忙しいほうがいい。でも本当は・・・

時間が止まってしまうと、いろんなことを
考えてしまいます。
だから忙しいほうがいい。

でも、本当は・・・

♪新春歌声コンサート♪

2011-04-26 00:04:58 | ボランティア
しばらくお堅い記事ばかり続けてきたので、今日はのんきの普段のご様子をば。

今日は久しぶりに、ハーモニーカフェからのお届けです。


陰ってますね~

逆光で見えにくいですが、左側の人がマンドリンを演奏している様子です。

昨日は歌声コンサートが開催されました。


ピアノ、オカリナ、ベースの三重奏の様子。



演奏に合わせて、昔懐かしの童謡や懐メロなどをみんなで大合唱です。

↓こちらは演奏項目です。



ピアノ、大正琴、ベースの三重奏

なんと総曲数20曲 唄うだけでまあまあ疲れました。

けど、すっきりとした疲れ方でした。
超ストレス発散でしたね。

中島みゆき Miyuki Nakajima - 時代 TIME GOES AROUND(1977)


これは、そんな歌声コンサートの中で演奏された一曲です。
若いころの中島みゆきなんで、そこまでの迫力はないですが・・・

東北関西大震災で被災された皆様へ捧げます。

「時代」
今はこんなに悲しくて
涙もかれ果てて
もう二度と笑顔には
なれそうもないけど(注)

そんな時代もあったねと
いつか話せる日が来るわ
あんな時代もあったねと
きっと笑って話せるわ
だから今日はくよくよしないで
今日の風に吹かれましょう
まわるまわるよ 時代はまわる
喜び悲しみ繰り返し
今日は別れた恋人たちも
生まれ変わって めぐりあうよ

旅を続ける人々は
いつか故郷に出会う日を
たとえ今夜は倒れても
きっと信じてドアを出る
たとえ今日は果てしもなく
冷たい雨が降っていても
めぐるめぐるよ 時代はめぐる
別れと出会いを繰り返し
今日は倒れた旅人たちも
生まれ変わって歩き出すよ

まわるまわるよ 時代はまわる
別れと出会いを繰り返し
今日は倒れた旅人たちも
生まれ変わって歩き出すよ
今日は倒れた旅人たちも
生まれ変わって歩き出すよ



「東北関東大震災」支援クリック募金

ブログランキング・にほんブログ村へ相互リンクとランキングプラス
TREview地域ネット日記@BlogRanking

帰りしにクリックを・・・

想定されていた原発事故

2011-04-23 00:02:28 | のんきの日記
さて。のんきは今まで、比較的、特に今回の原発事故に関しては、政府与党、及び東電、保安院等を擁護する姿勢を貫いてきましたね。

そして、前回の記事において、初めて現与党を責める内容を書き記したかと思います。

これは、原子炉の現状や、放射線の拡散状況については、根拠のないデータや憶測で判断し、いたずらに不安を煽り、またそのことで荒稼ぎしようとする不届きな
輩が存在することが許せなかったからです。データが日を追うごとに深刻さを増すことに対して、「やっぱり与党や保安院は情報を隠していたんだ」なんてこと
を平気で言う愚かな国民にも、正直腹が立ちます。

国民を混乱させない為、情報を小出しにしていくことも当然の対応だと思うのです。
のんきは、それでもあの津波は「想定外だった」と、そう思いたかったのですが・・・。

原子炉の冷却機能の喪失を想定 平成22年度原子力総合防災訓練


これ・・・意味判ります?

この動画、右上に「訓練」と記されているように、原子炉のある場所こそ違うものの、「原子炉の冷却機能が全て喪失」したことを想定して行われた原子力事故に
関する「防災訓練」の様子なのです。

つまり、今回のように原子炉の冷却機能が全て喪失し、原子炉が深刻な状況になることを想定して、昨年。平成22年の10月に「防災訓練」が行われていたというこ
とです。

原子力総合防災訓練とは、平成11年12月17日に制定された、「原子力災害対策特別措置法」に基づき、毎年行われている防災訓練で、もちろん21年は鳩山さん、20年
には我らが麻生さんが同じ訓練を実施しています。

んで、です。見ていただきたいのが次の動画。

驚愕 !! 防災基本計画を知らない総理大臣


これなんです。まず、冒頭で菅総理が、この原子力災害特別措置法の内容について「原子力について関心がある」という割に、まったく把握していない、という
事が述べられるのですが、見ていただきたいのはそれよりも4:40ころから始まる討議。

まず、菅総理に対して、今回のような事故が起こると想定していたかどうか、という問いかけが自民党脇雅史氏から問われます。

これに対して、菅総理は「原子炉の冷却機能が失われると緊急の電源が入って冷却機能が回復すると考えていた」と回答します。
そして、5:00頃から。脇氏から、上部動画にある、原子力総合防災訓練について、「訓練内容を覚えているか」と菅総理に対して問いかけます。

ところが、菅総理は、この質問に対して、

原子炉の冷却機能が喪失されたという想定で、菅直人が本部長として参加した、この訓練の内容

覚えていない

と回答するのです。あ、厳密には違いますよ。ものすごく端折って記してますんで、具体的には動画をご覧ください。

つまり、本部長として、トップに立って訓練をしていたにも関わらず、菅直人は、その内容の一切を失念していたのです。

そして、にもかかわらず、

そのことに対して、菅は国民に対して、心底からの謝罪の言葉を一切述べず

自分と、自分たちの政党の正当性ばかりを主張

します。まあ、じっくりとみて聞いてやって下さい。事情を判ってみれば見るほど、菅をグーで殴りつけてやりたくなりますから。

このことから、ついに菅は身内である桜井福財務大臣からもNoを突き付けられます。
桜井財務副大臣が首相退陣論を正当化 「菅降ろし」が加速

当然ですよね。これでおかしいと思わないヤツの方がおかしい。後に矛先は納めている様ですが、みなさん。こんなやつに原子力事故の対応を任せられますか?

原子力事故だけじゃない。震災全体の、様々な障害に対する対応だってそう。一向に、何も進まないじゃん!!

ああ。のんきは思ってたよ。震災対応が収束するまでは少なくとも菅に総理の座にいてもらわなけりゃならない、って。
じゃないと、司令塔を失って、日本の国はさらに混乱する、って。

政局を口にすることは、却って被災民を路頭に迷わせることになる、って。・・・だけど、やっぱり違う。

こんなやつに任せてたら、本当に日本は終わってしまう!!

もちろん、被災地のみなさんには、投票場所も十分に確保できない状態で、さらにご負担をかけることになるでしょうが、本当に被災地の皆さんの事を
思うのなら、やはりさっさと内閣を解散し、総選挙に臨むことが、本当にこの国の為になることですね。


「東北関東大震災」支援クリック募金

ブログランキング・にほんブログ村へ相互リンクとランキングプラス
TREview地域ネット日記@BlogRanking

帰りしにクリックを・・・


LEVEL7という風評被害

2011-04-17 21:49:43 | のんきの日記
放射性物質、発生13日で既にレベル7相当に

こんなニュースがこの間日本中を駆け巡りましたね。

で、いろんなSNSサイトを使って、のんきは国民の反応をずっと見比べてみました。
多かった意見は、「やっぱりそうだったか」という意見。

政府や東電はやっぱり隠してたんだ、って。

だけど、のんきは思います。「何で誰もレベル7がどのくらい危険なのか、誰も調べようとしないの? 」って。

「チェルノブイリ並」という言葉をマスコミは多用しました。
福島原発事故、最悪「レベル7」と発表 チェルノブイリ並み

ところが、一方で同時にこんなニュースも国内を駆け巡りました。

チェルノブイリとは異なる…レベル7に海外機関

記事中にはこう記されています。
国際原子力機関(IAEA)のデニ・フロリ事務次長は12日の記者会見で、福島の事故とチェルノブイリ事故は規模などが「全く違う」と強調し、同列
には扱えないとの考えを示した。事故発生時、チェルノブイリ原発は稼働中だったが、福島第一原発は停止後で圧力容器の爆発も起きておらず、
放射性物質の放出量が大きく異なると指摘した。


はい。チェルノブイリ原発はなぜ爆発したか。でのんきが記したとおりですね。

で、政府や東電、保安院側から、「チェルノブイリの1割程度の放出量だ」なんて言葉もよく聞かれるようになりました。

福島原発「レベル7」 IAEA、事故構造・規模で見解
gooニュースからなんで、記事はすぐに消えちゃいます。なので、記事を転載しておきます。ソースは産経ニュースです。

■「チェルノブイリと全く異なる」

 【ロンドン=木村正人】福島第1原発事故の国際原子力事象評価尺度(INES)の暫定評価が、旧ソ連・チェルノブイリ原発事故と同じ「レベル7」に引き上げられたことについて、
国際原子力機関(IAEA、本部ウィーン)のフローリー事務次長は12日の記者会見で、福島とチェルノブイリは事故の構造や規模において「全く異なる」と指摘した。

 フローリー氏はチェルノブイリ原発は試験運転中に原子炉が爆発して大規模な火災が発生したが、福島第1原発は震災直後に原子炉が自動停止したと事故の違いを強調。
福島第1原発から放出された放射性物質の量は現時点でチェルノブイリ原発の14分の1だと説明した。

 日本政府がレベル7と判断するまで1カ月を要したことについては、「避難地域の設定や環境対策が遅れたわけではない」と述べ、日本政府の対応を擁護した。


実際、TVを見ていると、東電側や保安院側から、「チェルノブイリの1/10」という言葉もよく耳にします。

「で、いったいどの情報が本当なのよ!
はい。ひよこさん。 ではでは、情報を具体的に分析してみましょう。


政府の発表した「レベル7」に相当する放射性物質とは、「大気中に放出された放射性物質の量」のことです。
福島原発事故、最悪「レベル7」と発表 チェルノブイリ並みに記されてますね。

だけど、放射性物質放出量、炉内の1~2% 保安院が推定値公表←この記事では少し違う数字が示されてます。

 推定値は主な放射性物質としてヨウ素とセシウムを分析したもので、ヨウ素131が約2%、セシウム137が約1%だった。12日に今回の事故の
国際的な事故評価尺度(INES)を旧ソ連チェルノブイリ原発事故と同じ「レベル7」(深刻な事故)に引き上げる根拠になった。当初、放出量だけしか
公表しなかった。

 保安院によると、事故前に1~3号機の炉内にあった放射性物質は、ヨウ素131が610万テラベクレル(テラは1兆、ベクレルは放射能の単位)、
セシウム137は71万テラベクレルだったという。


ベクレルのことがわからない人は、こちらをご覧ください。

テラ、なんて表現されていると脳が沸きそうですが、日本流に表現すると、610京(けい)ベクレル。京とは兆の一つ上の数の位ですね。

要素131は、まだ炉の中に610京ベクレル閉じ込められていて、そのうちの2%、つまり12.2京ベクレルすでに大気中に流出していますよ、という話。
セシウム137が71京ベクレルの1%ですから、7100兆ベクレル大気中に流出してますよ、ということですね。

う~ん・・・福島原発事故、最悪「レベル7」と発表 チェルノブイリ並みのニュースにある数字とずいぶん違いますね。 両方とも保安院の数字なんですが・・・。

ここには、「ヨウ素換算」という妙な仕掛けがされていて、放出されたセシウムの危険性を要素の危険性に換算した値、ということらしいです。
ちなみにINESの資料によれば、セシウムの危険性はヨウ素の40倍なんですと。「合計でいくらいくらの放出量」と説明するときにヨウ素換算
のほうが正確に伝わりやすいから、っていう理由みたいです。・・・まぎらわしい。

こちらの記事によりますと、

「ヨウ素131が13万テラベクレル、セシウム137が6千テラベクレル」というのが正式な値みたいです。(保安院の値)

保安院と原子力安全委員会で、それぞれが公表するデータが異なってるのは一体どういうことなんでしょ。
ちゃんと整合性取ってくれないと、国民が判断に迷うじゃん。

↓こちらはチェルノブイリの数字です。

財団法人 高度情報科学技術研究機構 データベース部の数字です。

1PBq(ペタベクレル)とは、10000TBq(テラベクレル)なのだそうです。
ヨウ素131の値が、最大1660PBqと記されていますから、166京ベクレル。セシウム137が最大85PBqと記されていますから、8.5京ベクレル。


ってことで、実際には、要素の放出量はチェルノブイリに比べて1/12.7の値。セシウムがチェルノブイリに比べて1/7ほどの値・・・ということになり
ます。

総量をヨウ素換算すると、セシウムはヨウ素の40倍ということですから、福島の値が13000+6000*40(万テラベクレル)ということで合計37万テラベクレル。
チェルノブイリの値が166+8.5*40=506(万テラベクレル)ということで、福島の値はチェルノブイリの1/10未満に抑えられてますよ、ということになり
ますね。

・・・疲れた。

で、で、なんですよ。 本日のタイトル。「LEVEL7という風評被害」。
考えてほしいのは、上の表。これ、実はチェルノブイリ原発事故が発生してからたった10日間で計測された放射性物質を放出した値なんです。

いろいろ調べてると、こんな意見を見かけることがあります。
「チェルノブイリは10日間で収束させたのに、福島はいまだに収束していない」と。

・・・バッカじゃないの!!

こんだけ莫大な量の放射線を放出しておきながら、10日で収束してるわけないじゃん。
ただ単に、熔鉱炉まで吹っ飛んだから放射性物質がそれ以上放出されることがなかった、ってことでしょ?

福島では、それだけの放射性物質をいまだに溶鉱炉内とその周辺に閉じ込めてる、ってだけでしょ?


・・・それと、たった10日間で、これだけ莫大な量の放射性物質にさらされたチェルノブイリ市民と、漏えいこそあるものの、その1/10未満に抑えている
福島の例が同じであるわけないじゃん!!

のんきは思うんだよ。

「レベル7」、なんて公表する必要がどこにあったんだ! バカ民主党!!

今までで最大の風評被害だよ!

原発事故はどの位かかるかはわかりませんが、事態さえ終息に向かえば、それに伴う風評は、やがて終息するでしょう。

だが、今回のレベル7発言は、将来に渡って、永続的にこの国の威信を貶める、最悪の売国行為だよ!

数値がかりにレベル7に相当する値であったとしても、それがチェルノブイリに相当するほどのものでないのなら、国家機密に位置付けてでも、御宅らが
墓場までもっていかなければならないほどの、それ程重要な情報だろ!

お宅らの仕事は、真実を有りのままに伝えることじゃない。お宅らの命にかけてでも、この国の誇りと、国民の名誉を守り続けることじゃないのか!

それが今までこの国を支え続けた。
何度どん底に叩き落されても、何度でも、何度でも這い上がってきた。立ち直ってきたんだ!


国を守る覚悟もないのなら、さっさと政権の座から立ち去れ!

「東北関東大震災」支援クリック募金

ブログランキング・にほんブログ村へ相互リンクとランキングプラス
TREview地域ネット日記@BlogRanking

帰りしにクリックを・・・

“愛国保守”三宅よしまさ県議、見事当選!!

2011-04-12 22:03:17 | のんきの日記



菊池 伸英   25,744 〈元〉市議長      無所  46   新
中 政勝    13,329  党県副幹事長      公明  57   新
木村 誉    11,523  党県幹事長       公明  47   現
戒能 潤之介  11,193 〈元〉衆院議員秘書   自民  48   現
横田 弘之   10,901 〈元〉厚相秘書官    無所  72   現
河野 忠康   10,877 〈元〉衆院議員秘書   自民  60   現
笹岡 博之   10,826  党県代表        公明  55   現
西原 進平   10,114 〈元〉北条市議     自民  62   現
松尾 和久   9,516  〈元〉衆院議員秘書   無所  37   新

三宅 浩正   8,746  救う会県理事      自民  45   現

佐々木 泉   8,623  党県常任委員      共産  60   現
寺井 修    8,230  〈元〉県青果連職員   自民  59   現
阿部 悦子   7,810  環境団体代表      無所  61   現
横山 博幸   7,788  党県幹事長       民主  60   現
竹田 祥一   7,075  党県政調会長      自民  75   現
逢坂 節子   6,327  〈元〉市議       社民  61   新


ずっと記事にすることはありませんでしたが、のんきは今回の統一地方選挙、愛媛県議会議員選挙において、この「三宅浩正(みやけよしまさ)さん」を
ずっと応援し続けてきました。

前回の選挙では、愛媛県・上浮穴郡選挙区立候補者17名、当選者16名の内、最下位当選。16位での当選順位であったことから、今回の選挙ではその当選が
本当に危ぶまれていた議員さんです。

今回は同じ16名の候補者枠の内、立候補者は22名。激戦が予想されたのです。

愛国保守

この愛媛県の県議さんの中で、彼ほどこの言葉が似合う議員はいないのではないでしょうか。

のんきたち、この国を愛する人たちが集まるSNSサイト、

my日本

において、三宅さんが「愛媛県の愛国議員の代表」として紹介されていたのを見たときから、ずっと気に留めていました。



三宅さんを語るフレーズとして、「政治には一生懸命だが、選挙は苦手である」というフレーズがあります。
現在の政治を見ていると、彼の逆。「選挙には一生懸命だが、政治は苦手である」というような印象を持つ人が如何に多いことか。


のんきが三宅さんを応援したい、と思うようになったのは、前記したmy日本で、「愛国議員の代表である、三宅県議が今回の選挙では落選の危機にある」
というメッセージを見たから。

だけど、のんきはずっと市議である原しゅんじさんを支持していますから、彼が支持する議員さんを応援することになるだろう、と思っていました。

そして、その人が三宅さんだと良いな、と思っていたのです。

だから、原さんから三宅さんを支持してほしい、と伝えられたとき、のんきは心の底からうれしく思いました。


「政治には一生懸命だが、選挙は苦手である」

最初聞いたときは、余りピンときませんでしたが、選挙日が近づき、活動が厚みを増してくるにつけ、その言葉が本当に重みを持ってのしかかってきました。

「三宅さんを支持しても、仕事にならないから・・・」

そんな言葉を耳にして、のんきは愕然としました。三宅さんが、「政治に一生懸命」だということ。毎日県庁に出勤し、資料の取りまとめを行い、「外国人参政権法案」に
反対する決議を愛媛県が行うために尽力したり、拉致被害者のために奔走したり、毎週火曜日、朝8時から松山市中心部にたってスピーカーを握り、県民に対してメッセージを、
8年間1週たりとも休まずに訴え続けたり。

だけど、他の議員さんには、「支持すると仕事につながる」という打算で支持する支援者がたくさんいるんだということが、今回の選挙を通じて思い知らされたのです。


のんきは思いました。「そうじゃないだろ」と。「誰か特定の人や団体が利益を得るために、そんなために政治って行うもんじゃないだろ」って。

だけど、現実は違う。誰か特定の人や団体に利益が流れるから国民は特定の候補者を支持するんだ、ということを実感させられました。


悔しかったですね。
だけど、三宅県議の周りには、彼の周りに集まっている人たちには、本当に「この国をよくしたい」。「日本に元気になってもらいたい」。そんな使命感にあふれた人たち
ばかりでした。

これは、彼の当落情報が入ってきた、その順位でよくわかります。
彼の当選順位は10位でした。ですが、当落が決定したのは、15番目だったんです。


これはどういうことか。たとえば、ある議員を支持する「支持層」がある特定の地域に多い、とか、ある特定の団体に多い、とか、そういった票を読みやすい議員から
当選順位は決定するようなのです。

三宅県議の当落決定が遅くなったのは、彼が普遍的に、幅広い層から支持されていたから。前回の16位から、大幅に順位を上げたにも関わらず、当落の決定が遅くなった
という、その結果こそ、彼の支持層を如実に表していたのです。




当選後、三宅さんが口にした言葉は、こんな言葉でした。


「私にはまだ(今期の)任期が残されています。

選挙期間中、私は仕事ができませんでした。早く仕事がしたいです。

私は愛媛県の防災担当を任されています。愛媛県からも、大型のヘリや自衛隊、警察官がたくさん東日本大震災の現場へ向かっています。

彼らが安心して、仕事ができるよう、フォローができるようにするのが私の役割です」

と。



今日、夕方のことでした。母親から、私の携帯に電話がかかってきました。

「三宅さんが訪ねてきた」と。


びっくりしました。同時に目から涙が溢れそうになりました。

当選する前に、票を獲得するため、戸別訪問を行う議員さんはいらっしゃるでしょう。

ですが、のんきのような小物のために、わざわざのんきの自宅にまで赴いて、そこで感謝の言葉を述べて下った。


本当にうれしかったです。
のんきはこれからも、三宅さんのことを応援し続けていきます。

三宅さん、当選おめでとうございます!!
.☆.+:^ヽ(∇ ̄*)o♪Congratulations♪o(* ̄∇)ノ^;+.☆.



ブログランキング・にほんブログ村へ相互リンクとランキングプラス
TREview地域ネット日記@BlogRanking


帰りしにクリックを・・・

高橋是清の財政政策~リフレーション政策~後編

2011-04-07 23:01:11 | のんきの聖書物語
高橋是清の財政政策~リフレーション政策~前編の続きです。

前回の記事を書いたとき、のんきは・・・よもやこの国に、こんな事態が起こるなんて考えていもいませんでした。
そして、今この記事を記そうとしていることに、何か運命的なものも感じます。

それは、今から記そうとしている、この、「高橋是清」の政策こそ、今、この国が巻き込まれている「東日本大震災」における諸問題を解決しうるべきソリューション
となる、実効的な手立てであるからです。

前回までの記事で、「井上準之助」が実行した財政政策を示してきましたね。


彼の取った政策は、現代風に言うと、「金融経済のグローバル化」「財政の緊縮」「企業経営の締め付け」。この3点です。

第一次世界大戦からの時代流れを見ると、

・第一次世界大戦に伴う戦争特需→終戦に伴い外資がアジア地域に戻ってきたことに伴う不景気→関東大震災→昭和金融恐慌→政権交代→世界恐慌(昭和恐慌)

近年の時代の流れを見ると

・米国経済の好調にけん引された小泉政権下の好景気→先物取引伴うエネルギー価格の高騰→リーマンブラザーズの破綻→政権交代→東日本大震災

時系列こそ多少前後するものの、第一次世界大戦後の日本経済の流れと、近年の経済の流れは、本当によく似ていると思います。

そして、昭和金融恐慌から日本を立ち直らせたのが高橋是清。リーマンブラザーズの破綻から日本どころか、世界経済に回復の道を示したのが麻生太郎さん。
で、政権交代が起こって、積極財政政策から財政再建政策へと移行、と。

で、政権交代後の井上準之助の取った政策がダメダメなとこと、民主党政権の政策がダメダメなとこまでそっくりです。

昭和恐慌の発生後、第二次若槻内閣の崩壊に伴って誕生した「犬養内閣」。

犬養毅によって再び大蔵大臣として指名された高橋是清は、就任後、まず「金輸出」を再び禁止しました。

この当時の「金」とは、国力を図る指標のようなものですから、現在でいえば「国債」のようなものです。「金輸出解禁」とは、すなわち「外貨建て国債の発行」と同じ
ようなものです。そして通貨の発行国が管理する、「管理通貨制度」へと移行します。

金輸出を再度禁止し、経済の流れが為替変動の影響を受けにくくしたわけですから、これは同時に「デフレ防止策」ともなります。
また、是清は「日銀による赤字国債の直接買い受け」を実行し、いわゆる「市場の金融緩和」を実行しました。
そして、市場に投入した資金が海外へ流出することを避けるため、「資本逃避防止法」を制定し、海外の証券への投資を禁止します。

う~ん。で、この次が彼が批判される要因となることでもあるんだよな~


今の日本だったら、日銀に直接買い取らせてまで発行させた「赤字国債」を財源に、たとえば「公共事業の発注」を行ったりして、民間の消費拡大に充てるのでしょうが、
彼はこれを、「公共事業」ではなく、「軍事予算の拡大」に充てました。時代背景もあります。今とは違いますから、そのことで彼を責めるのは筋違いかと思います。

そして、結果的に彼の取った政策は、4年間で「インフレ率」を2%に抑え、尚且つ7%を超える経済成長率を記録したのだそうです。
日本経済は世界で最も早くデフレから脱却し、かつ世界恐慌の影響から解放されたのです。

アメリカも、欧州各地域も世界恐慌の影響を受け、経済の復興ができずに苦しむ中、ただ一国、日本だけが右肩上がりの経済成長を遂げるにいたったのです。

ですが、日本には「エネルギー」がありません。金輸出を禁止したことにより、円安が進行したことも手伝って、日本は外貨を獲得するため、紡績を中心とした輸出政策を
展開します。

これに対抗して、ヨーロッパ各国やアメリカは「ブロック経済体制」を敷き、ドル・ポンド・フランなど、各通貨圏を閉鎖して、他通貨での輸出品に対して高額の関税を
課し、日本に対する経済制裁体制を敷きます。

俗にいう、「ABCD包囲網」とういうやつですね。 「A(アメリカ)、B(イギリス)、C(中国)、D(オランダ)」の通貨圏による経済制裁の名です。

石油の獲得ができなければ、日本にとっては死活問題です。
アメリカは、この日本に対して、こんな要求を突き付けます。「アメリカの支配下に入れ」と。

有名な「ハルノート」というやつですね。

支配されることを潔しとしなかった日本は、燃料を獲得するため、結果的に太平洋戦争の開戦へと巻き込まれていくこととなります。
是清の取った財政政策が、日本を世界で一番早く世界恐慌の影響から解放させ、そのことが結果的に太平洋戦争へとつながった。

是清の政策が過度のインフレを起こす要素とならなかったことから、後の軍事費拡大へとつながる要素ともなりました。


これが、敗戦後GHQの支配下において、「財政法第5条」により、日本銀行が政府から直接国債の買取を禁止するにいたったいきさつです。

日銀総裁、復興国債引き受けは「市場に誤ったメッセージ送る」
最近、このニュースをよく目にすることがあるんじゃないでしょうか。

「日銀による政府からの国債の直接買い取りが必要だ」と。

矛盾するようですが、のんきはこういった世論には大反対です。
のんきは震災後の、日銀の動きには本当に感服しています。

そして、今回の日銀総裁の発言にも、「さすが日銀だ」と、本当にうれしく思いました。
経済からみる震災
で記しましたね。

のんきの考える復興策とは、「日銀による発行済み国債の買取」です。
日銀は、既に82兆円を超える資金を市場に投入済みです。

「短期債券」を積極的に購入することで、日銀は市場の「流動性」を高めました。買い取った債権こそ国債ではありませんでしたが、日銀が行った行為は、国債買い取り
と同じ意味合いのことを実行したのです。


民主党が取るべき復興策は、まずは「赤字国債の発行」です。これを行わずに「日銀の国債買取」へと直結してしまうのは、やはり民主党の経済観念の無さを感じさせられ
てなりません。こんなバカな案を絶賛する国民も国民です。

「日銀の国債買い取り」という最後の砦があるからこの国はさまざまな政策が実行可能になるのです。


日本は必ず復活します!!

改めて言います。


日本は必ず復活します!!


ブログランキング・にほんブログ村へ相互リンクとランキングプラス
TREview地域ネット日記@BlogRanking


帰りしにクリックを・・・

ベクレルとシーベルト

2011-04-02 21:22:59 | のんきの日記
う~ん。検索してみると、同じような記事を作っている人も随分いるみたいなんで、若干後発になりますが・・・。

「ベクレル」と「シーベルト」。

前回の記事で、のんきは皆さんの放射線の持つリスクをわかりやすくイメージしていただこうと、よく報道で用いられる、「シーベルト」という単位が、一体どの程度人体に影響を及
ぼす数字なのか、これをタバコの持つ発がん性のリスクと比較することで説明しましたね。

ところが、ある時点から、この放射線を表す単位として、「ベクレル」という単位をよく見かけるようになりました。

で、この「ベクレル」という数字が登場するようになってから、たとえば、飯館村の雑草265万ベクレル 福島、野菜を大幅上回ると言ったように、その数値だけ見ると、素人目に
は、「え~それってなんかむっちゃやばい数字なんじゃないん」っていうような数字をこれでもか、ってくらい見るようになりました。


海水に至っては、放射性ヨウ素、放水口近くで基準値の4385倍とか。

「で、基準値って一体なんぼよ 」 みたいな。

では、そもそも「ベクレル」や「シーベルト」って一体何を表す数字なんでしょう。まずはそんなお話から。
たとえば、「ウラン」っていう物質のかたまりが1kgあるとします。だけど、とくにある一定の時間帯において、その1kgのウランの塊に含まれる原子すべてが核分裂を起こして放射性物質を
放出しているわけではありません。

ベクレル」っていうのは、「ある一定の質量の物質に含まれる原子核が、1秒間の間に、いくつ分裂して放射線を放出するのか」っていう単位です。

ちなみに、1秒間に一つの原子核が分裂を起こして放射線を放出する単位が1Bq(ベクトル)です。

また、放射線を計測する単位にはもうひとつ。「グレイ(Gr)」という単位があります。これは、放射性物質から放出された放射線に人体がさらされた時、ある一定の熱量を
放出するときに、その熱量に対してつかわれる単位
。イメージ的に言うと、「放射線を人体に照射して、1度上げるのに必要な放射線の量は何Gr(グレイ)」というようなイメー
ジでしょうか。

ところが、同じ熱量の放射線であっても、その放射線の種類によって、人体に与える影響は大幅に異なります。そこで、前記した「グレイ」という単位の数字に、照射された放射
線が人体に与える危険性は、どの程度なのか、という値「放射線荷重係数」を乗じることによって導き出される数字を、「シーベルト」と言います。

シーベルト」とは、ある一定の量の放射線が、人体に対して、どの程度の悪影響をもたらすのか、という数字です。

では、改めてベクレルという値。一体、どの程度の値が、人体にどの程度の悪影響を与えるものなのでしょう。

前回の記事で、皆さんには「シーベルト」という単位が、タバコと比較して、人体にどの程度の影響を与えるものなのか、ということをイメージしていただきましたから、この「ベク
レル」という単位を、この「シーベルト」に換算
すればものすごくその危険性をイメージしていただきやすい、と思うのです。

では。冒頭で示した、「飯館村の雑草」から発見された、「265万ベクレルのセシウム」の値をシーベルトに換算してみましょう。

ベクレルをシーベルトに換算するときは、「シーベルトをベクレルで割った値=実行線量係数」を用います。


セシウム・・・一体どの種類のセシウムなんでしょう。

記事には記されていないので、まずは表中にある、Cs(セシウム)‐134で換算してみます。
ちなみに、同じセシウムでも、食物に含まれるセシウムを直接経口摂取するのと、大気中に含まれる粒子状のセシウムを吸引するのとでは人体に与える影響は随分異なるよう
なので、この二つのケースをそれぞれ見てみます。

Cs‐134を経口摂取した場合。
記事中にあるベクレルの値が2650000(265万)Bq、実行線量計数が1.9×10^-8ですから、

2650000Bq×1.9×10^-8=0.05035Sv(シーベルト)。
単位を切り下げると、50.35mSv(ミリシーベルト)ということになりますね。ちなみに、上記の表は公益法人原子力安全協会の運営する公的なHPに掲載されています。

前回の記事で記しましたね。毎日タバコを1本~9本ずつ吸っている人と同程度の発がん性リスクを負うと考えられる放射線の量が3.4Svです。

では、この3.4Svを50.35mSvで割ってみましょう。

3.4 Sv÷50.35 mSv=67.52371。
つまり、今回セシウムを検出した放射線と同程度の雑草を毎日食べ続けたとして、67日経過した頃に毎日タバコを1~9本吸っている人と同程度の発がんに対するリスクを背負うことになり
ます。まあ、このサンプルからはほぼ同程度のヨウ素も検出されていますから、概算で1カ月程度でそういったリスクを背負うこととなります。

もちろん、タバコと違って、放射線のリスクは蓄積されていきますから、機関が過ぎればすぎるほどそのリスクは大きくなります。決して安心できる数字とは言えないかと思いますが、記
事にあるような、265万ベクレルという数字から受ける印象とは、明らかに異なることもご理解いただけると思います。


経口摂取した場合で、もっとも被曝量が多くなるケースが、表で見る限りではこのセシウム134ですね。一体、どの程度の量の雑草からこの放射能の値を検出したのかはわかりませんが、
仮にこの同程度の量の雑草を、人間が毎日食べたとして、この程度の結果です。


265万ベクレルという値と、50.35mSvという値。表現される数字によって、如何に「印象が操作」されているかということもご理解いただけるかと思います。

ちなみに、冒頭のもう一つの記事。放射性ヨウ素、放水口近くで基準値の4385倍という記事ですね。

これ、どこをどう探しても、「基準値」がいくらなのかということに言及した記事に出会いません。
ですが、一つだけこれを推測することのできる記事を見つけました。

海水から高濃度ヨウ素 福島原発付近、法令限度の1250倍

記事の中に、このように記されています。

放水口から南側330メートルの地点で、ヨウ素131の濃度は法令限度の約1250倍の1立方センチメートルあたり50ベクレルだった。

つまり、50ベクレル/1250が法令基準値ということ。つまり、法令基準値は1立方センチメートル当たり0.04ベクレル。
4385倍のヨウ素が検出された、ということは、1立方センチメートル当たり、175.4ベクレルのヨウ素が発見された、ということ。

一体どのくらいの量の海水を採取して、同程度の汚染が、どの程度の範囲にまで広がっているのか。
ちなみに175.4ベクレルのヨウ素が放出する放射線量は3.85μSvです。まあ、この数字は逆にいたずらに安全性を煽る数字、ということになるのでしょうが。

だって、1立方センチメートル当たりの放射線量なんだもん。


ね?  こうやって数字を見ていると、マスコミの公表する数字が如何にいい加減なものか、ということがよくわかるでしょ?

いたずらに不安を煽ろうとする報道に惑わされず、冷静に数字を分析して、一体、今福島原発は「どの程度」危険なのか。これを冷静に考える思考が、今の日本国民には必要だと思い
ます。


ブログランキング・にほんブログ村へ相互リンクとランキングプラス
TREview地域ネット日記@BlogRanking


帰りしにクリックを・・・