忙しいほうがいい。でも本当は・・・

時間が止まってしまうと、いろんなことを
考えてしまいます。
だから忙しいほうがいい。

でも、本当は・・・

「命」の価値を考える~のんきの東京旅行1日目~

2013-01-14 12:15:51 | こころの問題
久しぶりに、カテゴリーは「こころの問題」

のんきは、昨日、一昨日と東京の方に旅行に行ってまいりました。
「旅行」と銘打ちましたが、1日目の趣旨は、実はのんきが参加しているボランティアグループの関連で、全国のグループが集まって行う、「勉強会」がその参加の主目的でした。

活動の趣旨から、色々とぼやかす部分はありますが、参加してみてのんきが感じたことを記してみたいと思います。

昨年度から、のんきたちが参加している、「自殺防止」のセクションと、「生活困窮者支援」のセクションのグループが統合して、包括的に国民のありとあらゆる生活に関する困難な問題に対応するための事業がスタートしました。

のんきたちは、「自殺防止」という立場から、主に電話相談という方法を利用してその対応に従来当たってきたのですが、そういった活動の中で、やはり「電話相談」の限界。それだけでは対応しきれない問題に直面する機会が往々にしてあります。

つまり、本当に「心の問題」のみがが最大の原因であるのならば、それに対して電話相談活動は、大切な役割を担うこともできると思うのです。ですが、もちろんそれだけではありません。

人間は、生きていく中で、様々な困難や障害に直面し、自らの力でこれを乗り越えることが困難になったときに精神的に追い込まれ、最終的に自らで選ぶ「死」を考えるほどに追い詰められていくのです。

「こういう場所に力を借りることが出来れば・・・」
「このお医者さんに診断を受けることが出来れば・・・」
「もう少し発言の内容を変えることが出来れば・・・」

もちろん、のんきたちからも提案はします。ですが、それを選ぶのは本人たちです。そして、のんきたちだけの情報量だけでは、当然力不足に及ぶ場合もあります。

そして、実際に自らが生きる道を選ぼうとしても、その歩み方がわからない人が、本当にたくさんいらっしゃるのです。

そんな時、のんきたちのように間接的ではなく、直接手を差し伸べることが出来る、そんな「実動部隊」があればなぁ・・・と、いつも考えていました。

ご紹介させていただいた、事業は、そんなのんきたちが考える「実動部隊」。これを実現させる上で、非常に心強い事業です。

もちろん、「自殺防止」と「生活困窮者支援」のグループだけでは、対処しきれない問題もたくさんあります。今回の事業は、たとえばDVの問題であったり、精神科医療の問題であったり、セクシャルマイノリティの問題であったり、色々とある問題をそれぞれの専門分野のグループにも事業に参加していただく形で、「包括的」に問題に取り組んでいこうと、そのような事業です。

実際に稼働していて、この活動によって、実際に直面していた「死」というリスクから、少し距離を保ち、その他の選択肢を想像できるレベルにまで回復することが出来た人も多くいらっしゃいます。

また、このまま放っておけばいずれ「死」に直面せざるをえない、そのようなリスクを事前に食い止めることが出来たケースもあります。

のんきたちが「このような活動があれば」と、考えていた活動が、実際に活動し、それなりに有効性を示しているのです。

・・・と。

のんきがこんなに持ち上げることばかりするわけがない・・・そう思っていらっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんね。

とはいえ。ずっと述べている通り、本当に、のんきたちが「必要だ」と考えていた事業です。もしこの事業が、何らかの事由で頓挫すれば、おそらく同じ事業が再び指導することはもうないでしょう。

この考えは、中央の自殺防止グループのセクションとしても同じ考え方で、

「もしこの事業が頓挫すれば、私の感覚では、10年単位で同じ事業が行われることはないでしょう」

と、そのようにおっしゃっていました。
だからこそ、絶対にとだえさせるわけにはいかない事業です。


ここからはのんきの本音です。もちろん、ここまでの記述が本音ではない、とは言いません。ですが、その本音を実現させるためにも、絶対に必要なことがあるのです。

のんきの感覚では、今回の事業は、おそらく「生活困窮者支援」のグループが主導して発足した事業なのではないか、と考えています。

「自殺防止」の活動は、のんきがずっと活動を続けてきて、その期間はおよそ7年にもなります。その感覚として、その活動は常にど真ん中だと思います。

「右」でも「左」でもない。各団体、各個人ごとの考え方はいろいろあるかもしれません。ですが、それでも、その個々の考え方は脇に置いておいて、常にど真ん中で居続けることができる。

これこそ自殺防止活動の意義、存在価値ではないかと思っています。そして、またのんきが活動を続けている理由の一つでもあります。

それは自殺問題の対象とする部分が、「雇用者」にも、「被雇用者」にも、「無職者」に対しても、当事者の側面と、もう一つ、「サポートする側」の側面からしても、どのセクションも欠かせないものを常に持ち続けているからです。

ところが、「生活困窮者支援」の立場は、少し違うように感じます。もちろん団体にもよるでしょうし、地域にもよるのではないかと思います。

ですが、これを全体から見た場合、どうしても「支援される側」。立場の弱い人たちに偏ったものの見方をしてしまうのではないか、と感じているのです。

それが悪い、というわけではありません。ですが、最も感じるのは、

「指導する立場」なのか、それとも「ともに寄り添う立場」なのかとういう部分です。

会合に参加して、のんきは感じました。「自殺防止」という立場で活動している全国の民間団体の皆さんは、本当に強い志を持っている、と。経験の浅い人ももちろんいます。ですが、その人たちなりに、直面した問題に対して、しっかりと考え、悩み、どのように改善してゆけばよいかと、真剣に皆さん考えていらっしゃいます。

これは、皆さんが「ともに寄り添う立場」が大切であると感じ、「事柄」ではなく、「気持ち」に耳を傾けることの重要性を感じているからです。

ところが、「自殺防止」という立場をいったん離れ、事業全体の活動の立場として事業に参加したとき、強く感じているのは、「指導する立場」としての感覚を強く感じる場面が往々にしてある、ということです。


事業そのものがスタートする時点から、余りにもすべてが性急でありすぎたと感じていますし、どんなに「実動部隊」が素晴らしい取り組みを行っていた(もちろんそこに限界があることを前提として)としても、その実動部隊の役割につなげるのは「窓口」です。

まずは窓口に連絡を寄せた相談者が、「相談したい」と感じる状況を作り出すことが、とても大切なのです。

事業そのもののスタートがあまりにも「性急である」と感じたことをのんきは記しました。もし、「自殺防止」のグループが主導であったのなら。もしくは主導するグループにそういった自殺防止のグループの意見に耳を傾けるゆとりがあったのなら。おそらくここまで性急に事業展開を行うことの危険性は指摘されていたはずです。

のんきは、ここに一つ疑問を覚えるわけです。

ただ、とはいえ。前記しましたように、既にスタートした事業です。
そして、絶対に中断するわけにはいかない。そんな事業なのです。

だからこそ、のんきは思います。もう一度、窓口の「資質の向上」に対してきちんと取り組んでいくことが、何よりも大切なのではないか、と。



・・・
ですが、うれしかったのはですね。 勉強会の後開催された懇親会で、「自殺防止のグループ」の代表として事業に関わってくださっている方が、向こうから、のんきに約束をしてくれたことです。

「自殺防止のグループ」と「生活困窮者のグループ」の価値観のすり合わせを、積極的に取り組みます、と。任せてください・・・といったかどうか、お酒の場であったこともあり、はっきりとは覚えていませんが、それくらい心強い言葉でしたね。


予算を付けるのは「政府」ですから。そこは本当に願うばかりです。
安倍さんにその志が正しく伝わることを・・・。




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なぜ、「経済」なのか~アベノミクスの目指す物価上昇(前編)~

2013-01-02 13:04:06 | のんき的経済問題
正月からこんな小難しいこと書くなよ~~~って怒られそうですが。

これは趣味です。ほっといてください

ってことで、本日のテーマは「なぜ、『経済』なのか~アベノミクスの目指す物価上昇~」

なぜ「経済」なのか~アベノミクスでスタグフレーションは起きるのか?~の続きです。

さてさて。本題に入る前に。 なかなか面白い記事が出ていたので、ちょいとご紹介してみます。

麻生財務相:通貨安にしているわけではない

↑こちらは、「ブルームバーグ」という、アメリカの通信社の記事です。

ちょいと内容をコピペしてみます。

 12月29日(ブルームバーグ):麻生太郎財務相は28日、同省内で行われたインタビューで、安倍晋三首相の金融・為替政策に関する積極的な発言で円安が進み、これが世界的な通貨安競争につながるとの見方に否定的な見解を示した。主要3通貨のうち円高は突出していると指摘。同時に米国に対してドル高政策を取るよう注文をつけた。

麻生財務相は自らが首相として出席した2009年4月の20カ国・地域(G20)首脳会談で、「通貨安競争はやらないという約束をしたが、その時の約束を守った国は何カ国あるのか。米国はもっとドル高にすべきだ。ユーロはいくらになったのか」と言及。1ドル=100円前後で推移していた当時に比べても円高水準にあると指摘した。

その上で、約束を守ったのは日本だけだとし、「外国に言われる筋合いはない。通貨安に急激にしているわけでも何でもない」と強調。さらに「通貨が安くなるといって良かったと言っているのは輸出している人達だけ。輸入している人は通貨が安くなれば迷惑する」とも述べ、日本が意図的に通貨安競争を促す立場にはないとの認識を示した。


さてさて。これ。麻生さんが、一体何のことを言っているのか、「麻生バッシング」というマスコミと民主党による洗脳工作の影響下にあった人には良くわからないかもしれません。

麻生太郎「危機をチャンスに変えろ」(前編)~2009G20サミットの 舞台裏


「危機をチャンスに変えろ」(後編) ~予算編成の舞台裏


のんきはこの二つの動画を何度かピックアップしています。

「功績」の片鱗
「予算編成」

↑こちらの記事は、共にその内容を特に抽出して解説している記事です。

ブルームバーグの記事で麻生さんが言っているのは前編の内容について。その具体的な内容についてはこちら→「功績」の片鱗の記事をご参照ください。

このときのサミットの中で、麻生さんはG20各国に対して、「通貨安競争はしない」という約束をさせていたんですね。
いいですか、どこかの国がいったことに日本が乗っかった、という話じゃなく、麻生太郎さんが中川昭一さんと共に、このサミットで「提言した」内容なんです。
完全な「日本主導」で行われた輝かしい実績なんですよ。

知っている人はどのくらいいるでしょう。 多くの人の頭の中に残っているのはこちら。

死亡 中川昭一元財務・金融相 追悼酔っぱらいG7酩酊アル中会見 Part 1


マスコミは、どこも中川昭一さんの「実績」については、、何一つとして報道しなかったのです。

死後、その中川昭一さんが彼の友人にあてた手紙を、のんきはブログでご紹介したことがありますね。

こ、これは・・・

国民は、中川昭一さんが酩酊(と世間一般では思い込まれている)会見を行ったことは知っていますが、彼がG20サミットにおいてG7各国に突きつけた条件。そして、それが全世界をリーマンショックの苦しみから立ち直らせたことを、誰も知らないんです。・・・と。「誰も」というのは言いすぎですが。


そう。今の内閣に、本当は・・・絶対にいてほしかったのはこの中川昭一さん。麻生内閣で中川昭一さんが演じた役割を、安倍内閣において、今度は麻生さんが演じているんです。

絶対に失敗するわけにはいかない。天国にいる中川昭一さんの命に報いるためにも。

中川昭一 ライブラリ

・・・と。いかんいかん。 思いっきりお話が脱線してしまいました。
ちなみに、「後編」をピックアップした記事→「予算編成」←こちらを読んでいただければ、のんきがなぜ小沢一郎が嫌いなのか、という理由もわかると思います。

話を戻します。「為替相場」。のんきは、そもそも「円高」そのものが=悪というわけではない、と考えています。
リーマンショックの時、そもそも日本が「円高で苦しんでいたように見えた」理由は、円高そのものよりも、円高の影響を受けて、「どんどん株価が値下がりしていった」ことにこそあると思います。株価が下落すれば、当然企業の会社運営に割ける資金が大幅に不足していくわけです。

もし円高がひどくなったとしても、株価さえ安定していれば、国外型企業運営を、国内型にシフトし、顧客を海外から国内にシフトすることで、十分にその損益を取り戻すことが出来るはずなのです。つまり、「株安に円高が追い打ちをかけた」という表現が、一番きれいにあの時の状況を言い表していると思うのです。


こちらの記事でも記していますが、政権交代と安倍さんの発言で市場がどんどん株高にシフトしている状況は、本当に企業にとっては心強いと思います。

企業に体力が生まれれば、新しく事業に投資する体力も、人を雇用する体力も生まれてくるはずなのです。

ってことで、次回は~アベノミクスの目指す物価上昇(後編)~をお届けしてみたいと思います。




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