忙しいほうがいい。でも本当は・・・

時間が止まってしまうと、いろんなことを
考えてしまいます。
だから忙しいほうがいい。

でも、本当は・・・

定額給付金

2009-05-09 21:59:44 | のんき的時事問題
記そうかどうか迷ったんですけどね…。

あくまでも、この意見はのんき自身の意見であって、もちろん送ではない考え方を
持っている人もいるでしょうし、正しいとか、間違っているとか、そういうレベル
の話でもないと思うんです。

あくまで、のんきがそう思う、と言うだけのことです。

TVや新聞紙上で表に出る情報のことを、のんきが50%程度しか信頼していないこと
は、時著すのんきの記事の内容でご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。

その上で、定額給付金の話。

当初この案が出始めた頃、確かマスコミのアンケートでは、この案に対して反対で
ある、という意見が大半を占めましたよね。

「2兆円もの国民の税金を、もっと有効に利用する方法は他にあるだろう」
「派遣切りで住む場所を失い、住民票をもてない人には支給されないなんて本末転
倒だろう」

おもにこの2つの意見がその理由であったと思います。
ですが、どうでしょう。この話、最近全く聞かなくなったと思いません?

何故なんでしょう。まあ、既に支給が決定し、エリアによっては既に受け取った人
も沢山いるんでしょうし、「法案には反対だがせっかく支給されるのであれば受け
取る」と言う人が大半だから、というのがとどのつまりなのでしょうが…。

では、例えば、その「法案には反対だが」と、実際に支給される前に話していた人
に、現在同じ質問を投げかけた時、その人ははたして同じ答え方をするでしょう
か。

きっと、「いや、なんだかんだ言って、良かったんじゃない?」
なんて答え方をするかたが多いんじゃないかな、と想像されます。

じゃあ、なんでこんな妙なことになったんでしょうか。
それは、きっとこの定額給付金の本来の役割をマスコミがきちんと説明せず、ただ
単にアンケート結果や街角の意見ばかりを発表したことにあるんだと思います。

小渕さんの時に、地方振興券なるものが配布されましたが、この定額給付金に託さ
れた目的は、やはりこれと同じようなものでしょう。

ある評論家の方は、「12000円では少ない」とおっしゃっていましたが、実は批判す
るのであれば、これが正論だと思うんです。
「本当に必要とされている人のところに届かない」「もっと有効な使い方がある」
といった論評は、国民の視点をずらすための詭弁であったのではないか、と。

国民に12000円というお金を正(まさ)しく「ばら撒き」、それこそマスコミのあお
りによって国民全体に消費意欲を持たせること。これこそがこの定額給付金に託さ
れた本当の役割であったのだと思います。

12000円を少しずつ数ヶ月に分散して使ったり、貯蓄したり、海外の投資に回したり
…、もしそういう使い方をするのであれば、本来この定額給付金を受け取るべきで
はない、と思うのです。ちょっと表現が過激でしょうか。

とは言え、勿論実際の生活に困窮している方もいらっしゃるでしょうし、せっかく
受け取れるものであれば、生活の糧にしたい、そういった方は当然いらっしゃると
思います。それを否定するわけでもなんでもないんですが…。

ダメですね…、表現したいことをこれ以上表現してしまうと、せっかく善意で活動
している方たちを批判してしまうことになるので、この辺りで止めておきます。

何しろ、ある一定のまとまった期間に消費をあおり、マネーの流動を活性化させる
ことで、その目的の延長線上にあるのは景気を上向きにし、雇用の受け皿を広げる
こと。そうであったと思うわけです。

この法案が良いか悪いかは別問題です。ですが、せっかく政府が2兆円も使って
景気を活性化させようと考えているわけですから、国民として、そこに協力する
義務もあるのではないか、と思います。

結果論では有りますが、ETC割引でこれだけ人が移動したことは、この定額給付金
の本来の役割を果たさせる上で、とても大きな効果を果たしたかと思われます。

定額給付金を見込んでお金を先に使用する、ってのもありだと思いますからね。

まあ、この定額給付金が「焼け石に水」とならぬことを願っています。


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