昭和57年に発行された「熊本のうた」という歌集を見ていたら、「坪井川」なんていう歌が掲載されていた。「火の国旅情」と同じく、作詞:中沢昭二、作曲:岩代浩一のコンビによる作品。熊本市の中心部を流れる坪井川は、僕にとっても幼い頃から最もなじみ深い川。
かつて、坪井川は船場町あたりでは「船場川」と呼ばれていた。徳冨蘆花が大正11年に、洗馬橋際の文林堂を訪れ、研屋旅館に宿泊した時に作ったといわれる「船場川」という歌があるが、この「坪井川」という歌があることは初めて知った。好事家には興味深いかも。

明治時代中頃の洗馬橋付近

かつて、坪井川は船場町あたりでは「船場川」と呼ばれていた。徳冨蘆花が大正11年に、洗馬橋際の文林堂を訪れ、研屋旅館に宿泊した時に作ったといわれる「船場川」という歌があるが、この「坪井川」という歌があることは初めて知った。好事家には興味深いかも。

明治時代中頃の洗馬橋付近

