のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

雨は降っても

2024年05月07日 | 日記・エッセイ・コラム

 連休明けの世間様とは関係なくやっぱ仕事。雷様がそろそろ休んだら?と、雨が降っていたのですが、今度は連休でたっぷり休んだ人間様がそれを許さない。夕方にはもうろうとしてきました。

 巷のことはとことん情報遮断していますが、重要なことは入ってくる。ボクシングの井上選手がタイトル防衛したこととか、いつどこで誰が行うのかさっぱりわからないパリオリンピックのサッカーに日本は選出、韓国は選ばれなかったとか。韓国にとってはボイコットするとか言ってたんだからどうでもいいか。

 娑婆の連休中はあちこちでもかけた子供も姿を消してしまいました。子供の声は聞こえないけれど、夜になるとフクロウの鳴き声が聞こえました。

 農機具屋さんに行って作業ズボンとチェーンソーの目立てに使うやすりを買ってきました。今夜あたり冷え込みそうなので氷点下にならなきゃいいけど、と、リンゴ農家が心配していましたが、例年ならまだリンゴの花が咲かない時期なのに今年はとっくに終わっている。この2年ほど連休明けに氷点下になって不作が続いているので果樹園は深刻です。

 温暖化を叫んでビジネスにしている人たちが言う割には決してそうとは思えない自然の現場状況。温暖化で二酸化炭素が多いのなら樹の幹がそれを蓄えるので太く育つのだけど、年輪を見る限り決して育っているわけでもない。

 夕方、近所の高齢者世帯に顔を出したら、大音量でテレビをつけて夫婦はこたつで寝てました。一瞬、生きてるの?とひやりとしましたが、起き上がったので一安心。こうした年齢になるとうっかりうたた寝もできない。テレビの前では猫がお行儀よく座ってニュース番組を見ていました。

 地域の要望の書類を作るためにご意見をうかがいに行ったのですが、「もう先行き長くねぇんだからどうでもいいよ。やりやすいようにやってくれ。」と言ってましたが、猫がこっちにやってきて書類の匂いをクンクンかいで「ニャン!」と意見主張。ハイかしこまりました!と後にしました。

 こんなにのどかでいいのかなぁ?と思いつつも、先が長くないという感覚が私にも出ているので、知ったこっちゃないがよいのか?先に禍根を残さない方がよいのか?何かと難しい。

コメント
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