2012年のロンドン・オリンピックの種目に7人制のラグビーが加わることが決定的となった。オリンピックへのラグビー復活は、ラグビー界やファンにとっては悲願であり、さぞや嬉しいことだろう。オリンピックの注目度は絶大だから、日本においてもラグビー人口が増えたりする効果はあるだろう。
しかしである。これは永い目で見た場合、日本にとって喜ばしいことなのだろうか。競技として見た場合、15人制よりも7人制の方が日本にとって不利であることは衆目の一致するところだ。それだけではない。7人制ラグビーがメジャーになった場合、こちらが主流になっていく可能性がある。チームスポーツの歴史を振り返ると、ハンドボールやバレーボールのように少人数化していく傾向がある。ラグビーにも同じことが起こらないとは言えない。わが水球ですら現行の7人制から6人制への変更が検討されているほどだ。
これはサッカーの世界でも同じだ。日本サッカー協会は、若年層の育成の一環として欧米で行われている8人制サッカーの導入を発表した。これだって将来、8人制サッカーが主流にはならないという保証はない。
いずれにせよ、チームスポーツの少人数化は日本にとって、世界の舞台が益々厳しいものになることは間違いないだろう。
しかしである。これは永い目で見た場合、日本にとって喜ばしいことなのだろうか。競技として見た場合、15人制よりも7人制の方が日本にとって不利であることは衆目の一致するところだ。それだけではない。7人制ラグビーがメジャーになった場合、こちらが主流になっていく可能性がある。チームスポーツの歴史を振り返ると、ハンドボールやバレーボールのように少人数化していく傾向がある。ラグビーにも同じことが起こらないとは言えない。わが水球ですら現行の7人制から6人制への変更が検討されているほどだ。
これはサッカーの世界でも同じだ。日本サッカー協会は、若年層の育成の一環として欧米で行われている8人制サッカーの導入を発表した。これだって将来、8人制サッカーが主流にはならないという保証はない。
いずれにせよ、チームスポーツの少人数化は日本にとって、世界の舞台が益々厳しいものになることは間違いないだろう。