忙しいほうがいい。でも本当は・・・

時間が止まってしまうと、いろんなことを
考えてしまいます。
だから忙しいほうがいい。

でも、本当は・・・

麻生太郎&松本純 100分対談

2010-10-31 22:13:57 | のんきの日記
昨日のこと・・・。

街中のジュンク堂をうろうろしているときに、ふと見かけた本です。

民主党 無策政権の400日
クリエーター情報なし
三栄書房


う~ん・・・。タイトルがタイトルなんで、嫌悪感を覚える人もいるかと思うんですが、のんきがそれでもこの本をご紹介しようと思ったのは、この本の途中に書かれている、麻生元首相と
松本純元官房副長官の対談がとても面白いと思ったから。

そのまま載せちゃったら、著作権の侵害になるんだろうか・・・。
松本純さんは、ニコ動などでは、「松純(まつじゅん)」の愛称で親しまれていて、定期的に行われている麻生元首相の政策グループでの会議での挨拶をUPされたりしています。

20101028-麻生太郎(為公会例会)


一応、宣伝しているし、いいかな。対談の内容を、せっかくなので、少しずつご紹介してみます。
以下、「民主党 無策政権の400日」からの引用です。

―今回はお二人に日本の明るい未来について語り合っていたたきたいと思います。麻生太郎元総理大臣の最側近と言われる松本議員だからこそ突っ込めるお二人のお話を存分に
お聞かせください。

松本純 存分といわれてもなあ(笑)。わかりました。日本の国益が大きな曲がり角に差し迫っている時期だからこそ、僕も改めて麻生先生と議論してみたいと思います。その前に、
いまさらですが僕を官房副長官の役に就けたのはどうしてでしょうか。

麻生太郎 オイオイ、いまさらそんなこと聞くのかよ(笑)。メディアが当選4回で官房副長官になるなんて大抜擢だ、お友達内閣だからというようなことを言ってたかもしれないけど、
抜擢かなあ。当選3~4回で官房副長官はそんなに抜擢じゃないかなと思いますけどね。
 官房副長官に求められる資質はふたつ。総理の話を意図的にねじ曲げて発表するというのは、新聞記者にやたらと多いと思いますけど、そういうことのないようにこちらの意図をき
ちんと伝えられる人物であること。かつ、官邸にいると国民のみなさんの暮らしぶりといった話が入ってきにくくなる。だからそういった話題や情報を集め、色眼鏡を挟まずに伝えてく
れる人物が必要です。松本純という政治家が、為公会の中で俺にもマスコミにも私見を挟まずに伝えてくれるもっとも適切な人物だったっていうだけだよ。

松純 実は僕も抜擢と言うよりも、おそらく指名されるんじゃないかと確信していました。

麻生さん なんだ、やっぱりそうか(笑)

松純 麻生先生についていって、「義理と人情とやせ我慢」が骨身にしみました。宏池会の代表を誰にするかでモメたときに、麻生先生は「筋を通していくことが政治であり、外に飛び
出すと小さな派閥になって冷や飯を食うことになってしまうが、それを恐れないで義理と人情といったものをベースに政治に取り組む」とおっしゃって、真っ先についていった覚えがあり
ます。以来、義理と人情とやせ我慢は僕の政治信条そのものになりましたね。

松純 この10年ずっとおそばで麻生先生を見てきましたが、空いた時間にはいつも読書をしていて勉強熱心でしたし、情報を分析して決断するスピードも速い。しかも的確だった。人
の上に立つ人物の資質というものを肌で感じていました。日本で一番日本のことを考えている男だなと常々思っていたんですよ。

麻生さん 総理大臣と言うのは一国の代表だよ。その仕事を一言でいえば、国益を考えて政策に優先順位をつけること。それが重要なんじゃない? いろんな問題がある中で優先
順位をつけて最終判断をする。それに迷っていたら国民のみなさんも困りますよ。ただ最終決断をするのは、ひとりだ。決断とその責任はだれにも任せられない。そういう意味で総理
とか社長という仕事は絶対的に孤独な仕事だよな。

松純 民主党政権は決断するということができてないですね。

麻生さん おそらく、いまの政権には国家経営をやった経験の絶対量が不足しているんだと思います。会社を経営するのも、部長も重役もやったこともない、外様の社員が社長に
なったって会社経営ができるわけがない。

松純 自民党は若いうちからいろんな体験をさせますね。当選2回の僕に総務大臣政務官をやらせるくらいですから。
 あれは僕が一度落選し、2003年の総選挙で国政復帰したときでした。先生から「お前の部屋を用意した。仕事については総務大臣政務官のポストが一つ空いたので松本を推薦す
る」と。それでいきなり総務大臣政務官になりましたが、その時の言葉をいまでも覚えています。僕は薬剤畑で厚生労働関係が守備範囲でしたから、総務官は専門ではなかった。そ
こをあえて「総務官は政治家を続けていく上で経験すべき部署だ。地方自治、選挙、情報通信、郵政事業、消防防災と、ものすごく幅が広い。これをやることは将来必ずプラスになる
からやれ」と。後輩の将来のことまで考えて働いてくれる先輩を持つということはすごく大事なことですね。

麻生さん 昔は政権運営の経験を若い連中にもドンドンさせてたんだよ。たとえば、佐藤栄作総理は当選1回で自由党幹事長、池田勇人総理も当選1回で大蔵大臣。とくに昭和20年
代の政治家たちは時間をかけて育て上げられた。


さあ。余り長くなりすぎると読む気が起きなくなっちゃうといけないんで、今日はこのくらいにするね。

タイトルが民主党政権を批判するようなタイトルなので、民主党を支持している人、もしくは前回衆院選で民主党に投票したんだけど、それ以来政治のことをきちんと勉強されずに、
理由もなく「自民党は悪い」と言う人には敬遠されてしまうかもしれません。

だけど、そんな人たちにこそ読んでもらいたい。

そして、自分たちが内容を見ずに批判して政権の座から引きずり降ろしてしまった麻生元総理が行っていた政策とは一体なんだったのか。
そして今、自分たちができることは一体何なのか。

のんきは言いたいのです。

そろそろ政治のせいにするのはやめにしませんか?
と。みなさんがみなさんの意思で投票して選んだ政党です。

他の方のブログを訪問していると、麻生政権を批判し、民主党に対して過度の期待をし、政権交代が行われたことを絶賛していた人が、最近になって同じブログで民主党政権を批判している
記事を見かけることがあります。だけど、そんな人に言いたい。

自分の投票行動に対して責任を持てよ!」って。
ブログだって一つの「情報媒体」ですから、誰かが投票行動を行うための指針となっている可能性だって否定できないんです。

はっきり言って、そんな人がブログで政治批判を行う資格なんてないと思う。
まずは「自分の評価は誤りであった」ことを先にブログ上でわびるのが民主党政権を批判する前に行うべきことだと思う。でないのなら、そんな人に民主党を批判する資格なんてない!!

国民が、自分たちの投票行動に対して責任を持つことがまず、この国の将来を輝かせるための第一歩なんじゃないかな。のんきはそう思います。


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「パンドラの箱」

2010-10-30 14:32:19 | こころの問題
漢字で書くと余計に「鬱陶しい」なんて言葉にも使われる、「鬱(うつ)」。

ここからはひらがなで表記しますね。

シリーズ、「のんきのメンタルクリニック」
第1回 のんきのメンタルクリニック (*´∀`*)
第2回 のんきのメンタルクリニック (*´∀`*)
第3回 のんきのメンタルクリニック(*´∀`*)
第4回 のんきのメンタルクリニック (*´∀`*)


を記しましたので、その番外編として。

のんきは、「うつ」という病は、二つに分けて考えることが出来る、といつも考えています。

ひとつは、脳内のホルモンバランスの変化など、具体的に数値として分析できる、「身体的症状」とし
ての「うつ」。

そして、もうひとつは、自分を否定的に捉えたり、さまざまなことを悲観的に考えたり、やる気をなく
したり・・・。そういった、精神的症状としての「うつ」。

このところ、うつ病には遺伝的なものもある、なんて情報が出てきたりしますが、おそらく、仮に遺伝
されるとしても、それは「うつ病」そのものではなく、一つ目の「身体的症状」なのではないでしょう
か。

つまり、生まれついてのうつ病の人などおそらく存在しないと思うのです。

「自殺問題」を分析していると、実際、自殺を考える人の7割はうつ病を発症していた、というデータ
なども登場します。

しかし、のんきは思います。おそらく、自殺を考える人の、九分九厘の人は「うつ病」を発症している
のではないか、と。

診断を受けていないと、「うつ病」であることを客観的に証明することは出来ません。データとして拾
うことの出来る「7割」は、「うつ病と診断を受けたことのある人の数」なのだと思います。

つまり、よほどの快楽主義者でもない限りは、自殺へいたるまでの段階として、必ずといっていいほど
の確立で、「うつ病」を発祥するのだと思うのです。

このことから、つい最近まで、いや、最近に至っても尚、自殺対策として、「うつ病患者」に対する
対策が大切だ、という考え方が世間では一般的でした。

ですが、のんきは思います。「うつ病」を発症するには発症するまでのプロセスがあるはずだ、と。
であれば、そもそも「うつ病」を発症しないようにするにはどうすればよいのか、と考えることがまず
は大切なのではないか、と。

自殺対策の分野でも、この考え方は大分主流となってきており、さまざまな複合的な原因がひとつに重
なって、初めて死に至るのだ、と考えられるようになりました。

うつ病もまた然りで、そのプロセスのどの段階でうつ病を発症するのかというだけの問題であり、やは
り複合的な、さまざまな原因の中のひとつとして捉えられるようになりました。

であれば、「自殺問題」を考えるとき、一番肝心なのは、「うつ病患者」にどのように対応していくの
かというよりも、そもそも、「うつ病を発症しないためにはどのようにすればよいのか」。もしくは、
うつに差し掛かったときに、「問題をより深刻にしないためにはどのようにすればよいのか」。

この二つの考え方が一番大切だと思います。

では、「うつ病」を発症した後はどうなのか。
その場合も、対応方法は同じだとのんきは考えています。うつ病患者が抱える問題にしても、「うつ
病」という身体的な症状のみに目を奪われるのではなく、もっと大切な、「その人がなぜうつ病を発症
したのか」。
ここを見誤ると、その人は、問題の本質を改善させることが出来ず、ずっとその病と付き合い続けなければならないのではないか、と思います。

「原因」がどの時点で発生したのか。どのくらいの期間その問題を「誰にも話せずに」抱え続けてきた
のか。どのくらいの年齢で発症したのか。時期や期間、タイミングによると、その体験そのものが「パ
ンドラの箱」となる場合があります。

「フラッシュバック」として、類似した体験をしたときに、その体験が、脳裏に、鮮明によみがえり、
パニックを起こすこともあります。

ですが、その体験がどんなに強烈なものであったとしても、現在の自分自身の状況から抜け出したいの
であれば、その人はいつかその問題に対して正面から向かい合い、受け入れることが大切です。
※ご注意ください。前もって表現しましたが、体験はその人にとって受け入れられるだけの精神的な土
壌が出来ていなければ、「パンドラの箱」となってしまいます。「受け入れたい」と本人が思っている
かどうかがとても大切なことになります


「のんきのメンタルクリニック」。ここでは「怒り」の感情に焦点をあわせて記事を作ってみました。
ですが、このことは、「怒り」だけでなく、さまざまな感情に対してこの記事内容のことは応用できま
す。

「過去」の問題は「過去」の問題として、「現在」の自分とは切り分け、正面から向かい合う方法でも
あります。

のんきは専門家ではありませんから、「身体的症状」に関して言及することはしません。
ですが、「問題」と向かい合う「体力」をつけるためにも、お医者さんの診断を受けることも大切だと
思いますよ。


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第4回 のんきのメンタルクリニック (*´∀`*)

2010-10-28 23:27:22 | こころの問題
戯れに初めて見た、のんきのメンタルクリニック。とりあえず、この第4回が最終回です。

よければ、第1回から順番に見てみてくださいね。

第1回 のんきのメンタルクリニック (*´∀`*)
第2回 のんきのメンタルクリニック (*´∀`*)
第3回 のんきのメンタルクリニック(*´∀`*)

第1回が、「こころの問題と経済問題の類似点」
第2回が、「感情のブレイクダウン」と「『対象』からみる腹を立てない方法」
第3回が、「『感情』からみる腹を立てない方法」
となっています。

最終回となる今回は、「思考」から見る「腹を立てない方法」がテーマです。

「対象」からみると、この対象そのものを「ブレイクダウン」すること。問題を分析することで腹を立てずに済むことができるとお伝えしました。
「感情」からみると、「無意識」を意識的に行うこと。このことによって、無意識に沸き起こってくる怒りの感情に気づくことができる、とお伝えしました。

それでは、最後。「思考」からみると、一体どのような方法を用いれば腹を立てずに済むことができるのでしょう。

では、少しさかのぼって、そもそも「腹を立てる」ことは悪いことなのかどうか。
第2回でお伝えしましたね。「この選択肢は自分にとってメリットがないばかりか、却って双方の感情を傷つけあってしまい、逆にデメリットしかない、そんな選択肢と言える」と。

ですが、第3回でこのようにもお伝えしました。

「実は、『感情』って、人間の根源から沸き起こる、意識的にとめることができない、無意識の感覚のことを言うのです。
つまり、人間が『腹を立てる』という感覚を持つことをとめることは、すなわち『不可能』だということになります。」

と。そして、「感情が、『無意識』のうちに沸き起こらないようにすればよい」と。だけど、本当はそこまでできる人って、「悟り」のレベルまで達した人だとのんきは思うのです。
そう。「沸き起こってくる」ことは仕方がないのです。本当に大切なのは、自分の中に起こる「怒り」の感情に、より早い段階で気づくこと。

そして、本当に問題なのは、怒りの感情が沸き起こっていることに気づかず、これを継続していることにあるのです。
中には、怒りの感情が沸き起こっていることに気づいていながら、腹を立て続けている人もいます。

そう。「思考」の側面からみる「腹を立てない方法」とは、怒りの感情に気づいた時点で、「自らの意思」で腹を立てるのをやめることなのです。

実は、よくも悪くも、また無意識であるか意識的であるかは兎も角として、「腹が立つ」ということは、結局自ら「腹を立てる」ということを決めていることになるのです。

人はパニックになると、自分の考え方を整理して判断することができなくなり、ごちゃごちゃになって、冷静な判断を行うことができなくなってしまいます。

パニックから自らを解き放つもっとも楽な方法は、これを言葉に出して誰かに伝えること。言葉にしている段階で、自らその音を聞いていますから、言葉にすることで、自ら気づいて
いない、意外な事実に気づくこともよくあります。

何より、「言葉にする」ということは、自らの考え方を整理している、ということに他なりません。とくに、これを自分以外の第三者(第二者=腹を立てる対象ではありません)に伝える
ということは、おのずと「わかりやすく」伝えようとしますから、問題ごとを、きちんと自分の頭で考えて整理しようとします。


さて。この、「思考」からみる「腹を立てない方法」。
実は段階が3段階あります。

第1段階は、怒りの感情に気づいた時点で腹を立てることを、「自らの意思」でやめる。
ですが、どんな冷静な人間でも、100%これを行うことは実際不可能でしょう。

そこで、第2段階として自分の考え方を第三者に伝えることで、「自ら考え方を整理する」。
「対象」は客観的にみることができますから、自らの意思で「ブレイクダウン」することはそれほど難しいことではありません。ところが、我が事となると、そう簡単にはいきません。
だからこそ、「言葉に出す」ことが必要なのです。

ですが、言葉にしたからと言って、これが簡単に整理できるか、というと、これにもやはり限界があるのです。
そこで、第3段階として、「第三者に自らの考えを整理してもらう」。

この、第3段階の役割を担う人がいわゆる「カウンセラー」に相当します。必ずしもカウンセラーである必要はないのですが、のんきも、この第3段階に相当する活動を行っています。
この、「第三者」の役割を行える人間の資質は、「のんきのメンタルクリニック」で登場した、「感情のブレイクダウン」「対象のブレイクダウン」「無意識の意識化」を、自らに対して
ある程度のレベルまで行えることが条件だとのんきは思います。

この資質を持った人が、「第三者」の役割を担うと、自らが有していない「無意識」や「対象」、「感情」に頻繁に向き合うこととなります。第三者役を頻繁に担っていると、やがて
「自ら」を「対象」としたブレイクダウンが、自らに対して行えるようになります。

つまり、自分の考え方を自分自身で整理整頓することができるようになるのです。
いわゆる「自己洞察」というやつですね。


とはいえ。やはり「第三者」にいてもらうことは、そうはいってもとても楽になれます。やっぱり第三者に対いて自分自身の問題を開示すると、不意に忘れていたことを思い出したり、
自ら気づいていないことに気づくことができたり・・・。感情の整理をするうえでは、本当に役にたちます。

今回は、「怒り」の感情についてお話をしてみましたが、これらのことは、「怒り」だけでなく、「悲しみ」や「苦しみ」など、さまざまなネガティブな感情に対して応用できるはずです。
ぜひ、感情が迷路に迷い込んだときは、この方法をおためしあれ。

































まあ、黙ってじっと話を聞いてくれる人がいることが条件になるんだけどね。


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のんきのアニソンベスト10~番外編~

2010-10-23 22:20:28 | のんき的時事問題
のんきのアニソンランキング。
ベスト4を発表いたします前に、番外編を発表いたしたいと思います。



「ガンバリスト駿」です。

原作は、ガンバFly highです。

そう。なぜのんきがこのアニソンを番外編として持ってきたのか。
賢明な読者の皆様はもう、お気づきですね。



























金メダルおめでとう!! 内村くん!!(≧∇≦)b


【世界体操】別次元の強さと美 内村、圧勝で2連覇

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第3回 のんきのメンタルクリニック(*´∀`*)

2010-10-22 23:59:08 | こころの問題
さて。前回は、「対象」の側面から見る「腹を立てない方法」を考えてみました。

今自分が直面している問題は、「自分の問題」なのか、「相手の問題」なのか。
「相手の問題」を、「自分の問題」だと錯覚して、「相手の問題」を「自分」が解決しようとしていないか。

では、自分が直面している問題の、どこまでが「相手の問題」で、どこからが「自分の問題」なのか。

「対象」とする問題が、「相手の問題」であったとき、必要なのは、「腹を立てること」ではなく、「相手の問題」を「分析すること」である。

これが、「対象」の側面から見る「腹を立てない方法」の鉄則です。
腹を立てずに分析する。必死に分析することで、「自分」がとりうるべき「手段」もおのずと見えてくるようになるのです。そして、「怒り」は必ずしも物事を解決すべき手段とはなりえないことも。

では、次に。「対象」が「相手(もしくは自分以外の何か)」ではなく、「自分」にあった場合はどのように考えるべきなのでしょうか。

前回の記事の中で、示した「腹を立てる」プロセスとして示した事例の中で、一連の流れの中には、「相手の問題」と「自分の問題」があることをお示ししました。

おさらいしてみましょう。


些細なことで、つい切れてしまって、思わず感情をぶつけてしまう。

未熟な方ですと、「些細なこと切れている」ということにすら気づいていない人もいます。

ですが、ある程度精神的に成熟してきますと、「つい腹を立てて感情相手ぶつけてしまった」ことを「後悔」するようになります。

そして、後悔することが解っているのに、同じようなシチュエーション出くわすと、我慢できずに、また同じように相手感情ぶつけてしまう・・・。

そういった方の多くは、「自分」が腹を立てることを後悔しているはずなのに、なぜか自分腹を立てる対象となっている「相手」のことを悪く言おうとする

たとえば、その方にそのことを問いかけると、きっとこう答えるでしょう。

「だって相手が悪いんだから」と。

赤字が「相手(もしくは自分以外の何か)の問題」であり、青色が「自分の問題」です。では、赤字と青字の「明確な違い」とは、一体なんでしょう。もちろん、「相手の問題」だとか「自分の問題」だとかいう項目は抜き
にしてですよ。

ではでは。ちょっと考えてみましょう。


































はい。わかりましたか? 

赤字と、青字を、ちょっとピックアップして見てみましょう。


赤字・・・「些細なこと」「人(相手)」「同じようなシチュエーション」「対象」「相手が悪い」
青字・・・「自分」「(つい)切れる」「感情」「気づく(気づいていない)」「感情をぶつける」「後悔」「腹を立てる」「悪く言う」

わかったでしょうか。赤字は「客観的・具体的に説明することが可能」である。青地は、(「自分」という言葉以外)「抽象的で、具体的に説明することが難しい」ということ。
唯一、例外的に、赤字の中に「相手が悪い」という言葉が含まれていますが、基本的に「相手が悪い」と考えているのは「自分」なので、これは自分自身の問題である、ということもできます。

そう。つまり、「相手(もしくは自分以外の何か)の問題」とは、「事柄」に相当するものであり、「自分の問題」とは、内面的な問題。つまり、「感情の問題」であるということができるのです。

それでは、「感情」の側面から見る「腹を立てない方法」を考えて見ましょう。

では、そもそも「感情」って何でしょう。いろんな表現があります。「怒り」「喜び」「悲しみ」。
よく、こんな表現をしますね。「感情を持つ生き物は人間だけだ」と。しかし、本当にそうでしょうか。

よくよく考えてみてください。例えば、犬が食べようとしている食べ物を取り上げたとき、犬はどんな風になりますか?
例えば、牙をむいてほえて怒ったり、悲しそうに鳴いてみたり・・・。

では、取り上げたえさを、再び犬に与えるとどうでしょう。尻尾を振って大喜びです。とてもうれしそうにえさを食べます。

さあ。どうでしょう。こうしてみると、犬や猫にも「感情」があることがわかります。

実は、「感情」って、人間の根源から沸き起こる、意識的にとめることができない、無意識の感覚のことを言うのです。(※参照:阿頼耶識

つまり、人間が「腹を立てる」という感覚を持つことをとめることは、すなわち「不可能」だということになります。だって仕方がないです。「無意識」のうちに沸き起こって、「意識的」にとめることができないのです
から。

だけど、それでも「感情」の側面から見て、「腹を立てない」ことは可能なのです。

どんな方法でしょう。
まあ、ヒントはかなり記してるんですけどね。

人間の感情は、「無意識」に起こって、「意識的」にとめることはできません。であれば、感情が、「無意識」のうちに沸き起こらないようにすればよいのです。「無意識」を「意識」の支配下に置くのです。

よく「氷山の一角」っていう表現をしますよね。
人間の意識(顕在意識」の割合は一割程度で、残る9割は「無意識」である、と。

腹を立てないための第一の方法は、「無意識」に行っている行為を、「意識的」に行うことなのです。
人間が一日に行っている行為って、考えてみると、随分たくさんあります。朝目を覚まして、身体を起こして、あくびをして、右手を上げて、左手の指を動かして、立ち上がって、着替えて、ドアを開いて、階段を下りて、
ご飯を食べて・・・。

では、人間のこういった行為のうち、どの行為が「無意識」に行われ、どの行為が「意識的」に行われているでしょう。
皆さんは把握されていますか?

さて。では、「無意識」に行っている行為を、「意識的」に行うとはどういうことでしょう。
「無意識」に行っていること。これは、言い換えれば「癖」や「習慣」のことなのです。

つまり、「無意識」を「意識的」に行うことととは、自分自身の「癖」や「習慣」を知ることに他ならないのです。
気づかされるものです。ああ、自分はこの行為をするときに、こんな癖があったのか、と。これは、「自分自身」を「客観的」に見るということでもあります。

「怒り」も感情である以上、「無意識」に腹を立てていることになります。「無意識」に腹を立てている状態を、「意識的に行う」とどのような状態を指すのか。

それは、つまり「自分自身」が、一体どのような時に腹を立てているのか、ということに「気づく」ことを意味しています。

自分自身が腹を立てるケースを把握する、ということはつまり、事前に腹を立てそうなケースが生じることを察知し、腹を立てる「準備」を行うことができます。
また、場合によっては腹が立ちそうなケースが生じることを察知して、その状態を「避ける」。もしくは「逃げる」ことも可能になります。

瞬間湯沸かし器のように腹を立てる人を見ていると、その人は、わざわざ自分が腹を立てそうなケースに自ら突っ込んでいって、案の定腹を立てているような、そんな状態をよく目にします。
「わざわざそんなところに行かなきゃいいのに・・・」と。


さて。ご理解いただけましたでしょうか。
「感情」の側面からみた「腹を立てない方法」。その答えは、「腹を立てている自分に気づくこと」なのです。

もちろん、すでに腹を立てているわけですから、厳密にいえば「腹を立てない方法」と言えないかもしれません。ですが、腹を立てていることに気づいていることで、腹を立てている自分を
コントロールし、やがては腹を立てる前に腹を立てることをやめたり、また避けたり、逃げたりすることが可能になるのです。


いかがだったでしょう。
「感情」の側面からみた「腹を立てない方法」。「無意識」を「意識的」に行う習慣。ぜひ、身につけてみてくださいね。


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本日のベストショット!!(≧▽≦)

2010-10-18 21:59:41 | クラウドカフェ
本日のベストショット!!(≧▽≦)

行きますよ~
































じゃじゃ~ん(≧▽≦)


@クラウドカフェ。

とある広告の設置をお願いに行ったのですが、お譲ちゃんもお店の常連さんなのですが、のんきとはなかなか出合えずにいました。
一年ぶりくらいになるのだそうです。そんなに経つのか~

今日はお店の新製品も登場しました。



食いかけです。

栗チーズケーキ。
栗を使ったケーキ、っていうイメージなので、味はモンブラン風の味わいを想像していたのですが、口に含んでみてびっくり。

「栗じゃ~ん!!(≧▽≦)」

そう。ふかして、殻を割って食べる、あの栗の風味そのまんまなんです。
はい。今、食べたいな~っておもったそこの君!


場所はこちら。

時間も少し変更になりました。

早朝~17:00。休日は日・祝日となっています。

ぜひぜひ、遊びに行ってみてね。
ひょっとしたら、のんきにも会えるかも~。


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第2回 のんきのメンタルクリニック (*´∀`*)

2010-10-17 10:25:08 | こころの問題
昨日は突如招集された飲み会に参加していたので、今日はちょっと二日酔い気味です。
酔いよりも、実は胃の違和感の方に悩まされていたのですが、大分回復しました。

ってことで、第2回 のんきのメンタルクリニック。開院で~す。

第1回では、「こころ」をとらえるためには、「感情のブレイクダウン」を行うことが必要だ、とお伝えしましたね。

元々、経済を勉強しているときに出会ったのがこの、「ブレイクダウン」という言葉だったのですが、日本語で考えると、「分類」とか、「詳細に分析する」
という意味合いになるでしょうか。

些細なことで、つい切れてしまって、思わず感情をぶつけてしまう。

未熟な方ですと、「些細なこと切れている」ということにすら気づいていない人もいます。

ですが、ある程度精神的に成熟してきますと、「つい腹を立てて感情相手ぶつけてしまった」ことを「後悔」するようになります。

そして、後悔することが解っているのに、同じようなシチュエーション出くわすと、我慢できずに、また同じように相手感情ぶつけてしまう・・・。

そういった方の多くは、「自分」が腹を立てることを後悔しているはずなのに、なぜか自分腹を立てる対象となっている「相手」のことを悪く言おうとする

たとえば、その方にそのことを問いかけると、きっとこう答えるでしょう。

「だって相手が悪いんだから」と。


さて。一連のこの流れを見て、どのように感じるでしょう。その方は、なぜこのような発言を行ってしまうのでしょう。
のんきは、この項目を「赤」と「青」で分類してみました。

実は、一連の感情のやり取りには、「自分の問題(青)」と「相手(もしくは自分以外の)問題(赤)」が含められているのです。

「なぜ腹を立てるのか?」と問われると、結局「相手の問題」を「自分の問題」であると錯覚し、「相手の問題」なのに「自分が解決しよう」と考えているから腹を立ててしまうのだ、と、
そう答えるのが相当かと思います。

自分には自分の問題が存在するのですから、本来解決しなければならない問題は、実はほかにあるはずなのです。ですが、つい誰か自分以外の第三者が関わってしまうと、つい自分の問題
を相手に押しつけようとしてしまい、さらに相手の問題を自分が解決しようとしてしまう。

実は、腹を立てるまでのプロセスとして、こんな過程を、人間は無意識のうちに、しかも一瞬で判断して行っているのです。いや・・・「無意識」だから、「判断」はしてないか・・・

「腹を立てないためにはどうすればよいのか」。
まずは「問題」を「自分の問題」と「相手(もしくは自分以外の対象)の問題」に分類することがその第一歩になります。

そして、さらにそれらの問題を、「対象」「感情」「思考」の3つに振り分けます。

では、次にこれらの3つに分けられた問題を、腹を立てないためには、どのように処理していけばよいのでしょうか。
では、これをまずは「対象」の側面から見てみましょう。

「対象」とされた問題は、「自分の問題」なのか、それとも「相手の問題」なのか。
もしもこれが自分の問題ではなく、「相手の問題」なのであれば、きちんと「相手の問題である」と認識する必要があります。

つまり、問題に直面した時に、まず行うことは、「腹を立てること」なのではなく、「相手の問題を分析すること」ということになります。
そう。この記事でのんきが行ったように、相手が抱える問題をブレイクダウンして、項目ごとに振り分けることが、「最優先事項」なのです。

たとえば、こんな例で見てみましょう。

ある日、自分が夕方に食べようと思って買ってきた大好きなおやつを、今すぐは食べないので、気軽にテーブルの上に置いておいた。夕方、食べようと思ってテーブルの前に来た
時、自分の兄がそのおやつを食べてしまった直後だった。


さあ。こんな事態に直面した時、あなたならどうするでしょう。
カチンときて、お兄さんに怒鳴り上げるでしょうか。「なんで私が買ってきたおやつを勝手に食べるんよ!!」って。

はい。ここで、少し待ってみましょう。「カチン」とくることは仕方がないと思います。なんてったって、自分が楽しみにしていたおやつを、お兄さんが勝手に食べてしまっているんですから。

だけど、お兄さんに怒鳴り上げる前に、ちょっとだけ待ってみてください。

自分は、一体なぜお兄さんに対して腹を立てているんでしょうか。
そこで、まずは「対象」をブレイクダウンしてみましょう。この場合、「対象」は二つありますね。一つは「おやつ」。そして、もう一つは「兄」です。

では、自分はどうして腹を立てているのか。では、今度は「感情」のブレイクダウンを行ってみます。
まずは、「おやつ」に対して。自分は、そのおやつが大好きだった。夕方に食べたいと思っていた。その対象が現在食べることができない状態になっている。
つまり、自分が腹を立てているのは、「おやつが食べられない」ことに対して腹を立てているわけです。

ここで、自分が取りうる選択肢は主に3つ。

①「自分の中に起こった怒りの感情を兄にぶつけること」。
②「おやつを食べられないという状況を受け入れること」。
③「食べられないおやつを、食べられる状態にすること」。

さあ。あなたならどの行為を選択しますか?



































はい。それでは、それぞれの選択肢を分析してみましょう。
まずは①番。

「自分の中に起こった怒りの感情を兄にぶつける」

そもそも、自分が腹を立てているのは、「おやつが食べられないから」です。つまり、自分が一番望んでいるのは、「おやつを食べること」です。
では、自分の中に起こった感情を兄にぶつければ、自分はおやつを食べられるようになるのでしょうか。答えはNo.です。だって、対象はもう既にこの場にないのです。
であれば、兄に感情をぶつけてみたところで、現状が回復することはありません。往々にして、感情を相手にぶつけると、これはヒートアップして、どんどん自分の中で巨大化してしまいます。
おまけに相手の感情も傷つけてしまうことになりますから、場合よれば大喧嘩になってしまったりもするわけです。

おやつが食べられなかった上に、兄弟げんかをして、疲れるし腹は立つし、ろくなことはありません。つまり、この選択肢は自分にとってメリットがないばかりか、却って双方の感情を傷つけ
あってしまい、逆にデメリットしかない、そんな選択肢と言えるのです。


では、続きまして、②番。
「おやつを食べられないという状況を受け入れる」

おやつを食べようと思っても、もうそこには自分の大好きなおやつはありません。どんな選択肢を取ったとしても、結局その状況は受け入れざるを得ないわけです。
①の選択を行った場合でも、最終的にはその状況は受け入れるしかありません。ですので、わざわざ腹を立立てることをせず、一瞬でその状況を受け入れる、という選択を行うのです。
実は、「腹を立てない」ための、最大の解決策は、これを一瞬で行える習慣を身につけることに他ならないのです。
自分にとってプラスにはなりませんが、後々のことを考えた場合、「次にとりうるべき行動に素早く移ることができる」また、「後々に禍根を残さない」など、自分自身にとって、将来的な
メリットを生み出す選択ともなります。

では、最後に③番。

「食べられないおやつを、食べられる状態にする」


「え~、そんなこと、できるわけないよ~
お。出ましたな、ひよこさん。 本当に、「できない」と思いますか?

実は、時間軸を取り除けば、これは決して不可能なことではありません。そう。「全く同じ物質」を「食べられる状態」にすることは不可能です。ですが、「同じ種類のおやつ」、または
「自分自身の不満を満たすことのできる、代替品」であれば、それを「食べられる状態」にする方法はないわけではありません。

そのためには、まずは「兄」と交渉する必要があるのです。
それでは、そこでもう一つの怒りの対象である、「兄」をブレイクダウンしてみましょう。

そう。ここで考えなければならないのは、「なぜ」兄は自分が楽しみにしたおやつを食べてしまったのか、ということです。

一番考えられることは、「兄はおやつが自分も食べてもかまわないものだと思っていた」というケース。

兄に、「なぜ私のおやつを食べたのよ!!」と聞くと、こんな答えが返ってくるかもしれません

「だったら食べられないようなところに置いとけよ!!」

そう。実はこのお兄さん、おやつが誰でも手にできるようなところに置いてあったので、親が買ってきたものだと思って、気にせずに食べてしまったのです。
だとすると、ここに原因が自分にあるんだということがわかります。次からの対策として、兄の食べられない状態にしておくか、そのおやつが自分のものだということを明示しておく必要が
ある、ということになります。

ですが、兄がこのように物分かりの良い人物ではないケースも考えられます。
自分の食べられる場所にあるんだから、食べても問題はない、と。「妹」が買ってきたものかどうかなど関係ない、と。

この場合、考えられる方法がまた、さらに2つに分けられます。

一つは、「自分が被害を受けた、ということを兄に理解させる」
一つは、「兄の考え方を変えさせ、たとえ兄弟であっても、人のものを勝手に食べてたりしてはいけない、と理解させる」

そう。そしてこの場合、一つの方法として、確かに「怒りを表現する」という方法が、確かに存在します。ですが、むやみやたらに怒りを表現するのではなく、きちんと「方法として怒り
を表現する」という方法を選択する習慣が必要になるのです。ですが、必ずしもその兄が、自分が怒りを表現したからと言って、考え方を変える、とは限りません。

そこで、さらに「兄」を細分化して分析する必要が生まれます。

そもそも、なぜ兄は「自分の食べられる場所にあるものを、自分が食べるのは問題がない」と考えるのか。
たとえば、一つの考え方として、「自分が妹だから」。

これは、「兄弟」という兄との関係性がもたらす弊害ですから、さらに兄の性格を細分化し、自分が妹であったとしても、兄が自分のおやつを食べないようにするにはどのようにすればよい
のか。この方法を別に考え直す必要があります。

そして、もう一つ。「兄の性格」として、あまり他人の事情を考慮しない性格である場合。
この場合、さらになぜ兄がこのような性格で成長してしまったのか、ということを分析する必要が生まれます。

「教育や環境」の問題なのか、それとも「生来」の個性(発達障害など)なのか。

それぞれのケースに応じて最も良い対応の仕方もまた変化してくるのです。


このように、文章としてつらつらと書きならべましたが、このような判断を、より短い時間帯で行えるようになれば、「腹を立てる」必要がなくなり、また怒りを表現する場合でも、それ
が一番最適な方法であり、一つの手段として怒りを表現することができるようになります。しかも、これは自分で判断して行っていますから、「怒りを表現する」必要がなくなった場合、
もしくは「怒りを表現する」という方法が適切な手段ではなかった、と判断できた場合、この手段を意識的に終わらせることもできるようになるのです。

若干「感情」や「思考」も交えながらお話してみましたが、「対象」から見る「腹を立てない」方法。いかがだったでしょうか。
だけど、実は「対象」を考える場合、本来なら腹を立てる「対象」と直面しなければならないような状況を生み出さないことが最も良い解決方法と言えます。

ときには「逃げる」ことも必要なのです。

さて。それでは次回は「感情」の側面からみる「腹を立てない方法」。あなたにとって、有益な方法となるでしょうか。

それではお楽しみに~









「・・・そんなこと、簡単にできりゃぁ苦労しないよ。
あ、まあまあ、ひよこさん。そうおっしゃらずに。 ひよこさんができそうなことからまず、チャレンジしてみてください。


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第1回 のんきのメンタルクリニック (*´∀`*)

2010-10-16 08:25:55 | のんきワールド
いや、1週間くらいまたあけちゃいました。

考えてみると、1週間なんてあっという間ですね。
で、昨日の晩。いざ椅子に座って、新しい記事を作ろうと思ったのですが、記事のネタにしようと思っていた写真が、思いっきりピンボケしてて、ちょっとブログとして出すには余りも
お粗末だったので、そのネタはつかえねぇ~

いくつか記事に使えるネタもあるんですが、政経関連が多いので、そのネタは、ちょっと控えてみよう、と。ネタにしやすいこともあり、またのんきが訴えたい要素も満載なので、ついつい
割合が多くなってしまいますから。

そこで、考えたのがこの、「のんきのメンタルクリニック」。
このところ、知人にこの系統のお話をする機会も多いし、また、最近新しく知り合った方と話をしていて、ふとのんきが昔勉強をした内容が芋づる式に引っ張りだされてしまったので、折角
だから、みんなでシェアしちゃおう、と思ったんです。

ひょっとすると、昔記事にしたこともあるかも知れませんが、改めて。新しいのんきのブログ読者もいますからね。

ってことで、「のんきのメンタルクリニック」開院です。

最近、経済の勉強をしていて、ふと思うことがあります。
「『経済』と『人のこころ』ってよく似ているなぁ~」って。

のんきの言う「経済」は基本的にマクロ経済のことを指すのですが、人間のこころもこの、「マクロ経済」とよく似ていると思うんです。

ってことで、最初はちょっと難しそうなお話からスタートしますが、少しだけお付き合いください。

きっと、みなさんが「マクロ経済」と耳にして、難しく感じるのは、全体がボヤ~っとしてて、しかもあんまりにおっきすぎて、把握することに抵抗があるからだと思います。
「こころ」の問題もおんなじで、一概に「こころ」または「メンタル」なんて表現されても、全体像が大きすぎて、把握したり、理解したりすることに抵抗を覚えるのではないでしょうか。

だけど、「こころ」の問題は自分自身にとってもより身近で、時に自分自身が直面して、回避することが困難な場合もある。「何とかしたい」と思うけど、全体像がつかめないから、何とか
したくても何とかできない。結果、自分自身を追い込んでしまって、「うつ」と呼ばれるような状態になったりするわけです。

って、こんなに簡単に表現するけど、経済もこころの問題も、ともにそんなに単純じゃないし、理屈や全体像が分かったから、って言って、簡単に解決するような問題でもない。
後天的なものもあれば、潜在的に存在するリスクで、根本を解決しようとするとその構造そのものが崩壊してしまう危険性を秘めたものもあったり・・・。

だけど、まずはその、「全体像」を把握することって、とっても大切なことだと思うんです。

たとえば、まずは「経済」のことを考えてみしょう。
この記事は経済の記事ではないので、簡単な例として、「GDP」のことを考えてみましょう。
では、GDPっていったい何なのか。正確に説明できる方はどのくらいいらっしゃるでしょう。

GDP。「国民総生産」のことですが、これを「需要」の側から見てみると、A:国内で民間人が
消費を起こした金額の総額、B:民間企業の投資金額、C:政府が民間に発注した金額の総額と公共
投資費の3つで構成されています。(多少省略してます)

つまり、需要を回復させようと思うのであれば、「民間」「企業」「政府」に対してそれぞれ働きかけ
を行うことができるんだな、ということがわかります。

では、「こころ」で考えると、どうでしょう。
「こころ」って、全体で考えるとものすごくわかりにくいんですが、では、この中で、たとえやすい例
として、「腹を立てる」という例でで考えてみましょう。

では、なぜ「腹が立つ」のか。原因はいろいろあると思うのですが、わかりやすく説明できる方はどの
くらいいらっしゃるでしょう。

「腹を立てる」というこころの変動を考えた場合、この項目もまた、GDPと同じように3つに分ける
ことができます。つまり、腹を立てるには、その腹を立てる「対象」。そして腹が立つ、という自分自
身の「感情」。そして、腹を立てた状態を継続することを決めている、自分自身の「思考」。

「腹を立てないためにはどのようにすればよいのか」。
つまり、これには「対象」「感情」「思考」に対して、それぞれ働きかけを行うことができるわけで
す。

「経済」にしても、「こころ」にしても、わかりにくいのは、遠くから離れて全体像ばかり見ようとし
ているから。遠くから見ると2次元の空間にしか見えなかったものが、少し近づいてみると立体的な
奥行きがあり、そこには時間も流れている、ということがわかります。

「感情のブレイクダウン」。このことがわかりにくい「こころ」を見えやすくし、またさらにそれぞれ
の項目を分析し、習得することで、「腹を立てずにすむ」方法もあるのです。

ってことで、次回は「ブレイクダウンされた感情」をどのように分析していけばよいのか。そんな方法
論を展開いたします。

それでは「第2回 のんきのメンタルクリニック」。お楽しみに~。


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のんきのアニソンベスト10 第5位

2010-10-10 00:09:08 | のんきワールド
のんきのアニソンベスト10。

いよいよ上位、ベスト5に突入しました。



「え~ この曲が第5位~

出ましたな。ひよこさん。
そう。きっと、「もっと上位にランクしてもいいんじゃないん!」とか、「メジャーは入れんって言いよったのに、なんでスラダンなん!」とか、いろんな声が聞こえてきそうですが・・・

で、スラムダンクの場合、オープニングよりも、エンディングにいくつもの名曲が名を連ねていますよね。

あなただけ見つめてる(大黒摩季)


世界が終るまでは(WANDS)


煌めく瞬間に捕われて(MANISH)


マイ フレンド(ZARD)


なぜのんきがスラムダンクをベスト5にランクインさせたのか。スラムダンクにおけるアニソンの良さって、曲とアニメーションの絶妙なのコラボだと思います。
「アニソン」と呼ぶわけですから、やはりアニメーションあっての名曲。

そういった意味で、第8位にランクインさせたハイスクール奇面組も同じような価値があると思うのです。

たとえば、

きまぐれ オレンジ☆ロード


なども同様です。(光てんかんにご注意)

全部ジャンプ系ですけどね。

そういった意味で、スラムダンクの場合、やはり初期オープニングが一番その要素が強いと思うのです。
スタジアムの完成から始まり、バッシュが床を摺る音。バスケボールがリングにダンクされる瞬間の音から始まり、本編へと続いていく一連の流れ。

アニメーションそのものの仕上がり方もかなり秀逸なスラダンですが、その中でこのオープニングの価値は、非常に高いものがあると思います。

では、なぜ5位という中途半端な順位なのか。
それは、「アニソンらしくなさ」にあります。

ってことで、4位からは、「これぞアニソン!!」と胸を張って言えるようなアニソンをランクインさせていく予定です。

まあ、実は2位と1位は最初っから決まってるんですけどね。


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今こそ放て!! 日銀砲!!

2010-10-08 22:08:25 | のんき的経済問題
先ほど、TVでサッカー日本対アルゼンチン戦を見ていると、緊急ニュース速報として、画面上部にテロップが流れました。

円急伸、一時81円台に…15年4か月ぶり

もはや円相場は手がつけられないほどにまで上昇しています。円相場を正常に戻すために、一体どのような手段が行えるのでしょう。

民主党代表選直後、菅と野田は市場に対し、付焼刃的な為替介入を行い、一時的に為替は一ドル84円台にまで戻しました。
ですが、まさしく「付焼刃」。一時的な、パフォーマンスのための為替介入は、その後行われることはなく、徐々に為替相場は値を戻し始めたのです。

そして、10月5日、日銀はたまらずに大幅な金融緩和を行い、政策金利を0円台に戻し(ゼロ金利復活)、また、発行済みの国債や社債を買い取るための基金を5兆円設置しました。
日銀が追加緩和を決定、政策金利を0─0.1%程度に引き下げ ロイター 10月5日(火)16時8分配信


ところが、この翌日、ニューヨーク外国為替市場の円相場は、1ドル82円にまで達し、為替介入以前の最高値を更新したのです。


このニュースについて、愚かな毎日新聞が、こんな素人記事を掲載しています。
<NY外為>円急伸、一時82円75銭 米の追加緩和観測で 毎日新聞 10月6日(水)23時18分配信

内容を転載します。
【ワシントン斉藤信宏】6日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、米国の追加金融緩和観測を背景に急伸、一時、1ドル=82円75銭をつけ、政府・日銀が
9月15日に実施した円売り・ドル買い介入前の円高水準(82円86銭)を上回り、95年5月以来、約15年ぶりの円高・ドル安水準を更新した。

 朝方発表の米国の雇用関連統計が大幅な悪化傾向を示し、米連邦準備制度理事会(FRB)が次回11月の連邦公開市場委員会(FOMC)で追加の
金融緩和策に踏み切るとの観測が一段と広がった。日銀は5日、円高やデフレへの対応策として約4年ぶりの実質ゼロ金利政策の採用や国債など資産買
い入れの拡大など「包括的な緩和策」(白川方明総裁)を決めたが、市場の根強いドル売り・円買い圧力の前に早くも効果が疑問視される状況となって
いる。


さて。どの部分が「愚か」な「素人記事」なのか。

ちょっとピックアップしてみます。

日銀は5日、円高やデフレへの対応策として約4年ぶりの実質ゼロ金利政策の採用や国債など資産買い入れの拡大など「包括的な緩和策」(白川方明総裁)
を決めたが、市場の根強いドル売り・円買い圧力の前に早くも効果が疑問視される状況となっている。


「え~・・・どこがおかしいの?

ひよこさん。では、民主党代表選前を振り返ってみましょう。

ちょうどよい記事が見つからないので、のんきの記憶で振り返るのですが、菅直人も、野田財務大臣も、ともに政府による為替介入ではなく、「日銀の金融緩和」を盛んに要求していま
した。「為替の正常化」のためには日銀の金融緩和が必要だ、と。

のんきはずっと思っていました。このブログで記したかどうかは覚えていないのですが、為替を正常化させるには、政府による為替介入以外にない、と。

実際、為替介入により、為替は82円から84円まで戻しました。ですが、今回の「大幅な金融緩和」では為替は値を戻すどころか、さらに上昇し、ついに81円台へと突入するまでに
上昇したのです。

なぜこんなことになるのでしょうか。
実は、今回の金融緩和。為替相場はさらなる円高へと推移しましたが、同時に「日経平均株価」がずいぶん値上がりしたのです。

東京株、2週間ぶりに9700円台回復 産経新聞 10月7日(木)12時12分配信

この後、再度株価は値下がりするのですが、金融緩和直前まで9000円台前半で推移していたことを考えると、ずいぶんと大幅な上昇と言えます。

「え~、やけど、株価が値上がりしたんやけん、え~んやないん?

ひよこさん。そう思いますか? では、こんなニュースをご紹介しましょう。

外国人投資家が日本株に回帰へ 3市場で買い越し

以前にご紹介したこともあるかと思いますが、日本の株式の、実に30%近くは日本人ではなく、外国人投資家(もしくは企業)が保有しています。
一方で、日本人株主たちは、基本的に株式の売買をそれほど積極的には行わないため、日本の株式市場を動かしている投資家のうち、実に約7割近くが外国人投資家なのです。

このニュースは、民主党による為替介入が行われた直後、外国人投資家が日本株へ流れた、というニュースです。

外国人投資家は、円相場が円安に振れている折は、積極的に円を買い、これを日本株で保有します。一方円高に流れると、日本株を売り、円高が落ち着いたころに円を売り払うための
準備をします。今回、つまり、為替介入により、市場が円安に振れたため、また円高が落ちつた、と判断されたため、外国人投資家は再度円を買いに走り、日本株の保有に回ったのです。

ところが、日銀による金融緩和後は、株式は大幅に上昇し、かつ円相場も急速に円高へ向かうという、今までとは明らかに異なる状況が生まれました。これが一体何を意味するのか。

のんきは思います。大幅な金融緩和が行われたため、日本株そのものに魅力が生じ、外国人投資家が円を買いに走ったのではないか、と。

単なる推測ですけどね。円高である以上、輸入品の価格が大幅に値下がりするわけですから、これに対抗するため、日本の市場のデフレ化はより一層進むのではないか、と思うのです。

日銀の金融政策とともに、国の財政政策がともに行われることが必要です。
しかも、行うのなら徹底的に。

J-NSC 谷垣禎一氏が日銀砲について語る 2010-06-09


「日銀砲」ちらちらと耳にはしていたのですが、まさかその使い手が谷垣さんだったとは夢にも思っていませんでした。谷垣さんは財政債権論者で、財政出動には消極的である、としか
思っていませんでしたから。

「日銀砲」。動画中で、谷垣さんは、当時為替を安定させるため、1年間で合計33兆円近くのお金を使った、と言っています。しかも一晩で1兆円近く使うこともあった、と。

他のサイトでの説明を見てみると、その財源として、政府が保有する米国債を日銀に買い取ってもらい、そのお金でさらに米国債を買ったのだとか・・・。
そのおかげで欧米のハゲタカファンドが2000社近く倒産したのだとか・・・。超びっくりです。

今こそ放て!!日銀砲!!


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