のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

お好み焼き

2020年07月07日 | 日記・エッセイ・コラム

 九州方面。やはり筑後川も暴れているようですね。その雲が東へと移動しているからまだ警戒は怠れません。

 ダムには「利水」と「治水」の役割が担えますが、今回水害が起きたあたりは夏の干ばつで水不足にもなる土地なので、やはり何かしらの人工的な対策は必要なのではなかろうか?

 利根川水源地のこの界隈は冬が異常な雪不足で夏の渇水が懸念されていましたが、そこそこ雨が降っていたこともあって今のところその心配もありません。が、雪が解けて時間をかけて岩にしみ込んだ水と、雨で土と岩盤の間を流れてきた水では持ち方が違います。

 冬の雪が少なかったのでなこの夏は雨が降るだろうなとは予測していましたが、普通梅雨時はじめじめとした小雨が続いても、大きな雨は梅雨明け近くにならないと降らないものです。今年は梅雨明けも早いのかな?とはいえ、あと20日もすれば例年の梅雨明けですが。

 雨の中、畑に行って桑の葉を切って、蚕様の世話をする一日でしたが、不揃いなカイコたちは早熟な奴が繭を作り始めました。

 失敗作と言われたカラー繭。こんなのにしないでまともな糸を吹く蚕にすればよいのですが、研究の材料なんだとか。

 色も一定じゃないし何より繭玉も小さい。道楽の一環ならまだしも、産業用としてはいかがなものか?と、憤懣を感じながら育ててますが、それでも生き物を飼うのは楽しい。

 左が一晩でできた繭玉。まだこれから内側が厚くなります。右は糸を吹き始めて繭玉つくりに入った蚕。数時間で球になります。

 雨が続いて湿気るので、薄力粉にカビが生えないうちに使い切ってしまおうと思ってましたが、スーパーに行ったらタコの足が半額で出ていたので、タコ焼きとお好み焼きを作ることにしました。

 これだけ粉もんばかりだと大阪気分でんねん。

 ビールもどきの淡麗飲みながらホットプレートでお好み焼きを焼きなららスティックででたこ焼きをひっくり返す。

 大阪ならともかく北関東の山奥でこんなことしていると微妙な違和感を覚えます。

 幸せなのか?わからない一人飯。

 今度は串カツでも作ってみようかな?一人飯でもソースの二度付けは禁止にして。

 映画音楽作家のエンニオ・モリコーネが亡くなったんですね。

 昨年はミシェル・ルグラン、一昨年はフランシス・レイと、映画音楽の巨匠が次々鬼籍に入ってしまいました。同年代にはUSAのジョン・ウィリアムズがいますが、まだご健在のようです。

 映画音楽の作曲家と言う職業を初めて知ったのは昭和47-8年ごろラジオで映画「ひまわり」のテーマソングが流れていて、ヘンリー・マンシーニと言う作曲家が作ったもので、演奏しているのは誰なのかはわからない。

 後に映画を見るようになると、シーンと音楽が絶妙に絡み合うんですね。マンシーニの「ひまわり」も、ルグランの「シェルブールの雨傘」も、アルフレッド・ニューマンの「慕情」も心境や状況が変わるときに同じメロディーのキーが半音から一音高くなって転調することで映像を盛り上げる。

 お~こういう手法もあったのか!と感心しました。

 映像と情景が重なる名画名曲。最近、映画見ないこともあってあんまり意識していないな。

コメント (2)
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