違いがくっきり


急斜面での危険な作業


カバーの上から金属の棒を打ち込み、何かを調べている?