結局、台風で今日はお月様、見られなかった・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/3f/7727152ae8700fc58cfe94d3e3b01a2e.jpg)
とはいえ・・・。十五夜の記事なんで、今日しか記せない・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_uru.gif)
ということで、本日のテーマは「月のうさぎ」。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/8c/6e897a976a8ac5293a138f294d047db9.jpg)
ではありません・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_6.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/6c/752152e378f7f8ae0e7db6f77769b9fd.png)
こちらです。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_2.gif)
皆さんは、不思議に思ったことはありませんか?
「何で月にはウサギがいるんだろう・・・」って。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/91/f2e1bd7345182deaa481139102524dd7.jpg)
そりゃ、確かにウサギが餅をついているように・・・見えるようにも思えます。
だけど、やっぱり誰かが「月にウサギがいる」っていう噂を立てないと、今みたいにみんなが信じるようにはならないですよね。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_4.gif)
実際、月の模様は、ウサギ以外にも世界では人の横顔だったり、下にだったり、人の横顔だったり、本を読むおばあちゃんだったり・・・
あの模様がウサギに見えるには、やっぱりそれなりの理由があるんです。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_2.gif)
逸話もいくつかあるんですが、今回はやっぱり、「中秋の名月」を話題にしているわけで、「なぜ中国では『中秋節』をこれほどに祝うのか」という理由とも絡めまして、中国に伝わるうさぎさんのお話から。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_2.gif)
『項羽と劉邦』で有名な「劉邦」が作った中国の古代国家、「漢」。
この国の七代目の皇帝「武帝」の時代。
現在の中国、淮南市という都市のある地域に、「劉安」という王様が、「淮南(ワイナン)」という名前の国を作りました。
劉安は、学者を集めて、『淮南子(ワイナンジ/エナンジ)』という思想書を作らせました。
この書物の中に、「嫦娥(じょうが)」という仙女のお話が登場します。
神話の時代、中国には「帝俊」という名の皇帝がいました。
舜は、妻との間に10人の息子を儲けました。10人の息子は太陽であり、息子たちは交代で地上を照らし続けました。
ところが、時代が「堯(ぎょう)」という帝の時代になると、10人の太陽たちは、交代ではなく、同時に地上を照らすようになり、やがて地上を焼き尽くすようになりました。また地上では「窫窳」、「鑿歯」、「九嬰」、「大風」、「封豨」、「修蛇」という6体の悪神が人間に対して悪事を働いていました。
そこで、「堯」は「羿(げい)」という名の弓の名手を地上に派遣します。
羿は、6体の悪神を次々と殺し、また太陽に向けて矢を話しち、1体の太陽以外、すべての太陽を打ち落とします。このことで、地上は無事平和となり、羿は人々にその偉業を讃えられます。
ところが、先代の帝王である「帝俊」にとっては、次々と息子たちを殺されたわけであり、心穏やかではありません。
羿は、帝俊によってその神としての資格を奪われ、不老不死ではなくなってしまいます。
羿には、また一人の妻が居ました。その妻の名を「嫦娥」と言います。
嫦娥は、仙女であったのですが、羿が神格を奪われたのと同時に嫦娥もまたその神格を奪われてしまいます。
嫦娥は羿のことをひどく責め、困った羿は、崑崙山の西に住む西王母の元へ赴き、不老不死の薬をもらった・・・のだそうです。
二人で分け合って飲めばともに不老不死になることが出来るのですが、嫦娥は一人で全部飲めば再び神となり、天に昇ることが出来ることを知り、羿から薬を盗みます。
くすりを飲んだ嫦娥は、そのまま羿を置き去りにして月にまで昇ってしまいます。
ですが、羿を裏切った嫦娥は、月でヒキガエルに変身してしまい、そのまま月に住み着くことになってしまいました。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_2.gif)
はい。ということで、実は月に住んでいるのは最初、ウサギではなくヒキガエルだったんですね。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_4.gif)
ところが、中国でヒキガエルを意味する「顧菟」という漢字の、「菟」という文字が「兔(うさぎ)」という文字によく似ていたことから、いつの間にかヒキガエルではなく兔が伝説の主役になってしまった・・・。
その兔がついていたのも、最初は餅ではなく、薬草だったのだそうですよ。
月にウサギがいる、という伝説が中国から日本に輸入されてくるとき、薬草を擦る、という習慣のない日本ではこれが定着せず、ウサギが餅をついている・・・という設定に変わったのだそうです。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_6.gif)
もちろん、その他にも仏教の言い伝えで、ウサギがおじいさんのために自ら火の中に身を投じたお話などもありますから、一概にこの伝説だけが日本で月にウサギがいるといわれる理由でもないのかもしれませんが・・・。
それにしてもずいぶん壮大な伝説です・・・。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
さて。実はのんきが十五夜のことを記事にしようと考えたのは、ウサギがついている「餅」。その話を少し掘り下げて考えてみようと思ったから、だったりします。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_2.gif)
とびとびになるかもしれませんが・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_6.gif)
お正月に向けて、シリーズ「餅」。どうぞお楽しみにね。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_2.gif)
・・・ネーミングがダサいかな。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_6.gif)
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日本の未来は明るい!!
は日本を明るくする!!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_happy_m.gif)
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そりゃ、確かにウサギが餅をついているように・・・見えるようにも思えます。
だけど、やっぱり誰かが「月にウサギがいる」っていう噂を立てないと、今みたいにみんなが信じるようにはならないですよね。
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実際、月の模様は、ウサギ以外にも世界では人の横顔だったり、下にだったり、人の横顔だったり、本を読むおばあちゃんだったり・・・
あの模様がウサギに見えるには、やっぱりそれなりの理由があるんです。
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逸話もいくつかあるんですが、今回はやっぱり、「中秋の名月」を話題にしているわけで、「なぜ中国では『中秋節』をこれほどに祝うのか」という理由とも絡めまして、中国に伝わるうさぎさんのお話から。
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『項羽と劉邦』で有名な「劉邦」が作った中国の古代国家、「漢」。
この国の七代目の皇帝「武帝」の時代。
現在の中国、淮南市という都市のある地域に、「劉安」という王様が、「淮南(ワイナン)」という名前の国を作りました。
劉安は、学者を集めて、『淮南子(ワイナンジ/エナンジ)』という思想書を作らせました。
この書物の中に、「嫦娥(じょうが)」という仙女のお話が登場します。
神話の時代、中国には「帝俊」という名の皇帝がいました。
舜は、妻との間に10人の息子を儲けました。10人の息子は太陽であり、息子たちは交代で地上を照らし続けました。
ところが、時代が「堯(ぎょう)」という帝の時代になると、10人の太陽たちは、交代ではなく、同時に地上を照らすようになり、やがて地上を焼き尽くすようになりました。また地上では「窫窳」、「鑿歯」、「九嬰」、「大風」、「封豨」、「修蛇」という6体の悪神が人間に対して悪事を働いていました。
そこで、「堯」は「羿(げい)」という名の弓の名手を地上に派遣します。
羿は、6体の悪神を次々と殺し、また太陽に向けて矢を話しち、1体の太陽以外、すべての太陽を打ち落とします。このことで、地上は無事平和となり、羿は人々にその偉業を讃えられます。
ところが、先代の帝王である「帝俊」にとっては、次々と息子たちを殺されたわけであり、心穏やかではありません。
羿は、帝俊によってその神としての資格を奪われ、不老不死ではなくなってしまいます。
羿には、また一人の妻が居ました。その妻の名を「嫦娥」と言います。
嫦娥は、仙女であったのですが、羿が神格を奪われたのと同時に嫦娥もまたその神格を奪われてしまいます。
嫦娥は羿のことをひどく責め、困った羿は、崑崙山の西に住む西王母の元へ赴き、不老不死の薬をもらった・・・のだそうです。
二人で分け合って飲めばともに不老不死になることが出来るのですが、嫦娥は一人で全部飲めば再び神となり、天に昇ることが出来ることを知り、羿から薬を盗みます。
くすりを飲んだ嫦娥は、そのまま羿を置き去りにして月にまで昇ってしまいます。
ですが、羿を裏切った嫦娥は、月でヒキガエルに変身してしまい、そのまま月に住み着くことになってしまいました。
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はい。ということで、実は月に住んでいるのは最初、ウサギではなくヒキガエルだったんですね。
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ところが、中国でヒキガエルを意味する「顧菟」という漢字の、「菟」という文字が「兔(うさぎ)」という文字によく似ていたことから、いつの間にかヒキガエルではなく兔が伝説の主役になってしまった・・・。
その兔がついていたのも、最初は餅ではなく、薬草だったのだそうですよ。
月にウサギがいる、という伝説が中国から日本に輸入されてくるとき、薬草を擦る、という習慣のない日本ではこれが定着せず、ウサギが餅をついている・・・という設定に変わったのだそうです。
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もちろん、その他にも仏教の言い伝えで、ウサギがおじいさんのために自ら火の中に身を投じたお話などもありますから、一概にこの伝説だけが日本で月にウサギがいるといわれる理由でもないのかもしれませんが・・・。
それにしてもずいぶん壮大な伝説です・・・。
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さて。実はのんきが十五夜のことを記事にしようと考えたのは、ウサギがついている「餅」。その話を少し掘り下げて考えてみようと思ったから、だったりします。
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とびとびになるかもしれませんが・・・
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お正月に向けて、シリーズ「餅」。どうぞお楽しみにね。
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・・・ネーミングがダサいかな。
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