のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

パフォーマンス

2020年07月16日 | 日記・エッセイ・コラム

 GoToキャンペーンからお江戸を除外?文字面だけ見ていると後藤さんいじめ?

 東京からの観光客の比率が高いこのあたりの観光地も打撃は多いと思いますが、温泉地もひなびちゃいましてねぇ、温泉街なんか真っ暗で情緒も何もあったもんじゃないってのが現状なので、夜の街目当てなら都心の方がよろしいかと。

 そもそも、もっと国内の旅行者大切にしていたらこんな騒ぎ起きなかったかもしれない。インバウンドとやらの外国人旅行者目当てで入国規制が遅れた。それがすべての始まりじゃないの?

 1月の段階で即座に入国規制をと議論が出ていたのに、福山なんて議員は観光地にダメージが出るからと反対していましたが、結果、もっと大きなダメージが出てしまった。

 そもそも「インバウンド」なんてカタカナ言葉にするあたりで無責任が漂っていましたが、「GoTo」なんかローマ字ですからね。はなからまともに向き合う姿勢がない。

 良い観光地のは良い観光客が集まる。その基本に立ち返る潮目じゃなかろうか?

 良い観光客に来てもらうために名胡桃城跡の藪を刈り払う仕事。

 北条が治めていた沼田を監視する重要なポイントが藪になって向こうが見えないのでは意味がないので城跡のメンテナンスですが、ほとんど崖の上に立っている城跡なので足場が悪くて大変でした。忍者よりこんな場所でも作業できる我々のほうが技術持ってるのでは?

 北条がだまし討ちをしてこの城に攻め込んだことから秀吉の小田原攻めの口実となって後北条が滅亡。鎌倉時代の完全終結を迎える重要ポイントなのですが、地元の人さえそんなこと気にしていない。

 城の下を流れる利根川の対岸にはコロナ陽性者が出ましたが、川のこちら側には来る気配がない。寂れるっていいもんだねぇ。

 朝のお天気奉行発表では一日降りそうになる曇り空で、夕方までは持つだろうというお告げで、それなら涼しくてよかろうと思っていたらおてんとうさまのだまし討ちで青空が出てきて蒸し暑い一日になりました。4時過ぎには雨になったんだけど。

 平日なのに天気に恵まれたから結構観光客が多いんですね。昼休みに木陰で昼寝をと思っていたけど、泥だらけの小汚い姿で寝っ転がるなんてとてもそんな気配ではない。

 六文銭のマークが入ったジャケットとヘルメットでも用意してくれれば、真田の家臣の方々がお手入れをしているのだと、これも面白い観光パフォーマンスだと思うのだけど、崖の上では火縄銃の筒先に熊手をつけて、足軽兵スタイルのおばちゃんたちが草をかき集めている。パフォーマンスならこのくらいやらないと。

 教育委員会は予算がないし、観光協会かな?今度掛け合ってみよう。

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リア充

2020年07月15日 | 日記・エッセイ・コラム

 日銀の黒田総裁が、日本経済は底をうったと発表したそうです。つまりこれ以上悪くなりようがないという意味で上る一方と言うことなんでしょうが、バブル崩壊から全然上がっている実感がない。

 コロナ自粛に関わりなく、こちらでは年々商店が店を閉めてます。理由は高齢化の後継者不足なのですが。かつては村で一番の商店街だった私の住む地区も店舗売りしている店はゼロです。最近は自動販売機もなくなっちゃった。

 活気があるのはクマやイノシシだけで、人間様は物静かになっちまいましたね。

 昨年閉店して解体することになった店から「長年お世話になったから」ともらった段ボール箱。ズシリと重かったのですが、中から石焼ビビンバの器が出てきました。淋しさ通り越して心が冷た~くなってきた。

 でも、石焼ビビンバ、決して嫌いなわけじゃない。

 あの器がどうにも好きになれないだけのだ!重たいし、焼けていると熱くて持てないし、だいたい、肉や野菜をはさみできるという文化も好きではないが、焼けた石焼ビビンバの器をヤットコで挟んで持ってくるその感性が引いてしまう。

 お茶をたてるには重すぎるし、お花を生けるには武骨すぎる。

 でも、久々に食べてみたい気はする。

 ふとひらめいた無用の長物があった。登山用品店の福袋に入ってきたホッターサンドを焼くプレート。山の中にもっていくのも面倒だし、あんなところでサンドウィッチ焼く暇があったら、さっさと食ってしまったほうが早い。一度どら焼き焼いてみたけど見事に失敗した。厄介者の道具に厄介者の国の料理。案外相性がいいかもしれない。

 お焦げつけるならあのプレートのほうがいいんじゃなかろうか?と、昨日の残り物の冷や飯にもやしなどの野菜とコチュジャンぶっこんでかき混ぜて、卵は入れないことにして、ホットサンドのプレートにごま油を塗ってガスコンロで焼いてみました。

 うまく成功すれば次は焼きおにぎりにつかえるかも?

 偉大なる社会実験は共産主義だった!

 つまり失敗したと言えよう。下味が悪かったのか?ただのお焦げご飯に近いものになってしまったし、薄くておむすびにもならなかった。これならあの武骨な石の器のほうがよかった。

 馬鹿なことやっちまったなぁと反省しつつも、一人もんでよかった!とリアル充実感。

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おい老い

2020年07月14日 | 日記・エッセイ・コラム

 午前中が雨でしたが、午後にはやんでしまいました。強烈な雨雲はまだ西日本をうろついているみたいですね。

 梅雨よりも秋雨のほうが降水量は多いものですが、今年に限ってはそうならないのでは?と言うより、この時期これだけ降ったんだから秋はおとなしくしていろよと言う願いが半分以上。

 ニーハオ偽装漁船が出没する東シナ海の海水温が高いみたいで、上昇した水蒸気が今回の雨雲となるのだとか。

 長いこと忘れ去られていたプロ野球。オリックスがいつの間にかバッファローズになっていた。バッファローズって近鉄だったよね。オリックスって近鉄だったんだっけ?

 パリーグの野球チーム買収が続いた時代を振り返って、喧々諤々議論となりましたが、関西方面の球団のことだからチームとスポンサーと球場がよくわからない。更に野球やったことがない人たちだから日頃から興味がない。プロ野球が始まっていたことさえ知らなかった。大阪って実質プロ野球の球場があるようなないような。

 戦力が均等化して、どこのチームが優勝してもおかしくなくなってきてからだんだん興味が薄れてしまって、サッカーブームもあったんでしょうが、そのサッカーだって国際試合しか興味がなくなっている。野球もサッカーも現役の選手の名前と顔が浮かばない。

 まだ認知症になってはいないと思うのだけど。

 認知症と言えば、近隣地区の70代のオヤジさんがどうやらおかしいという噂が流れていましたが、今日の午後、雨が止んだ道路の真ん中をふらふら歩いている姿を目撃しました。その先が増水した川だったので、放っておくのも危ない。何とか言いくるめて家まで送り届けたのですが、もはや別世界に意識が行っちゃっている人なので、話を合わせながら家まで付き添いました。

 その昔はフォーリーブスのおりもまさおさんに似ているから「田舎のマー坊」なんて呼ばれていたスレンダーな青年でしたが、今やしわだらけの田舎のヨレヨレじいさんです。しかもボケっちまった。絶妙に淋しいですね。

 その地区の民生委員さんに相談に行ったら、施設のことも考えて対応するしかあるまいという話になりました。

 この冬あたりからおかしくなっていたそうで、隣町に住むお姉さんが運転は危険だからと、車を持って行ったようですが、週に何度か来て身の回りの世話などをしているようです。

 我が家の近所にも雷が鳴ると「空襲だ!」とスイッチが入ってしまうおじいさんがいましたが、雷が鳴ると外に避難するんですね。林の中に防空壕と称する穴を掘ってみたり、体が丈夫だったので近所が大変でした。

 やがて自分がそうならないとは限らないので、手を貸せるときは手を貸していますが、「老い」が年々どころか日に日に身近になっているような怖さを感じます。

 できるだけ人さまに手間をかけない終焉を迎えねば。

 老いのことはおいおい考えよう。

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エンタメクラスター

2020年07月13日 | 日記・エッセイ・コラム

 新宿観劇クラスター。群馬でも2名感染者が出た模様で、その劇を見に行ってた女性みたいです。舞台を見に行った人たち約850名が濃厚接触者に認定されたみたいで、どんな舞台が行われていたんでしょうね・・・と、ついついストリップが思い浮かんでしまう。新宿ですから。

 そういえば、群馬県の感染者第一号の保母さんは、大阪のライブを見に行ってお持ち帰りしたと言われています。

 エンタメクラスター。そんなに混雑する舞台など見に行ったことがないのでどの程度の密集になるのかはわかりませんが、落語の寄席なら安全かな?客も少ないしよく眠れます。

 春先と違って死者が少ないのは幸いですが、感染者の年齢層が若くなっているみたいですね。

 「何分にも、初めてなもんで。」は阪神淡路大震災の時の村山首相の言葉ですが、水害慣れしているのか?今回の九州方面の水害に対する対策や緊急予算についての政府の動きは速いですね。こんな事で手慣れてくるのもありがたくもあり、ありがたくもなしと言ったところでしょうが、パフォーマンスだけで何もしない政治家が多い中、うまくやっているんじゃないだろうか?

 広島方面にまで大雨の影響が出ているみたいですね。日本国内があちこち水害にあっているさなか、ニーハオも長江氾濫で大変になっているようですが、もし二階さんが総理だったらどっちが優先になるんでしょうね?

 不吉の前兆?長年愛用していたキティーちゃんのお皿が割れてしまいました。20年以上使い続けてきたのに。洗って、洗剤をすすいだ時に水道の蛇口にちょこっと当たったら半分に割れてしまいました。

 同じくらいの手ごろな大きさ。ミスドのポイントをためてもらったお皿を引っ張り出してきて使うことにしましたが、カレー皿。なんでミスドでカレーなんだ?

 ミスドもこの春ごろにこの地域から撤退したみたいで、店舗は空き家になっています。とはいえ、遠路はるばる行くことのないでしょうからドーナツも遠くなるか。

 ドーナツと言えば、ドーナツの食べ過ぎで早死にしたと言われるエルヴィス・プレスリーの孫が銃で自殺したようですね。

 なんか、このところUSAの芸能関係者の自殺記事がネットニュースで目につきますが、そのほとんどが知らない人たちばかりなのでエンターテイメントと距離感を感じてしまいます。もっと距離を取ったほうがよさそうな気もしますが。

 スティーブ・ジョブスの禅の師匠だった鈴木俊隆老師。かれこれ50年も前に亡くなっているのですが、2014年に「Zen is righit here」と言う本が出て、英文の対訳付きで英語の勉強にもなりそうと買って読んでました。

 村のお寺の奥様がこの俊隆老師のお孫さんで、そんな話をしたら「禅マインド ビギナーズ・マインド」と言う本をいただきました。スティーブジョブスが亡くなって注目されたこともあって、現在流通しているのは帯にスティーブジョブスの写真とメッセージが入っているらしいのですが、この本はなぜか佐野元春がコメント寄せている初版本。2010年の発行ですから、ジョブスが亡くなる1年前ですね。

 スティーブジョブスと言う人物も奇妙な人物で、アップルコンピューターを作ったパソコンの創始者の一人と言う以外の側面が注目されるポイントなんでしょうね。

 シリア系の米国人で、若かりし頃はヒッピーなどもやっていたようで、だいたいこういう連中はそのまま底辺で終わってしまうのですが、そこからコンピューターつくりを初めて事業成功者となるけど、そういう人もままいるかもしれない。

 孫さんなんかのIT事業成功者との違いは?と考えると「精神性」と言うのか「アート」がジョブスには感じられます。成り上がりとの違いはここかな?

 なるほど、世の成功者が茶華道や書をたしなんだりするのも、もう一段上を目指しているからなのかな?

 安倍総理も達筆ですしね。

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劇場型感染

2020年07月12日 | 日記・エッセイ・コラム

 お江戸では相変わらず感染者が増えているようですが、幸いなことに死者は出ていないので落ち着いて様子を見ていられます。 

 日曜で、少々雨はあったものの一日何とか天気も良かったので、お江戸方面のナンバーを付けた自動車がこちらにも多数来てました。コロナはばらまかなくていいからお金はばらまいて行ってね!それなら大歓迎!

 映画評論家の有村崑さんが感染したらしいですね。新宿に舞台を見に行って感染したんじゃなかろうかと言う話ですが、舞台感染っていうんですかね?

 新宿→舞台→コロナ→夜の街。まさか!タンバリン持って夜の舞台芸術を見に行っていたのでは?新宿TSミュージック劇場は2年位前に閉館したと聞いてますし、DX歌舞伎町もこのコロナ騒動の渦中に閉めたと聞いてます。唯一残るのはニューアートか?と、都市工学的観点から街並みなどを思い出しつつ、大学のラウンジにあった「学生割引券」手に、学術的見地から観劇にっていた昭和の時代などを思い出しています。当時はタンバリンもリボンもなかった。

 奥様もお子様も肩身の狭い思いをされているだろうと懸念していますが、コマ劇場なき今の新宿の劇場と言うとストリップしか思い浮かばないもんで。実際は着ているものを脱がない舞台のプロデューサーで演劇観に行って感染したみたいですが、どうも誰かの影響が大きくて違う想像をしてしまう。

 有村さんのお母様の紫倉麻里子さんの「私の幸福はどこへ」は、幼少の頃よく村の有線電話から流れていて、チキンラーメンのコマーシャルソングも歌っていたと記憶しています。

 奥様の丸岡いずみさんは「仕事休んでうつ地獄に行ってきた」「休むことも生きること」などエッセイを出していて、サイン入りの本を持ってます。結構面白いエッセイなのでおすすめです。

 それだけに、妙に身近で「まさか!」が先走ってしまいましたが、大したことなく復帰すると決め込んでいます。

 今日の茶屋にはセニアカー軍団が集まってましたが、茶屋でじい様たちが話し込んでいる間にセニアカー借りて乗り回してきました。なるほど、サスペンションも付いていて結構気楽に乗り回せてそこそこ早いので楽です。行った先で充電できるように電源コードも積んでいるのだとか、って、それって電気泥棒?

 タイヤ四本新品に買い替えたというので、いくらくらいしたのか聞いたら4万5千円だとか。軽トラのタイヤなら2台分買えます。

 先々週、顔を合わせたじい様たちが、給付金の申請の仕方が分からないというので、申請書作りを手伝いましたが、この金曜に全員無事に振り込まれたようで一安心です。

 昼過ぎ、たまたま柔道やってた人が集まったのですが、皆心臓にペースメーカーが入っている。昔は段位を競っていましたが今はステントが何本入っているかを競っている。講道館もステントの数で段位をあげるように変わらねば。

 柔道の職業病なのか?心臓疾患が多いスポーツですね。講道館の館長はコロナで死んだみたいですが、心臓病で死ぬ人が圧倒的に多い世界じゃなかろうか?

 国体入賞者のおじさんが一番優秀で46歳でペースメーカーの厄介になったそうです。今年は電池を交換する年なんだとか。やはり、過激にやっていた人ほど低い年齢で心臓が壊れてますね。

 私の手足の冷えは「白蝋病じゃなくて心臓だぞ。」と期待されているようですが、「手術すると体が温かくなるぞ!だから早くこっちに来い。」とお招きいただいてます。

 夕方、お蚕様の様子を見に行ったら、ほぼズーになって糸を吹いてサナギになった中、相変わらず糸を吹かない蚕が桑を食べ続けていました。こうした蚕の末路はサナギになることなくそのまま息絶えてしまうのですが、まれに忘れたころに繭になるやつもいるので、もう1-2日様子見です。

 明日は山仕事。晴れれば猛暑、降ればびしょぬれなので、曇り空のまま持ちこたえてくれればと期待していますが、来週いっぱい持ちこたえれば梅雨明けの声が聞こえてくるのかな?

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読書中なもんで

2020年07月11日 | 日記・エッセイ・コラム

 漫画家なのか?俳優なのか?よくわからない?蛭子能収さんが認知症なんだとか。天然ボケの人だから発見したというのか、宣告したというのか、医者も良く見つけられたものだと感心します。

 土日はお茶屋が開かれる日なので、顔を出してご近所の年寄りたちの近況を聞きました。地区で認知症騒ぎがあったのは2年前ですが、クルマの運転をやめさせたり、施設に入れるよう嘆願したり、高齢化の限界集落の現実を垣間見ました。あの年は、民生委員が病気で入院して、急遽代役の民生委員を引き受けてもらえる人を探したり、大ごとだった年でした。

 昨年の台風で全戸非難を経験しましたが、あの時は事前に予想して避難警報発令前に各戸に連絡ができて、発令後40分で避難完了できたのですが、毎度そううまくいくとは限らないので、連絡網だけは常に確認しておかなければなりません。

 そんな中、ついに「鬼滅の刃」20巻が私の順番になりました。

 私の2歳先輩のミオちゃんの遺品で、今、ナースさんとしてお江戸方面の感染者病棟に従軍しているのですが、出征するときに蔵書を持って行ってしまったために身を案じていました。コミック本の。

 なんか、また新しいマンガ本を見つけたらしく、先月末に「鬼滅の刃」だけ宅急便でこちらに送られてきたので順番待ち状態でしたが、ミオちゃんはどうなってるか知らないけれど、コミック本は無事全部そろっています。

 次が待っているのでこの土日で全部読破せねばならず、多忙な夜になりそうです。

 私の前に「鬼滅の刃」を読んでいた先輩の家では奥さんがこの漫画にはまってしまい、給付金でアニメ版のDVD買い込んだそうで、そのうち借りてきて見ようと思っています。

  コミック本借りに行った家にあった観葉植物。コーヒーの木だそうで、ホームセンターで売ってたらしいのですが、うまく育てると実もなるのだそうです。

 それにしても、コーヒーを栽培している国って政情が怪しい国が多いね。エチオピアやブラジルやコロンビアやインドネシアなど古くから栽培している国もありますが、近年中南米やアフリカなどの新興国が栽培で名を挙げてきています。

 今飲んでいるのがウガンダ。まだ口を開けてないけどラオス。

 皆それぞれに怪しい国だ。

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厚顔無恥でGO!

2020年07月10日 | 日記・エッセイ・コラム

 湿度のせいなのか?気圧のせいなのか?膝と腰がきしむように痛い。

 日本列島に引っかかっている梅雨前線は上に行ったりしたに行ったりで九州を往来しているようですが、九州と言っても吸収しきれない量の雨を降らせています。 

 台風でも発生してくれれば梅雨前線を蹴散らしてくれるのですが、これはこれでまた厄介。それなら北西からの風をと期待すれば、だいたいあの方面からやってくるものにありがたいものはない。

 難儀な場所に日本列島が存在しているんですね。

 南ニダの首都ソウル市長が行方不明になったかと思えば、自殺していたなんて事件が起きていますが、その理由がセクハラで追及されそうになっているからだとか。その程度で自殺するほど恥や分別がある民族性とは到底思えないので、おそらく殺されたか何かでしょう。

 2年前の今頃、セクハラで私の町をがたがたにした前町長のエロガッパ前田君なんか平気で生きてますよ。前町長に抱きつかれてキスされた観光協会のおねえちゃんなんか、私の近所に嫁に来てます。

 ソウル市長と比べて前田君のこの図太さ、恥知らずの根性。以前、町議会議員を途中で辞任して茨城で維新から国政に出て落ちてますが、最近お江戸あたりに出没しているようなので、また何かパフォーマンスの場を見つけているのかな?ゴミもここまでのさばれば逆にほめてやりたくもなる。

 2年前を思えば今回のコロナ自粛なんざぁ対したもんじゃない。と、町民には免疫ができていた。

 新規ニーハオコロナ感染者が350人を超える猛威になっているようですが、お江戸だけで250人を超えたようです。2週間程度の潜伏期間を考えると選挙パンデミックのような気もしますが、夜の街で選挙活動してたのかな?今日は茨城や栃木の北関東にも1名ずつ感染者が出た模様で、群馬だけが取り残されました。

 ニーハオコロナ死者に目を向けると九州、中国地方、四国、東北って異様に少ないですね。あれだけ夜のクラブ活動クラスターが起きている鹿児島など死者ゼロです。仁義なき戦いの広島など3名。100万都市の仙台を抱える宮城県だって1名。

 第十代崇神天皇を初代とする説によると、都に大陸由来の疫病が蔓延した時に薩摩や日向の隼人族に感染者が少なかったことから、この地の祈祷が上手な少年を連れてきて皇室に疫病に耐性を持った血を入れて、この少年を初代神武天皇に仕立て上げたという話になっています。

 確かに隼人族地帯は死者が少ないし、出雲族のあたりも死者が出ていない。原日本人度数が疫病耐性の秘密だったりして。と考えると私は半分兵庫県人の血が入っているので弱いかも?

 牛だったらいい肉牛になるんだけどね。

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蚕あげ

2020年07月09日 | 日記・エッセイ・コラム

 いよいよ蚕上げ本番に入ってきました。

 早朝から蚕室に行って、糸を吹き始めた蚕を見つけて回転まぶしに移す。

 回転まぶしマンションも店子が埋まって空室率が低くなりました。

 しっかりとマスの中に納まって糸を吹きだしてくれれば良いのですが、あっちこっちで歩いて全然収まる場所が決まらない不良蚕が多いのも厄介です。

 見つけると補導してきてますの中に収めるのですがいつのまにか脱走してとんでもないところに歩く。

 中には同じ枠の中に二匹がルームシェアして繭を作ってしまう例もあります。

 田舎から出てきた18歳の少女が親友とルームシェアは都会でよくある光景ですが、そのうちカレシができてくるといとも簡単に瓦解する女の友情。

 そんな青春群像を思い浮かべながら、ま、これもありか。

 体育会系の中でもたちが悪いのは山岳部とかワンダーフォーゲル部で、家で寝るより外で寝るほうを好む野外生活愛好家。

 こういうタイプの蚕もおりまして、どうやって抜け出して上ったのか?と言っても細い紐で回転まぶしを釣りしているだけなので、その紐を伝って上ったのでしょうが、とんでもない場所に繭を作っている奴もいる。

 やっぱ山岳部系でしょうね。

 さらに悪いのはヒマラヤやヨーロッパアルプスなどに行く山岳部員でしょうね。元々登山なんて非生産的な行為に他ならないのですが、もはやこうなってくると社会的にもアウトロー。身の回りに結構いるんですよ。って、自分もその末席なんですが、まだすごくまもな方だと思ってます。

 蚕にもこうした連中がいるんですね。天井に繭作っている。

 ニーハオコロナ、感染者が300人超えたみたいですね。兵庫県知事が東京は諸悪の根源と発言したみたいですが、小池さんって兵庫県出身じゃなかったっけ?

 山本太郎は大阪だったかな?宇都宮って?餃子?東京出身者が出てこない都知事選。つまり、東京が「諸悪の根源」なら地方の「悪」がお江戸を席巻しているってことになってしまうのかな?

 東京に三代住んだらバカになると言ったのは大平正芳総理だが、物流も人材も消費地なんですから。パフォーマンスで何とでもなるんでしょうけど。

 兵庫県知事だってこの冬は小池さん並みにバカっぷり発揮してましたが、まだニーハオとつながっているのかな?

 諸悪の根源はニーハオだと思うけど。

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今日は餃子で

2020年07月08日 | 日記・エッセイ・コラム

 岐阜や長野にも線状降水帯の水害が出た模様です。

 1999年の9月に岐阜県で長良川の堤防が決壊する大雨がありました。9月15日だったかな。その前の日に会議があってお江戸に行ってたのですが、大阪から来ている人が、大雨になりそうだから交通機関がストップする前に帰る。と、予定を切り上げて早めに帰りました。無事帰国できたようでよかったです。

 名古屋方面にまで及んだあの時の水害では、水没した自動車を買いにロシア人バイヤーがうごめいてました。

 今回は台風ではなく梅雨前線がもたらした雨と言うのが特徴ですが、風が少ない分雲の動きが遅いので雨雲が居座る。

 この冬、武漢コロナを蔓延させた疫病神様の仕事に遠慮していた雷様が、自粛解除で冬のボーナス査定のために動き出したんですね。ナマズ様もいつ働きだすかわからない。この夏は荒れるか?

 習ちゃんと言う疫病神支配下に置かれているニーハオ国。国賓来日御取りやめをめぐって与党では紛糾しているようですが、手下の小鬼が一階と三階の間で噴煙はいているみたいです。

 なんか、ネットで宇都宮餃子が炎上してるんだって?枝野が選挙期間中に宇都宮餃子持ち上げて宇都宮と言う候補者を応援したのが選挙違反かどうか?って。湖池屋のポテトチップスや山本山の海苔など対抗策はあったんでしょうが、浜松はウナギしか知らなかったという枝野が「国政」っていかがなものか?おでんの陰に隠れているが静岡市だって餃子は秘めたるパワーを持っている。川崎の味噌餃子だって快く思ていないだろう。立憲民主党の支持基盤地域が揺らぐ、と言ってももはや瓦解寸前だけど。

 東北自動車道の宇都宮のSAで宇都宮餃子注文するんだけど、焼くのに時間がかかるので行列になる。こうした問題を解決する代案を持って「宇都宮餃子」と宣伝するのが地元への責任じゃなかろうか?

 例えば、佐野SAで佐野ラーメン食べて、出発するときに注文しておけば、餃子が焼ける頃に宇都宮SAに到着して、ラーメンの感動冷めやらぬうちに餃子も味わえる。デザートには矢板でも黒磯でも那須でもいいからあっさりトリガラ系の醤油ラーメンでデザート。そんで、さっさとお江戸に帰る。帰りにまた佐野ラーメンでティータイムってのもいいんじゃないの?都賀のニララーメンも捨てがたい。宇都宮餃子をベースに栃木県ラーメン囲い込みができる。統一したことが嫌いな群馬も何かしら手を打つべきだろう。ラーメン大国福島県や新潟県の手前で阻止できる。

 そのためには民主党時代になくなってしまった休日高速料金1000円復活ですね。このままでは北関東が東北や越後への通過点になってしまう。都会から運ばれてくるのがコロナウィルスだけになってしまうぞ。あ、枝野は埼玉選出か。

 地理的には宇都宮が近いせいか、こちらも餃子と言えば白菜だったのですが、近年キャベツ勢力が台頭してきて、精力的にはキャベツ優勢ですね。市販の餃子の皮は薄いので宇都宮餃子向きですが、破れやすいのでパリッと焼くには技がいる。

 そんな技術に関係なく、簡単に焼ける冷凍肉餃子。このところのコロナ騒動のおかげでテイクアウトできる店が増えたので、おおぎやラーメンの3人前450円(税別)。今日はこれですね。

 ラーメン同様、すっかり日本料理に帰化してしまった焼き餃子。

 ニーハオ本国に行くと皮の厚い蒸し餃子でニンニクは入っていない。まれに段ボールも入ってるんだって?これを黒酢に砂糖入れて食べるのですが、私は酢が苦手なのでどうにもなじめない。ラー油と醤油だけで食べてます。

 ラーメンと餃子による民族性の探求。なかなか深い迷宮だ。

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お好み焼き

2020年07月07日 | 日記・エッセイ・コラム

 九州方面。やはり筑後川も暴れているようですね。その雲が東へと移動しているからまだ警戒は怠れません。

 ダムには「利水」と「治水」の役割が担えますが、今回水害が起きたあたりは夏の干ばつで水不足にもなる土地なので、やはり何かしらの人工的な対策は必要なのではなかろうか?

 利根川水源地のこの界隈は冬が異常な雪不足で夏の渇水が懸念されていましたが、そこそこ雨が降っていたこともあって今のところその心配もありません。が、雪が解けて時間をかけて岩にしみ込んだ水と、雨で土と岩盤の間を流れてきた水では持ち方が違います。

 冬の雪が少なかったのでなこの夏は雨が降るだろうなとは予測していましたが、普通梅雨時はじめじめとした小雨が続いても、大きな雨は梅雨明け近くにならないと降らないものです。今年は梅雨明けも早いのかな?とはいえ、あと20日もすれば例年の梅雨明けですが。

 雨の中、畑に行って桑の葉を切って、蚕様の世話をする一日でしたが、不揃いなカイコたちは早熟な奴が繭を作り始めました。

 失敗作と言われたカラー繭。こんなのにしないでまともな糸を吹く蚕にすればよいのですが、研究の材料なんだとか。

 色も一定じゃないし何より繭玉も小さい。道楽の一環ならまだしも、産業用としてはいかがなものか?と、憤懣を感じながら育ててますが、それでも生き物を飼うのは楽しい。

 左が一晩でできた繭玉。まだこれから内側が厚くなります。右は糸を吹き始めて繭玉つくりに入った蚕。数時間で球になります。

 雨が続いて湿気るので、薄力粉にカビが生えないうちに使い切ってしまおうと思ってましたが、スーパーに行ったらタコの足が半額で出ていたので、タコ焼きとお好み焼きを作ることにしました。

 これだけ粉もんばかりだと大阪気分でんねん。

 ビールもどきの淡麗飲みながらホットプレートでお好み焼きを焼きなららスティックででたこ焼きをひっくり返す。

 大阪ならともかく北関東の山奥でこんなことしていると微妙な違和感を覚えます。

 幸せなのか?わからない一人飯。

 今度は串カツでも作ってみようかな?一人飯でもソースの二度付けは禁止にして。

 映画音楽作家のエンニオ・モリコーネが亡くなったんですね。

 昨年はミシェル・ルグラン、一昨年はフランシス・レイと、映画音楽の巨匠が次々鬼籍に入ってしまいました。同年代にはUSAのジョン・ウィリアムズがいますが、まだご健在のようです。

 映画音楽の作曲家と言う職業を初めて知ったのは昭和47-8年ごろラジオで映画「ひまわり」のテーマソングが流れていて、ヘンリー・マンシーニと言う作曲家が作ったもので、演奏しているのは誰なのかはわからない。

 後に映画を見るようになると、シーンと音楽が絶妙に絡み合うんですね。マンシーニの「ひまわり」も、ルグランの「シェルブールの雨傘」も、アルフレッド・ニューマンの「慕情」も心境や状況が変わるときに同じメロディーのキーが半音から一音高くなって転調することで映像を盛り上げる。

 お~こういう手法もあったのか!と感心しました。

 映像と情景が重なる名画名曲。最近、映画見ないこともあってあんまり意識していないな。

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みたらし

2020年07月06日 | 日記・エッセイ・コラム

 ネットニュースの見出しに「豪雨」とあるとオーストラリア?と勘違いしてしまう。文字で見ると「大雨」のほうが実感がわく気もする。

 九州方面の大雨はまた勢力を増したようで、福岡、佐賀、長崎で130万人が避難している状態だそうです。長崎県の全人口が130万くらいじゃなかったかな?

 この三県に関わるのは有明の海ですが、ムツゴロウは非難できるのだろうか?

 防災で勉強した昭和32年の諫早水害の話では、台風ではなく梅雨前線の今でいうところの線状降水帯がもたらした局地的な雨だったそうです。橋に引っかかった倒木などが川をふさいで被害を拡大させたと聞いていますが、この水害を機に防災の側面からも諫早湾干拓事業が起こったわけですが、いつの間にか水害の記憶は忘れられて環境だの自然がと様々な運動の現場となりました。

 水害を起こしたいのか?菅直人なんかどうでも干拓事業阻止したかったようで、関が閉まってからも開門しろと騒いでいました。関が閉まってから高潮被害がなくなったり、昨年の大雨でも水の調節の機能をはたして事が起きなかったようですが、何事もなければ全く注目されません。

 雲仙に登山に行ったとき、砂地と言うのか、火山灰質の崩れやすい土を踏みしめてきましたが、なるほど雨がすぐにしみこみ抜けていく土なので土砂が崩れやすいわけだと思いました。

 ♪と芋飯ゃ粟ン飯 と芋飯ゃ粟ン飯 黄金飯ばよ しょうかいな♪島原の子守歌に出てくる芋飯。サツマイモがおいしいのではなくて、水持ちが悪くて田んぼが作れない土だったんですね。芋や粟で量を増して食べていたごはん。今なら健康食なんでしょうけど。

 福岡側には筑後川。利根川太郎、筑紫次郎、吉野三郎、つぶやきシロー、稲垣吾郎と呼ばれる暴れ川の一つ。一昨年も暴れてましたね。雨水が運んだ土砂がたまったのが有明の海の干潟なんですね。

 他人様の心配するよりてめぇの身を案じなければならないので、雨合羽着て近所の水路を見回りしてきたら、ご褒美に「みたらし団子パン」なる新商品をもらいました。

 え?パンの中に団子が入ってるの?と、食べてみたらみたらし団子の砂糖醤油のたれが中に入ったものでした。

 斬新な発想!と、ご飯が炊ける前の食前飯に食べてしまいましたが、胸焼けがします。

 ふと思い出したのですが、昔、自宅でみたらし団子を作ったときに余った醤油ダレを「もったいないから」と、トーストにつけて食べたことがありました。斬新な生活だったんだ。

 5-6年前に京都に行ったときに下賀茂神社に行って、ここがみたらし団子の発祥の地だと聞きました。

 漢字で書くと「御手洗団子」だそうで、ちょっと食べるのに勇気がいりそうです。

 こちらのみたらし団子は串にささっているのは四個ですが、本場では五個なんだそうです。

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絹とは

2020年07月05日 | 日記・エッセイ・コラム

 いつ、どこで、誰がやっているのかもわからない都知事選挙が終わったようです。だれが知事になるにせよ、選挙期間中にコロナ感染者が増幅したのは現実で、夜のクラブ活動の活気を示しているかのようです。

 そんな一地方の選挙状況など関係なく、熊本県では水害で死者がずいぶん出ているようです。五木の子守歌の村がダムに沈むとかで騒動になった球磨川が暴れたようですが、結局ダムはできなかったんですね。

 あったらよかったのか?中国の三峡ダムを考えるとないほうが良いのか?それはさておき、地震、雷、家事、オヤジよりも水害が大きなウェイトを占める日本です。今年もこれから水害シーズンですね。まずは身の回りの排水を気に掛ける。このくらいしか個人でできることはない。

 モンゴルと言っても内蒙古と呼ばれるニーハオモンゴルですが、ここでペストが出始めたようですね。大流行するかどうかは別にして、モンゴルではたびたびペストは発生しています。タルバカンと言うマーモットのようなげっ歯類が媒介するらしいのですが、「腐った冬」と呼ばれる暖冬の年には出るみたいです。今年は当たり年になるかもしれないですね。タルバカンの毛皮は冬物衣料に使われるのですが、私もタルバカン毛皮を内側に入れた防寒具を持ってます。当時、日本円で2千円くらいだったかな。

 これがシルクロードを通ってヨーロッパに伝わりパンデミックを起こしたのが毎度の歴史です。

 モンゴル産の毛皮は持っていても絹製品なんざぁ持っていない。ましてや、日本産の絹なんて手が届くところにはあるけれどお金が絡むと手が届かない。

 不揃いの蚕たち、早熟な奴はズーと呼ばれる成長終点に入りました。色がいくらか黄色っぽくなってきた理体が縮んで糸を吐く体制に入ったものをズーと呼びます。

 予想していたより10日も早くズーになりだす蚕が出てきてしまい、なんかおかしいぞ?と首をひねっています。気候の問題じゃなくて卵を管理してた養蚕の先生の問題だと思うけど、半分ぼけちまっているからこんなもんか?それにしても早熟なのがいる。

 私の中学の同級生にも高校を出るなり腹が膨らんだ早熟な奴が何人かいましたが、早熟は遺伝するのか?子供もまた早熟なもんですから40歳になるころには「孫ができちゃってさぁ。」その孫がもうすぐ成人式ですからひ孫も近いんじゃないか?私なんか還暦間近でまだ糸吹かない蚕ですから問題外ですね。

 ズーになると「回転まぶし」と呼ばれる個室のマンションに移して糸を吐かせるのですが、蚕だってこちらの思惑通りの部屋には入ってくれません。

 南向きの角部屋がいいだの、最上階は嫌だとか、阪神淡路震災を考えると下の階はつぶされるとか、近隣に騒音出すおばちゃんがいるからいやだ!なんて、自分の部屋を探し回るんですね。

 敷金礼金御家賃関係なく部屋が決まったら絹糸を吐き出して繭を作り始めます。

 これが、あれよ、おれたち庶民にゃ手が届かない絹糸よ。

 50年も前に小学校の授業の一環で飼い方を憶えましたが、私の村の小学校は文部省の管轄下で農林省ではありませんでした。これで繭売って先生方の宴会ができたんですからいい値段だったんでしょうね。

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ふぞろいなカイコたち

2020年07月04日 | 日記・エッセイ・コラム

 朝から雨にたたられた一日でしたが、九州は水害になっている模様ですね。まだ線状降水帯がうろついているので、どこに出没してもおかしくありません。

 昭和の時代に「ふぞろいの林檎たち」と言うドラマがあって、学歴社会と四流大学を舞台に展開された群像劇だったようですが、リアルの私達の世代を描いていたはずです。テレビなかった頃だから一度も見たことがなくて、DVD借りたのでほぼ初めて見るドラマ。

 あ、こういうのあったね。昭和だったんだなぁと懐かしいシーンが出てきますが、たぶんリアルタイムに見ていたら「勉強もしないで何やってるんだ?」って不快になっていたかもしれない。

 リンゴの実が大きく育ってきましたが、不揃いなリンゴはダメなものから淘汰されます。いかに不ぞろいにしないかが腕の見せ所なんですが、日の当たり方など苦心しながら選んで育てていくんですね。

 不揃いなリンゴたちより、頭を悩ませる不揃いな蚕たち。

 同じく生まれたのに大きさが何倍も違う。育ちの悪いものだけ拾い出して養護施設にして面倒見ていますが、なりは小さくもウンコだけは大きい。

 どうにも使い物にならない。産業的には淘汰される個体ですが、養蚕の先生が「研究」の一家でやっている道楽の延長線上なので、これはこれで何とか形にしなければならない。

 そもそも私は養蚕の経験なんかなく、小学校で地域産業の勉強のために蚕を飼っていた時に観察したデーターを思い出しながら面倒見ているのですが、養蚕の勉強会に顔出す人ほど現場を見にやってこない。こちらの話の聞きかじりで話し合いやっているんでしょうが、ひな壇研究者ですな。

 それでも研究の足しになればと記録を取っていますが、国際的に発表できるように英文にしてます。でもそれじゃ芸がないので自称研究者が論文にしやすいようにドイツ語のほうがいいなかな?と和独辞典引っ張り出してきて、どうせわかんないんだからロシア語にしてやろう!と、今度はロシア語に直して書き込んでいます。一応国連御用達の言語ですしね。どうせ読みはしないんだろうし。

 шелкопряд(シェルカプリャード・蚕)なんて歌もあるくらいですからロシア語にも蚕があることはわかっていましたがшелк(シェルク・シルク)が語源なんでしょうね。個体群別の発育も不定積分すれば状態が予想できるので数式も入れてやろう。農家の人々はこれらのデーターを「勘」と言う量子コンピューター以上に速い計算速度で行っています。

 何事もサロンになってはいけませんわな。

 土日の営業再開した茶屋では老人会が七夕飾りを作ってました。

 本当はガキどものみんさんが来て短冊に願い事を書いてもらう予定でしたが雨のために今日はガキどもの皆さんもお休み。

 七夕は中国原産のお祭りですが、「たなばた」と言う言葉は「棚畑」から来た日本語です。青森のねぷたも秋田の竿灯祭りもあの飾り物は七夕から由来した祭りだと思いますが、農業のお祭りですね。

 何事も残酷な結末に終わるニーハオの物語だけあって、七夕ストーリーも民族性を感じます。働き者の牛飼いがいたから機織りの娘を紹介したら、恋愛にうつつを抜かして仕事しなくなった。そういうのダメ!って引き裂いて、清らかな清純異性交遊推進のために「文通にしておこうね」と交際させたら、郵便配達のカササギもまたニーハオな性分なので怠けて働かない。Eメールだったらよかったのにね。こんなこっちゃいかん!と郵政解体民営化、アパ社長カレーを販売する!じゃなくて、年に一度の逢瀬の時にカササギは天の川に橋をかける任務になった。でも、今年は7月1日から河川法が変わって、堤防工事などがストップしているんだけど、大丈夫なんだろうか?

 一家、ニーハオにしては珍しいロマンチックな話に見えるけど、基本的に「罰」で成り立っている物語なんですね。牽牛と織姫が引き裂かれたのも仕事さぼった罰。カササギが橋を架けるもの仕事さぼった罰。

 思えばこの春は発情した牛に乗っかられて肋骨骨折。夏は機織りの元となる養蚕。一人七夕状態ですな。

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邦人奪還

2020年07月03日 | 日記・エッセイ・コラム

 いつ、どこで、誰がやっているのか?全然わからない東京都知事選挙。

 都知事選挙と言うと4月の初めころと言う印象が強く、特に印象に残っているのは昭和54年の選挙でした。との財政をがたがたにした美濃部都知事が引退し、鈴木都知事が出てくる選挙でしたが、NHKが政見放送と言うのをやっており同級生宅で見ました。

 世間では社会党・共産党系の知事から自民党系の知事に代わると騒いでいた選挙でしたが、我々若い世代はもっと別のものに注目してしまいました。雑民党だったっけかな?オカマの東郷健と言う候補者が出てきて、放送禁止用語の下ネタ言葉を天下のNHKでバンバン炸裂。政権放送なので不適切な表現でも「ピー」を入れることはできない。

 大笑いしながら政見放送を見てましたが、都知事選挙って変なもんがいっぱい出るんだなぁとあきれたもんです。

 そんな中、ついに全国の本日の感染者250人突破したようで、新しい勢力としては鹿児島県のショーパブで36人の感染者が出たとか。薩摩藩が立ち上がったでごあす。日本の夜明けも近いぜよ。ショーパブですか。行ったことないけど、今うっかり感染すると「おめぇ、毎晩何してるんだ?」なんて疑われそうですね。

 九州方面に線状降水帯発生で警戒はさらに怠れないけど。

 6月の発売日に本屋に行ったら店頭になかった伊藤祐靖さんの小説「邦人奪還」。

 その時本屋に注文してきてようやく入手しました。初版本だと思ったら重版出来で第二版。売れてるんじゃないの。

 少しでも地域経済のためにと地元の本屋で購入したのですが、初版本はアマゾンが持って行っちまったのかな?今度会った時にサイン貰おうと思っていたんですが、初版本でほしかった。田舎の書店の限界か?

 帯のコメントが石破さんに外務省のラスプーチンに日本マイクロソフトの成毛さん。怪しい人たちばかり。顔を想像するだけでホラー小説に思えてしまう。

 雨で動けないときにじっくり読み込もう。

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冷やし中華

2020年07月02日 | 日記・エッセイ・コラム

 暑い一日でした。

 こんな日は、冷やし中華!と言うべきか?つまりは夕食のご飯炊くのが面倒になったんですが、炊いたところでアパ社長カレー。こんな暑い日にあの社長の顔写真が正直拷問に近い。

 今年最初の冷やし中華になりました。たまたま昨日トマトとキュウリ貰ったのも遠因ですけど。

 今のところ本日の感染者196名。まだ第二波じゃないと思います。

 宴会に例えるならそろそろお吸い物かな?と思ったら「店長からのサービスでございます。」と思わぬ一品が出てきて、「ゴージャスじゃない。」「次回もこの店にしようか!」なんて喜んで「じゃぁ、おねえさん、ビール3本追加してください!」なんてところじゃないですかね?それも、川海老のフライくらいかな?宴会の後半に刺身の盛り合わせは出ないよな。まだ二次会に行く気配ではない。

 宴会だったら良かったのにね。

 第二波が来た場合、宴会はどうなるのだろう?第二波ってくらいだから一次会はよくても二次会はダメと言うことになるのかな?

 大体このあたりからなんだよな、接待を伴う飲食業ってのは、通常、なじみの小料理屋での見直しあたりが正道なんでしょうが、中にはちょっと突っ張らかった奴がいて「懇意のママがやってるスナックがあるんだ。あんな連中ほっておいてそっち行こうぜ!」ってあたりが感染するんでしょうね。そのママが元男性だったりすれば話はややこしくなる。第三波を待たずにアウトでしょうね。

 ちょっとお開きが伸びた一次会で、「女房がうるさいから、俺帰るわ!」「明日早出なんで。」「ローンがあるから贅沢してられないんだ。スマン!」なんて言い訳して「付き合いの悪い奴だ。」「そんな女房離婚しちまえ!」なんて言われながら、終電よりはるかに前に帰る人はセーフだったりする。

 やはり節度なんでしょうね。付き合いもほどほどにですね。

 一人飯食いながら言うことでもないけど。

 今日は蚕と猫しか接していなかった。もうちょっと広げればやぶ蚊とアブかな?空には鷹が飛んでいたっけ。とにかく人と会話をしていない。なんて健康的な生活なんだ。

 明日もこんな生活を!と思ったら明日は通学路の見回りか。「おはようございます」を言わなければならない。最近はガキどもの皆さんとの挨拶は「マイウー!」なんですけど、先生が怒るからよい子にしなければならない。

 人間関係。難しいですね。

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