朝目が覚めると、今年初めて耳にする音が聴こえました。
鳴いていたのは1匹だけだったのですが、ああ、もうそんな時期か・・・
と、少し切なくもなりました。
「ツクツクボウシ」
よく考えると、昨日は二十四節気の一つ、「立秋」。
なんと頭のよい虫だろう、とも思いました。
あまりに近くから聞こえるので、2階の部屋の窓から外を見てみると、
Lの字にくぼんだ外壁の、ちょうど窓から見えやすいすぐそばの位置
位置で彼は鳴いていました。
こんな近い位置から、しかも気づかれることなく、長い間せみの姿を
鳴き声を聞きながら、見続けたのは初めてです。少し感動しました。
前回の日記で、蟲は、僕たちがよく知っている虫(むし)とのことだ、
と記しましたが、実は、これも本当は誤りなのです。
う~ん・・・。誤り、というのも少し違うのかな。
蟲という文字は、本来広く動物全般を意味するようです。
羽蟲(鳥類)、毛蟲(獣類)、甲蟲(亀類)、鱗蟲(魚類)、裸蟲(人類)
で、それぞれ、羽蟲の長が鳳凰、毛蟲の長が麒麟、甲蟲の長が亀、鱗蟲の
長が龍、裸蟲の長が人間なのだそうです。
ですが、蟲という漢字そのものは、どうなのでしょう。
やはり虫(むし)のことを表すのでしょうか。そのあたりは、僕が持って
いる情報の中には、含まれていません。
「夏」と感じられる季節も、あとわずか・・・。
季節はその季節なりの良さがあります。ですが、「夏」という季節には、
他の季節にない「色」を取り分け感じることのできる季節だと思います。
春には沢山の花が咲きます。秋には山が赤や黄色に紅葉します。
冬には雪が降ります。
どの季節も素敵だと思います。だけど、どうしてでしょう。
夏という季節が与えてくれる感覚は、他の、どの季節からも感じ取ること
のできない、特別なものだと感じます。
だからこそ、あっという間に通り過ぎていく「夏」に、いつも切なさを
覚えるのです。
鳴いていたのは1匹だけだったのですが、ああ、もうそんな時期か・・・
と、少し切なくもなりました。
「ツクツクボウシ」
よく考えると、昨日は二十四節気の一つ、「立秋」。
なんと頭のよい虫だろう、とも思いました。
あまりに近くから聞こえるので、2階の部屋の窓から外を見てみると、
Lの字にくぼんだ外壁の、ちょうど窓から見えやすいすぐそばの位置
位置で彼は鳴いていました。
こんな近い位置から、しかも気づかれることなく、長い間せみの姿を
鳴き声を聞きながら、見続けたのは初めてです。少し感動しました。
前回の日記で、蟲は、僕たちがよく知っている虫(むし)とのことだ、
と記しましたが、実は、これも本当は誤りなのです。
う~ん・・・。誤り、というのも少し違うのかな。
蟲という文字は、本来広く動物全般を意味するようです。
羽蟲(鳥類)、毛蟲(獣類)、甲蟲(亀類)、鱗蟲(魚類)、裸蟲(人類)
で、それぞれ、羽蟲の長が鳳凰、毛蟲の長が麒麟、甲蟲の長が亀、鱗蟲の
長が龍、裸蟲の長が人間なのだそうです。
ですが、蟲という漢字そのものは、どうなのでしょう。
やはり虫(むし)のことを表すのでしょうか。そのあたりは、僕が持って
いる情報の中には、含まれていません。
「夏」と感じられる季節も、あとわずか・・・。
季節はその季節なりの良さがあります。ですが、「夏」という季節には、
他の季節にない「色」を取り分け感じることのできる季節だと思います。
春には沢山の花が咲きます。秋には山が赤や黄色に紅葉します。
冬には雪が降ります。
どの季節も素敵だと思います。だけど、どうしてでしょう。
夏という季節が与えてくれる感覚は、他の、どの季節からも感じ取ること
のできない、特別なものだと感じます。
だからこそ、あっという間に通り過ぎていく「夏」に、いつも切なさを
覚えるのです。