のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

タチアオイ

2020年07月20日 | 日記・エッセイ・コラム

 何とか雨は持ちこたえたものの、体がべたつく蒸し暑い一日でした。.

 マフラーが壊れて暴走族仕様のサウンドを響かせていた軽トラ。無事修理完了して普通の音になってしまいました。

 梅雨時になると見かけるタチアオイの花。2-3mくらいの高さまで育つので、ほとんどお邪魔な雑草化し始めました。

 クルマが出入りするT字路に生えていたので「視界の妨げになるから、遠慮しないで根こそぎ刈り取ってくれ。」と言われて刈り払い機でバッタバッタと切り倒しましたが、なんたってものがでかいから生け花にするには不向き。

 でも、せっかく咲いた花だから、花だけ摘み取って雨で増水している水路に流すと、浮き花の流しそうめんバージョンみたいで華やかでした。あっという間に流れていきましたが。

 花の命は短くて苦しきことのみ多かりき 

 「放浪記」の林芙美子の名詩ですが、この名前を思い出すと芙蓉の花が連想されてしまう。「芙」繋がりかな。

 むくげの花と似ているのですが、こちらでは冬寒いのでそれなりの手をかけないと芙蓉は育ちませんが、むくげは放っておけば藪になります。

 一頃、庭でむくげを育ててましたが、南ニダの国花だそうで、自衛隊機にレーダー照射したときに叩き切ってやりました。それでも生命力が強いので根っこが残っていれば簡単に新芽を出すので、民族性を象徴している。アメリカ由来の除草剤ぶち込んで根ごと枯らしました。

 その跡地にアジサイを挿し木しようかと、アジサイの枝もらってきました。

 花はお寺の手水場の浮き花にしてみました。

 今年はサンマ漁が記録的な不良らしく、凍ったさんましか食べていないから今のところ影響ないけれど、たぶんこちらも値上がりするんだろうな。自営業の猫にどう納得してもらうか?

 こういう年もあろうかと、サンマのかば焼きの缶詰は備蓄してありますが、そろそろウナギの受難日の土用ですね。ニーハオ産ウナギが出回っているようですが、ウナギ食べないので気になりません。

 昭和の時代、台湾が日本向けウナギの一大供給地でしたが、安い労働賃金当て粉でニーハオ大陸に移り、いつの間にか乗っ取られるお決まりのパターン。90年代には台湾のウナギ養殖の社長や重役が大陸で不審死する事件が相次ぎました。ニーハオウナギ地帯も水害の真っただ中のはずですが、今後どうなるのかねぇ?

 大陸で養殖されるウナギはヨーロッパ種のウナギで、日本のウナギとは種類も違うのですが、稚魚はどこから持ってくるのだろう?何でも欲しがる貪欲な連中ですから適正な数なんて眼中にないのでしょうが、この異常気象で昨年不良だった日本のウナギの稚魚の遡上は大量みたいです。

 かば焼きの陰で暗躍するウナギマフィア。

 今度はサンママフィアが出てくるのかな?

コメント (4)
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