のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

おい老い

2020年07月14日 | 日記・エッセイ・コラム

 午前中が雨でしたが、午後にはやんでしまいました。強烈な雨雲はまだ西日本をうろついているみたいですね。

 梅雨よりも秋雨のほうが降水量は多いものですが、今年に限ってはそうならないのでは?と言うより、この時期これだけ降ったんだから秋はおとなしくしていろよと言う願いが半分以上。

 ニーハオ偽装漁船が出没する東シナ海の海水温が高いみたいで、上昇した水蒸気が今回の雨雲となるのだとか。

 長いこと忘れ去られていたプロ野球。オリックスがいつの間にかバッファローズになっていた。バッファローズって近鉄だったよね。オリックスって近鉄だったんだっけ?

 パリーグの野球チーム買収が続いた時代を振り返って、喧々諤々議論となりましたが、関西方面の球団のことだからチームとスポンサーと球場がよくわからない。更に野球やったことがない人たちだから日頃から興味がない。プロ野球が始まっていたことさえ知らなかった。大阪って実質プロ野球の球場があるようなないような。

 戦力が均等化して、どこのチームが優勝してもおかしくなくなってきてからだんだん興味が薄れてしまって、サッカーブームもあったんでしょうが、そのサッカーだって国際試合しか興味がなくなっている。野球もサッカーも現役の選手の名前と顔が浮かばない。

 まだ認知症になってはいないと思うのだけど。

 認知症と言えば、近隣地区の70代のオヤジさんがどうやらおかしいという噂が流れていましたが、今日の午後、雨が止んだ道路の真ん中をふらふら歩いている姿を目撃しました。その先が増水した川だったので、放っておくのも危ない。何とか言いくるめて家まで送り届けたのですが、もはや別世界に意識が行っちゃっている人なので、話を合わせながら家まで付き添いました。

 その昔はフォーリーブスのおりもまさおさんに似ているから「田舎のマー坊」なんて呼ばれていたスレンダーな青年でしたが、今やしわだらけの田舎のヨレヨレじいさんです。しかもボケっちまった。絶妙に淋しいですね。

 その地区の民生委員さんに相談に行ったら、施設のことも考えて対応するしかあるまいという話になりました。

 この冬あたりからおかしくなっていたそうで、隣町に住むお姉さんが運転は危険だからと、車を持って行ったようですが、週に何度か来て身の回りの世話などをしているようです。

 我が家の近所にも雷が鳴ると「空襲だ!」とスイッチが入ってしまうおじいさんがいましたが、雷が鳴ると外に避難するんですね。林の中に防空壕と称する穴を掘ってみたり、体が丈夫だったので近所が大変でした。

 やがて自分がそうならないとは限らないので、手を貸せるときは手を貸していますが、「老い」が年々どころか日に日に身近になっているような怖さを感じます。

 できるだけ人さまに手間をかけない終焉を迎えねば。

 老いのことはおいおい考えよう。

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2 コメント

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終焉・・・ (カル伝)
2020-07-16 06:30:56
あれ?
熊さんも、終焉は地元ではなく四国組じゃなかったでしょうか?
大丈夫、美味しいご飯も、下の世話も、全て工場長が全部やってくれるから・・・安心して、四国で楽しい老後を迎えられますよ。
たまに面倒だから、『これでも食っとけ!』って、ザバス渡される事はあるかもしれないけど・・・
その際、副作用にだけ気をつけて、摂取し過ぎなければ、大丈夫!
熊さんがおじいちゃんになる頃には、世話をしなくてはならない地元のファンキーズも、もうすでに向こうにお上がりになられれいますから、
安心して四国にお引越しできますね〜!
プロテイン (山仕事の人)
2020-07-16 18:27:36
 昔、20世紀が終わるころ。「死国」と言うホラー映画があったっけ。物語は結構怖かったんだけど、井戸からお化けがはい出てくるシーンでドン引きしてしまった。

 工場長の徹底した栄養管理の下、ザバスとプロテインばかりでマッチョ後期高齢者。心臓にガタが来て早く死ねるぞ。

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