栗田さんのお嬢さんが結婚された。僕は娘がいないので「花嫁の父」の心境がわからない。他人から聞いた話では、父親にとって娘の結婚というものは、息子の結婚と違って随分と複雑な心境になるものらしい。
日本映画では、よく小津安二郎監督が好んで取り上げたテーマで、いつも笠智衆さんが父親の微妙な心模様を演じた。
アメリカ映画でも、スペンサー・トレイシーが父親を演じた「花嫁の父(1950)」という名作がある。娘の結婚に向き合う父親と母親の違いが面白かった。ハリウッドがまだ光り輝いていた50年代初頭の珠玉のコメディである。もっとも、まだ20歳になる直前のエリザベス・テイラーが娘だから、誰しもメロメロになるのは当たり前なのだが。
それはさておき、栗田さんと娘さんご夫婦のお幸せを祈るばかりだ。
日本映画では、よく小津安二郎監督が好んで取り上げたテーマで、いつも笠智衆さんが父親の微妙な心模様を演じた。
アメリカ映画でも、スペンサー・トレイシーが父親を演じた「花嫁の父(1950)」という名作がある。娘の結婚に向き合う父親と母親の違いが面白かった。ハリウッドがまだ光り輝いていた50年代初頭の珠玉のコメディである。もっとも、まだ20歳になる直前のエリザベス・テイラーが娘だから、誰しもメロメロになるのは当たり前なのだが。
それはさておき、栗田さんと娘さんご夫婦のお幸せを祈るばかりだ。