忙しいほうがいい。でも本当は・・・

時間が止まってしまうと、いろんなことを
考えてしまいます。
だから忙しいほうがいい。

でも、本当は・・・

たった一度だけ・・・

2010-11-29 22:59:57 | のんきワールド
人間が一生のうちで体験できること。

もちろん、同じような体験を、何度も何度も繰り返し体験できることもあります。

ペースだってまちまち。毎日のように体験できることもあれば、1週間に一度とか、1か月に一度、とか。

季節外れだけど、七夕の夜空では、一年にたった一度しか出会うことのできない人たちもいるようです。

そう。一年に、たった一度だけ・・・。

































一年に、たった一度だけヾ(≧▽≦)ノ



































よつばと! 10 (電撃コミックス)
あずま きよひこ
アスキー・メディアワークス


ついに発売されました。ヾ(≧▽≦)ノ 「よつばと」第10巻!!

この時期になると、コンビニで大量に見かけることができます。

しか~し!!ヾ(。`Д´。)ノ

絶対に立ち読みしちゃだめです。コンビニなんでビニールもかけてません。手に取れば簡単に中を開くこともできます。

しか~し!!ヾ(。`Д´。)ノ

絶対に立ち読みしちゃだめです。か・な・ら・ず!!1巻から順番に買って、10巻まで、じゅ・ん・ば・ん・に!!読んでください。

のんきとのお約束ですよ。


ブログランキング・にほんブログ村へ相互リンクとランキングプラス
TREview地域ネット日記@BlogRanking


帰りしにクリックを・・・

あなたの1票が、のんきのブログを沢山の方に知っていただく力になります^^


経済通になろう!! のんきと学ぶ経済学 Part3

2010-11-28 10:40:19 | のんき的経済問題
昨日、のんきの居住地、松山では、「NPO大交流会」というイベントが開催されました。
ええ。その時の1シーンをツイッターにも投稿してみました。^^
(http://twitter.com/#!/nonkinonki)

ニコ動だらけなんで、ちょっと見にくいかも~・・・
酔っぱらったときにとった写真なんで、勘弁してね~

場所は砥部動物園の近くで、ニンジニアスタジアムの近くにある、「クラブハウス夢屋」さん。

CLUBHOUSE・YUMEYA

NPO法人家族支援フォーラムさんのお店です。

NPO同士でお互いに知り合いになり、顔を見知ることで、お互いの得意分野を補完しあえる関係になる。このことが、ひいては地域経済の活性化にもつながっていくといいよな~って、
のんきはいつも思います。



ってことで、「経済通になろう!! のんきと学ぶ経済学 Part3」。
今回のテーマは、「景気対策について」です。

Part1 ギリシャ経済危機
Part2 「消費性向」と「乗数効果」


しかし、この動画一体誰が制作してるんだろう・・・

アイアイとゆっくりの経済講座その3「景気対策について」


動画は、「そもそも景気って何?」ってところから始まります。

「景気が良い」とか、「景気が悪い」って言いますけど、じゃあ、どんな状況だったら景気が良くて、どんな状態だったら景気が悪いんでしょう。

たとえば、いろんな会社が次々と倒産したり、たくさんの人が生活が非常に困難になったり・・・借金で破産する人がたくさん増えたり、路上生活者がたくさん増えたり・・。

だけど、これらのことって結局、「景気が悪くなった」結果、生まれた症状だと思うんですよね。
「景気が悪くなる」って、結局、「より多くの国民が、お金を使わなくなる状態」のことを言うようです。

であれば、景気対策とは、つまり「より多くの人にお金を使わせるためにはどうすればよいか」ということになるんじゃぁないでしょうか。

経済を見るときに、一番わかりやすい例として、「GDP(国内総生産)」ってものがあります。
じゃあ、GDPて一体何でしょう。これをWikiで調べてみると、「一定期間内に国内で産み出された付加価値の総額」て記されています。

日本の「資産」の総額が「約5478兆円」。日本のGDPの総額が「約473兆円」です。

「景気対策」とは、この「5478兆円」から、GDPに回されるお金を増やすこと、ってことになります。

では、この「日本の資産」。その内訳を見てみましょう。

2010年6月末のデータで見てみると、「政府の資産」が476.6兆円、「金融機関の資産」が2763.4兆円、「非金融法人の資産」が793.4兆円。「家計の資産」が1445兆円。
「民間非営利団体」の資産が54.7兆円となっています。

この資産を、「貸方」つまり、「負債」側からみてみると、政府の負債が1035.2兆円、金融機関の負債が2750.9兆円、非金融法人の負債が1105.7兆円、家計の負債が367.2兆円、
民間非営利団体の負債が18.6兆円、差額、つまり「金融純資産」の合計が256.5兆円となっています。

数字で見ると難しいよね。

前回の記事の内容でご紹介すると、
「5478兆円」が「貯蓄」に回された金額、「473兆円」が「消費」に回された金額、ということになります。

つまり、この「貯蓄」の金額を減らし、「消費」の金額を減らすか、「貯蓄」は減らさずに「消費」のみを増やすか。もしくは「貯蓄」と「消費」の双方を増やすか。「景気対策」
とはすなわちこの3つの方法が考えられるわけです。「消費」=「GDP」ですからね。


こちらは、三橋貴明さんのブログから拝借いたしました。

ちなみに一番下の2558兆円という数字は、「非金融資産」。多分、不動産や資源などが含まれるのだと思います。全部合わせて「国富」と呼びます。

ちなみに、上から2番目の「金融機関の資産」を除く資産を合計すると、2770兆円と言う数字が出てきます。
金融機関の資産って、結局「政府」「非金融系法人」「家計」「民間非営利法人」が銀行などに預けてあるお金の総額、っていうことになるんですね。

だから、金融機関の「資産」と「負債」はほぼ同額になっています。

良く言われる「公共投資」とは、グラフ中、赤色の部分、つまり「政府の資産」を減らして、緑色の部分、つまり「非金融法人の資産」を増加させる、ということです。
政府が強制的にお金を使わせるわけですから、当然非金融法人の資産の増加分は、大部分が消費に回されます。

「公共投資」分のどれくらいの割合が消費に回されるかが「限界消費性向」。政府の「公共投資」から「乗数効果」が発生し、最終的に「投資された金額以上の消費」が
市場で発生します。詳しくは「消費性向」と「乗数効果」をご覧ください。

ところが、この公共投資も同じ分野にばかり投資していたのでは、その分野の企業に所属する人たちの需要が満たされてしまう(どんなにお金を渡したとしても、ほしいものがなくな
れば物を買おうとしなくなります)ため、投資したお金は「消費」ではなく、「貯蓄」に回されるようになります。

結果、「限界消費性向」の値が小さくなり、結果的に期待できる乗数効果も限定的なものとなってしまうのです。

日本と湾岸戦争の記事でご紹介しましたが、小沢一郎はアメリカに対して、バブル崩壊後、10年間に渡って、GDPの1割を公共投資に回す、ということを約束しました。その金額が
430兆円。さらに村山内閣において、その額はさらに200兆円上積みされました。


この発想そのものは悪くなかったのだと思います。ですが、余りにも同じ分野(「道路」や「ダム建設」など)にばかり使い続けられた結果、この「限界消費性向」の値が余りに
小さな値となり、公共投資のもたらす乗数効果は年を追うごとに限定的な物となっていったのです。公共事業に「無駄遣い」のイメージが植え付けられた原因です。

であれば、もっと違う分野に投資しようよ、という考え方になるのが普通なのですが・・・。民主党さんは経済音痴だから、「無駄だから中止しましょう」という発想になるのです。

動画中では、もう一つ、「所得移転」という言葉が登場します。

これは、純粋にグラフ中赤い部分(政府の資産)の金額を水色の部分、つまり家計に移し、お金が増えた分、さあ国民の皆さん、使ってください、っていう発想です。

麻生内閣でも、「定額給付金」という形で、この「所得移転」が行われましたね。
ですが、麻生内閣では、「エコカー補助金」「エコポイント」、「高速道路土日祝日1000円」という、「お金を使って初めてメリットを感じられる政策」を同時に打つことで、この
「定額給付金」を見事に消費に回させました。

この時、麻生内閣では、この「赤い部分」を増やすために、「赤字国債」の発行という方法を使いました。

最近になって皆さんも認識してきたと思いますが、「エコポイント」のニュースなどで見られるように、これは国民の消費性向を大幅に向上させたのです。
結果的に税収を増やすことにもつながり、政府資産の総額を増やすことにもつながります(もちろん、その他の分野で無駄遣いをしていれば、見掛け上、政府の資産は減ったように
錯覚を起こすでしょうが)。

ところが、民主党さんの場合、「子ども手当」で考えると、一旦家計の資産を増やすことにはつながるものの、そこから「消費に回される」という保証がありません。
いや、これは民主党さんは「景気対策」ではなく「社会保障」だと言っているわけですから、それはそれで構わないと思います。

ですが、この「子ども手当」は「社会保障」であり、なおかつ「時限立法」ではないため、恒久的にその財源をどこかから捻出してこなければなりません。

単年度、もしくは複数年度であれば、それもかまわないでしょう。ですが、4年後も、5年後も、10年後も、20年後も、永遠にその財源は必要となるのです。
子ども手当は「社会保障」だという癖に、「経済対策は?」と聞かれたら、「子ども手当だ」と集中する、その態度は問題だとのんきは思います。

今行うべきは「社会保障の強化」ではなく、「早急な景気経済対策」だと思うんですけどね。


ブログランキング・にほんブログ村へ相互リンクとランキングプラス
TREview地域ネット日記@BlogRanking


帰りしにクリックを・・・

あなたの1票が、のんきのブログを沢山の方に知っていただく力になります^^

経済通になろう!! のんきと学ぶ経済学 Part2

2010-11-24 21:37:24 | のんき的経済問題
こちらは「のんきと学ぶ経済学」の第1弾です。テーマはギリシャ経済危機。
今回と同じように、アイアイさんとゆっくりさんがわかりやすく説明してくださっています。

ってことで、今回のテーマは、「消費性向と乗数効果」。

アイアイとゆっくりの経済講座その2「消費性向と乗数効果」


消費性向と乗数効果に世間が注目し始めたのは、財務大臣になったばかりのバ菅直人さんが、財務大臣という経済の専門の役職に就いたにも関わらず、マクロ経済の
基本であるこの「乗数効果」と「消費性向」の意味がわからずに、林芳正さんに答弁でサンドバック状にされた事件以来ですね。

菅総理は本当に乗数効果が分かるようになったのだろうか?


↑こちらがその証拠動画です。
しかし、じゃあのんきは乗数効果と消費性向のこと、説明できるの~って言われると、・・・ちょっと・・・

菅直人をバカにできるほど知っているわけじゃありませんでした。

で、このことをわかりやすく説明してくれているのが上の動画。

のんきのブログで、この二つの言葉を説明するのって、きっと初めてじゃないかなぁ。
のんきも、うっすらとは理解していたつもりだったんだけど、改めて動画を見てみて、いまいちだったなぁ、なんて思ってたりして。

では、まずは「消費性向」から。
これ、ある一定のお金が、「消費」に回されるのか、「貯蓄」に回されるのかによって、消費に回される割合を「消費性向」。貯蓄に回される割合を「貯蓄性向」と言うのだそうです。
基本的に、ある人の手元に渡ったお金って、「消費」されるのか、「貯蓄」されるのかのどちらかだから、消費性向と貯蓄性向って、足して合わせると、必ず1になるのだそうです。

たとえば、のんきが宝くじで100万円当てたとします。で、のんきが20万円だけ使って、残り80万円を貯蓄に回したとしたら、のんきが当てた宝くじの消費性向は20÷100で0.2、貯蓄性向
は(100-20)÷100で0.8になります。

それでは、仮に国の政策として、「新種のお弁当を買うお金手当」として、国民に向けて、合計100億円のお金を支給したとします。
んで、国民が全体を平均して、80%を弁当を買うお金に回し、残りの20%を貯金したとします。

当然、国は「新種の弁当を開発する費用を支給する政策」と「新種の弁当に限って割安感を出すための政策」を同時に行いますから、より多くのお金が弁当を買うために消費されます。

この場合、「新種の弁当を買うお金」の消費性向は0.8、貯蓄性向は0.2ということになるのです。

100億円のお金のうち、80%が弁当を買うために使われたわけですから、弁当屋さんの手元には合計で80億円のお金が手に入ります。
すると、国はやはり「新種の弁当を開発する費用を政策する政策」と「新種の弁当に限って割安感を出すための政策」を取っていますから、その80億円のうち、やはり0.8が弁当を買う
お金に回されます。

ちなみに、ここでいう0.8とは、「収入が普段より増加した場合に消費に回される数字」、つまり臨時収入のうちどのくらいを消費に回すのか、という数字のことで、正確には「限界
消費性向」というのだそうです。

80億円の0.8ですから、64億円。またそのさらに8割が消費に・・・という風に計算されると、

計算式は、

「新種の弁当を買うお金手当」をX、「限界消費性向」をβとすると、

X+Xβ+X(βの2乗)+X(βの3乗)・・・という計算式で、これをまとめるとX÷(1‐β)と言う計算式になるのだそうです。・・・証明式を誰か教えて~

上記の例の場合、Xに相当する数字が100億円、限界消費性向が0.8ですから、これを計算すると、100億円÷(1-0.8)=100億円÷(0.2)=500億円。
何と、初期投資100億のお金が、500億円に化けた、というとんでもない結果に・・・

このように、初期投資金額に対して、実際には何倍にも上る経済効果を生み出すことを「乗数効果」と呼びます。上記の場合、乗数効果は500億円÷100億円で「5」ということになります。


まあ、実際にはすべてが弁当を買うお金に回されるわけではありませんけどね。
つまり、「新種の弁当を買うお金手当」のうち、「消費に回されたお金の割合」が「限界消費性向」ということになるんですね。


「緊急経済対策」を行うのであれば、より「乗数効果の高い分野」で、なおかつ「より短期間で効果が生まれる分野」に投資することが大切なんでしょうね。


ブログランキング・にほんブログ村へ相互リンクとランキングプラス
TREview地域ネット日記@BlogRanking


帰りしにクリックを・・・

あなたの1票が、のんきのブログを沢山の方に知っていただく力になります^^

本質を見抜く目~柳田辞任問題を検証する~

2010-11-23 10:12:42 | のんき的時事問題
さぁて。

実はのんき、先週は、「うつ」の入口にいたんじゃないか、と思うんです。
いくつか其れをほうふつとさせるような自分の行動があったので、それに気づいてちょっとびっくりしました。

2つしか記事作ってないけど、その記事にも若干そんな傾向があってたりして・・・。のんき本人にしかわからない傾向ですけどね。

先々週の週末がむっちゃハードな生活だったんで、疲労が溜まって、熱もあったんじゃないか、と思うんですけど、きっとそれも影響してると思う。

まあ、途中で問題の本質と向き合うことができて、そのことで大分楽になりました。
また、週末にのんきのやっている活動に、のんきが信頼している精神保健福祉士さんに講演に来てもらって、そんなつもりはなかったんだけど、この人の話を聞いているうちに、
のんき自身にも思い当たる節があって、「ああ、それ、のんきが今考えていることだ」とか。

んで、見事に考え方が整理されていったんですね。不思議と、その時は多分熱もあったと思うんですが、話を聞いているうちに、なんだかこのけだるさが、つき物が取れていく
ように消えていったことは、本当に不思議でした。

っと。ずいぶんくらい目の前振りからスタートしちゃいました。


ってことで、本質を見抜く目~柳田辞任問題を検証する~。
テーマは、もちろんこのニュースです。

柳田法相を事実上更迭 国会軽視発言で引責

フラットな視点で見ると、このニュース。同じようなニュースって自民党時代にもたくさん見かけたでしょ?
当時の野党から追求を受けて。

で、こういったニュースが報道された後、よく言われるのが、「辞任をしたら責任を取ったことになるのか」とか、「そんな揚げ足取りみたいなことやってないで、ちゃんと政策
で勝負しろよ」とか、与党を支持していたり、また政治的にフラットな視点を持っている、と勘違いなされている皆さまに多く見られる発言です。

で、思いだしてほしいのがこのニュース。
中川昭一さん 辞任

リンク先は中川昭一さんが書き遺したブログ記事となっています。彼が辞任した際のニュースは、もう引っ張って来られる記事を見つけることができませんでしたので。

ご記憶の方も多いかと思います。G7の会議が終わった後の記者会見で、酩酊した(と世間一般には思われる)状態で会見を行ってしまったこと。その様子が全世界に
放映されてしまったこと。その結果、中川昭一さんが辞任に追い込まれてしまったこと。

では、このG7の会議で一体何が話し合われたのか。
ヨーロッパのビジネス経済情報サイトから同ニュースを引っ張ってきて見ましょう。

【イタリア】伊メディアのG7論調:日本が保護主義けん制の先頭に立つと高評価


内容はリンクサイトとして消えることはないと思いますので、リンク先でご確認ください。

そして、皆さんはご存知ですよね。
麻生太郎&松本純 100分対談 Part3にも記しましたように、中川昭一さんは、IMFに対する1000億ドルの米国債の供与を行い、同時に自分たちの主張を先進各国に認めさせることで、世界をリーマンの禍下から救い上げたことを。

だからのんきたちは中川氏が辞任に追い込まれたことを批判しました。
「真実を見ていない」と。

そこで、何です。
今回の柳田法務大臣辞任のニュース。

「真実を見抜く目」としたのんきのタイトルに対する視点。これは、たとえば柳田法務大臣が大臣としてまともなことを何もしていない、とか、そんなことを言っている
わけではありません。

ここで、柳田大臣辞任に絡む流れを見て見ましょう。

・まず、自民党をはじめとする野党は、「法務大臣を更迭しないのなら補正予算の審議には応じない」と言った。

・だから民主党は柳田大臣を辞任させた。

・ところが、それでも野党は予算委員会の審議に応じないという。

・与党は仙谷官房長官を兼務にて法務大臣として任命。

・野党は仙谷・馬淵への問責決議案の提出を迫る。

と。ここまでがこの一件の流れでしょうか。

さて。そこで質問です。野党は「補正予算の審議に応じない」としていますが、本当に補正予算の審議は行われていないのでしょうか。

そんなことはありませんよね。
林芳正さんの詰将棋中にある動画を見ていただければわかると思うのですが、きちんと議論されているんです。

そうです。

問題なのは、自民党をはじめとする野党が、「補正予算の審議に応じない」という発言を行っていることのみが報道され、

「実際に行われている補正予算の審議に対する内容が報道されていない」という事実です。

大変問題だと思います。
動画は後編ですが、前編中、まず林さんからの質問で、「党の政調会いかに議論してで決められた内容であっても、総理の一存で却下される法案もあるのか」という問いかけに対し、
玄葉光一郎民主党政策調査会長が「そういうケースもございます」と答えています。そして、総理の考え方が党の考え方とまったく違っていても、党員は粛々とこれを実行する、と。

この前置きで、 「円高・デフレのための緊急経済対策」として組まれた補正予算案に対する審議が始まります。

NPOに対する資金調達のための基金の設置(87億円)
↑「即効性がない」と玄葉氏が自ら発言⇒緊急経済対策にならない。

次世代コンピュータ開発費(189億)
昨年度の事業仕分けで、「来年度の予算計上の見送りに限りなく近い予算の削減」が決定された事業である。しかも補正予算のためにどこかから財源を持ってきた事業ではなく、
「来年度の予算の前倒し」で行う事業である。

また、レンホウ氏は、「来年度の予算の前倒しを行うことでより早く日本経済に対して円高・デフレ対策に対する経済効果を波及する、と発言。
=事業仕分けによって、昨年度予算から40億削減された事業であり、事業仕分けにより、40億削減された分、日本経済に対してマイナスの経済効果を与えたことを自ら認めた。

さらにレンホウは事業仕分け前任者の枝野氏の事業仕分け内容の議事録を読んでいない、と発言。
事業仕分けは予算編成の結果を仕分けるものであり、予算編成には反映されないと発言。

行政改革担当大臣(レンホウ)レベルで独立行政法人の全廃が検討されているにもかかわらず、補
正予算には独立行政法人に関する予算割当てがなされている。

補正予算に組まれた事業でも、事業仕分けによって仕分けられる可能性がある、と発言(レンホ
ウ・細川厚労相)

国立ガン研究センターの予算を「出資金」として計上(132億円)。
出資金=複数年度にまたがって使える予算。「緊急経済対策」として組まれた予算であるにもかかわらず、「今年度どのくらい使われるか」ということが決められていない。
⇒レンホウは行政改革担当大臣として、このことを確認していなければならない立場にあるにもかかわらず、このことを知らなかった。(出資金が複数年度にまたがって使え
るものだということすら知らなかった)

出資金について、細川が「設計、着工」と発言。林氏に詰問され、国立ガン研究センターなどの施設を新たに建て替えることを暴露。レンホウはこのことについて、
「機器整備」であると嘘の発言を行っていた。⇒レンホウ謝罪
↑「コンクリートから人へ」のキャッチフレーズにも悖る。

事前通告を各大臣に向けて発信しているにもかかわず、「事前通告がない」と各大臣が発言。

高齢者医療円滑推進制度
↑来年度予算計上すべきもの。4月から使うお金。(しかも経済対策のためのものではなく、社会保障制度)を今年度の補正予算として計上=今年度の緊急経済対策ではない。

治安水準の更なる向上のための初動警察体制整備費(69億)
↑「魅力ある観光地作り推進国内旅行活性化対策費(84億)」の項目に含められている。
「魅力ある観光地作り推進国内旅行活性化対策費84億円のうち、69億円が初動警察体制整備費に充てられている。内訳「車両」「航空機」「船舶の整備」をするが中心となっている。
来年度予算を前倒しして実行し、本来であれば来年度の予算に含めるつもりであった事業を前倒しで行う。⇒やっぱり「緊急経済対策」じゃないんじゃない?


・・・いや、一番最後のやつは絶句ですね。答弁したのは例によって国家公安委員会から要注意人物としてマークされている岡崎トミ子国家公安委員長ですが。

いや、「経済効果」になるか、って言われればまあ、確かにそんだけ車やら船やら飛行機やらこしらえたら、そりゃ経済効果も生まれるだろうけど・・・。

警察を軍隊にする気ですか、って突っ込みたくなります。しかもその理由が「外国人観光客の安全を守るため」。おいおい、先に日本人の心配しろよ、と。っていうか日本って、そんな緊急経済対策として69億円も使わなきゃなんないほど危険な国なのか・・・?

さて。これだけ見てみてもどうでしょう。こんな、しかも総理の一存で党全体の意見が却下されるような政党の作った補正予算案で、予算が成立した後で事業仕分けで仕分けら
れる可能性のある補正予算を、皆さんは「予算」として認められますか?

つまり、民主党の党としての姿勢が、国民の景気経済にまで直結する補正予算で、ここまで露骨に反映されているんですよ。

柳田大臣一人首切っただけで済むような問題じゃないんです。

だって観光事業のために警察へ莫大な設備投資を行うような政党の作った予算ですよ。

せめてのんきのブログを見てくれている人たちだけにでもわかってほしい。

いいですか。仮に予算審議に入ったとして、これが参議院で否決されたとしますよね。
ですが、予算には「衆議院の優先」というルールがあります。つまり、参議院で否決が確定した時点で、この予算は国民のための予算として成立してしまうんですよ。

大体失言が原因で更迭された大臣の後釜に、失言を連発している人間を充てるって一体・・・

自分たちの政党の何が問題なのかを理解できず、もしくはあえて理解しようとしていないのか(であれば、まさに独裁政治ですよね)。

・・・今入ってきたニュースでは、どうやら隣国で戦争行為に相当する事件が発生したようですよ。まさに、内憂外患。戦々恐々というやつです。


ブログランキング・にほんブログ村へ相互リンクとランキングプラス
TREview地域ネット日記@BlogRanking


帰りしにクリックを・・・

あなたの1票が、のんきのブログを沢山の方に知っていただく力になります^^

経済通になろう!! のんきと学ぶ経済学

2010-11-18 21:02:12 | のんき的経済問題
かたっ苦しくならないように、ってことで。
でもネタ的にかたっ苦しいね。

同じような内容は昔記事にしたことがあるんだけど、改めて、「わかりやすさ」に重点を置いて記してみることにします。

まずは、こちらの動画をご覧ください↓

アイアイとゆっくりの経済講座「ギリシャ経済危機」


ニコ動は無料で登録することが可能なサイトです。 ぜひぜひ、登録してみてね。

「ギリシャ経済危機」。ずいぶん昔のニュースですが、一応、アイアイとゆっくりの経済講座はシリーズになっていて、この「ギリシャ経済危機」からスタートするので、
それに倣ってみますね。

今の時期になってこの「ギリシャ危機」の言葉が登場するのは、「日本の国債」がテーマになる時。

「ギリシャの二の舞になるんじゃないか」って。

動画は、「そんなことないんだよ」っていうことをわかりやすく説明してくれています。

のんきのブログでも、昔同じテーマを取り扱ったんですが、改めて説明してみます。

ギリシャという国で用いられている通貨は「ユーロ」ですね。
「ユーロ」を使っているのはもちろんギリシャだけじゃありません。

ヨーロッパの国々のほか、さまざまな国でこの「ユーロ」という通貨が「国のお金」として使われています。

で、ギリシャが経済危機に見舞われたのは、ギリシャ以外の国から借りた借金が返せなくなったから。最終的にはドイツが代わって支払ってくれたので、いわゆる「経済破綻」の
憂き目を見ずに済んだのですが、それではなぜ、ギリシャはこんな経済危機になっちゃったんでしょう。

動画を見ていただければよくわかるんですが、そもそも、ギリシャが、自分たちの国の借金の金額を実際の1/4くらいの額で、嘘の発表をしていたから。

日本もそうなのですが、一つの国がお金を借りるとき、国は「国債」という、借金手形を発行します。「借金手形に利息を付けますから、お金を貸してください」というわけ。

ギリシャの場合、その「国債」を買っていたのが、ギリシャ国内の人たちじゃなくて、よその国の人たち。ギリシャはよその国からお金を借りていたんですね。

当然、借金は多いより少ない方が返済しやすいので、借金は少ない方が「国債」の信用は上がります。信用があれば、その金利も少なくて済むので、その国が元本以外に支払わなければ
ならないお金の額も少額で済みます。

どれくらい信用があるのか、ってことを、世界の有数の「国債格付け機関」という組織が決めています。で、世界の人はその格付けを見て、その国債がどれくらいの信用か、ってこと
を判断して国債を買うのです。よく売れる国債は金利も低い。

ところが、ギリシャはうそをついていたことがばれちゃったので、この「格付け」が一気に引き下げられます。引き下げられた結果、国債の「信用」が低下したので、ギリシャの国債
は売れなくなってしまいました。その結果、国債の「金利」も大幅に上昇し、ギリシャがよその国の人たちに返さなきゃならないお金の額が、半端じゃなく上昇しちゃったんです。

さて。この時、ギリシャが取りうる手段として、一番簡単な方法は何でしょう。

実は、「なければ作ればいいじゃん」っていう発想なんです。

ギリシャが使っている通貨と同じ価値を持つ通貨を印刷して、国債の持ち主に配れば、簡単に解決できる問題なんですよね。

だけど、ギリシャにはそれができない。なぜかというと、ギリシャが使っているお金は「ユーロ」。ギリシャが作っているお金じゃないんです。

場所はドイツのフランクフルトにあります。ギリシャのためにお金を作るのかどうか、ってことをギリシャでは判断できないんです。

これが、「ギリシャ通貨危機」の正体。
では、同じことが日本でも起こりうるでしょうか。動画中に出てくる数字を使えば、ギリシャ政府が抱える財政赤字はGDP比で120%、日本の財政赤字は180%なんだそうです。

この数字だけみると、「日本って、やばいじゃん」ってことになります。

しかし、日本は、ギリシャには使えなかった裏技を使うことができます。
そう。「日本円を印刷して、国債を買い取る」という手段。

日本の国債はすべて円建て。円は日本だけで用いられている通貨です。つまり、日本の国債の価値=円の価値なんです。このことは、日本の国債の価値が、国債の格付け機関の格付け
にも影響されることがないことを意味しています。

事実、日本の国債の金利は世界最低。つまり、世界一信用されている国債、っていうことになります。
世界の経済が大変になった時に、日本円が強烈な円高に推移したのも納得がいくでしょ?

ちなみにみんなが大好き池上彰は昔日本がギリシャのようになる説をこれ見よがしに展開していました。
ところが、最近その説が嘘だということを多くの国民が気づき始めたことを察知したのか、あたかも自分が昔からそう言っていたかの如く、日本の国債は国民の債権だ説を唱え始めま
した。


そんな、世論によって簡単に持論をひるがえすような人間が国民から支持を受けるのか。┐(´-`)┌ のんきには理解できません。


ブログランキング・にほんブログ村へ相互リンクとランキングプラス
TREview地域ネット日記@BlogRanking


帰りしにクリックを・・・

あなたの1票が、のんきのブログを沢山の方に知っていただく力になります^^

のんきのアニソンベスト10 第4位

2010-11-14 23:49:05 | のんきワールド
さあて、お待たせいたしました。 ・・・って、誰も待ってないか。

のんきのアニソンベスト10。第4位でございます。

サクラ大戦1OP1


第5位でお伝えしたように、「アニソンらしさ」にもこだわってみました。
主題歌はサクラ大戦の主人公、真宮寺さくらの声を充てていた声優、横山智佐さんが担当されています。

サクラ大戦って、元々セガサターンのゲームがスタートだったらしいんですが、当時はやりの「メディアミックス」の一環として、ゲームからアニメ、舞台演劇まで派生したという代物です。

Sakura Wars PV


こちらが舞台版「帝国華撃団」です。
アニメでも、「帝国華撃団」と呼ばれるミュージカルユニットが明治時代の日本を背景に、霊子甲冑(りょうしかっちゅう)というロボットに劇団員が乗り込んで悪と戦う、という設定になっ
ています。

2000年ころで、のんきとしてもアニメへの関心が薄れていく中で上映されたアニメなので、番組的な記憶はのんきの中にはあまりないのですが、主題歌はものすごく印象に残っています。
この歌聞くと思いますね。アニソンの走りって、きっと軍歌だったんだな、って。

この、「サクラ大戦」の原作者。広井王子さん。実は、ものすごくいろんなアニメの制作にかかわっていらっしゃるんですよね。

魔神英雄伝ワタル OP ED


う~ん。この主題歌じゃ、さすがにのんきもベスト10にはランクインできないかなぁ。だけどこの主題歌も「メディアミックス」の一環で、ワタルシリーズって、いわゆる「アイドル」と
呼ばれてる人を使ってたりします。

魔神英雄伝ワタル2 OP ED

2では「高橋由美子」さんが主題歌を担当していたりします。う~ん。お世辞にもうまいとは・・・
超激闘(ファイト)編に改題後はまあま聞けるかなぁ。

んで、この初代ワタルとワタル2の間で放映されたのがこちら。

魔導王グランゾート OP ED


日テレで放映してたんですけど、のんきの地元の南海放送さんはこれを放映してくれなかったので、のんきはワタルもグランゾートも見ることができませんでした。

で、後にこんな作品も作ってます。

空想科学世界ガリバーボーイ(Gulliver Boy)OP ED


ガリバーボーイはちゃんと見てたな。ちなみに、ガリバーボーイの主題歌を歌っているのは尾崎紀世彦さん。言わずと知れた、この曲の歌い手さんです。

尾崎紀世彦 - また逢う日まで   (1977.8.3)


この、広井王子さんの作品の世界観の影響を受けたような作品って、結構多いんですよ。本人たちが意識しているかどうかはわからないけど。


ブログランキング・にほんブログ村へ相互リンクとランキングプラス
TREview地域ネット日記@BlogRanking


帰りしにクリックを・・・

あなたの1票が、のんきのブログを沢山の方に知っていただく力になります^^

麻生太郎&松本純 100分対談 Part5~価値観外交とTPP問題

2010-11-13 10:05:54 | のんき的時事問題
最後まで連続で掲載しようとかな、と思っていたんですけど、逆に飽きられちゃったらなんだし、ちょっと景色を変えようかな、ってんで、ちょっとだけ違う記事を挟んで
みました。 っていいながら、どっちも政治系だったんですけどね。

ってことで、シリーズ、「麻生太郎&松本純 100分対談」。再開です。

麻生太郎&松本純 100分対談 Part4の続きです。


松純 安全と平和ということでは、世界平和の構築と秩序の安定に日本が積極的に関わっていくとする「自由と繁栄の孤」構想がありましたね。我が国の外交の基本が日米同盟の強
化、中国、韓国、ロシアなど近隣諸国との関係強化にあることは当然だが、もう一本新たな基軸を加えようと、ユーラシア大陸の外周に成長してきた新興の民主主義国を帯のようにつ
ないだ半円をつくろうとされました。

麻生さん 日本と言う国には、「アメリカか、中国か」みたいな、デジタルにしか外交を考えられないメディアが多いんじゃないの?

 世の中には195カ国も国がある。どの国と日本が仲良くするのが日本の国益にもっと沿うか、という優先順位を考えるのは当然なんじゃないですかね。
 日本は地理的にユーラシア大陸の東側の一番外にある。ユーラシア大陸の真ん中にロシアと中国という巨大な国が2つある。その周辺にASEANはじめ、中央アジア、バルト三
国、中近東と言う国々が取り巻いている。日本はそういった国々に、「日本はお宅らと同じように資源がない。しかし、資源がなくても世界第二の経済大国になった。日本の経験も
技術も資金も提供できるものはいろいろあるから、おれたちと一緒にやる気はありませんか」という話をして、みんなで繁栄していこうというのが「自由と繁栄の孤」の元々の発想だった
んです。

 外相時代からこの構想を機会あるごとに国際会議で提唱し、実際に各国をしてきた。ヨルダン川西岸地区に農産業団地を建設し、果物などを加工してヨルダン経由で湾岸諸国な
どに輸出し、貧困層が多いパレスチナ人の経済的自立を目指す構想も外務大臣のときに提唱したな。

 今の南沙諸島、西沙諸島をめぐる南シナ海における一連の騒ぎに対してASEANの国々が一斉に反発した。ASEAN外相会議で「南シナ海は公開であって中国の内海で
はない」と各国が一斉に発言した。それらの国々は日本と一緒に「自由と繁栄の孤」をやろうとした国なんです。

 だからそういう国と一緒に繁栄していこうという方針は、今でも間違ってないと思いますね。東ヨーロッパの国々からも、中近東の国々からもすごく評価が高かった。一番評価が低
かったのは日本のマスコミですな。

松純 総理大臣の1年間で70回以上の首脳会談をやりましたね。零下26度のサハリンでロシアのメドベージェフ大統領との会談を日帰りでおこなったこともありました。あまりの
寒さに靴まで凍ってしまったことを覚えていますよ。

麻生さん そうだったか? あのときは次の週にオバマ大統領との初会談があったな。

松純 アメリカといえば、ワシントンのG20金融サミットに出席したとき、中川昭一先生も財務金融担当大臣としてさんかされましたね。あのとき政府専用機の中で中川先生と麻生
先生がお二人でお食事をするということがありました。でも、すぐに中川先生から「麻生総理と二人だけだと緊張するから来い」と呼び出されました(笑)。それで3人でメシを食っ
た思い出がありますが、今でも昨日のことのように思い出します。

麻生さん 俺、そんなに怖いかい?

松純 僕が分析するに麻生先生は話すと止まらないので、聞くのが好きな僕のような人間は気になりませんが、何か話したいと思うと、なかなか話しかけられないのではと思います
ね。ただ、中川先生もそうでしたが、必要だと思ったことは、麻生先生の機嫌が悪くなろうが進言してきたつもりです。そういうときは聞き入れてくださったので、僕は気にしてません
よ。


はい。今日はここまで。

Part2でもちょっと触れましたね。 「自由と繁栄の孤」構想。

別名、「価値観外交」と言います。
民主党が唱える「東アジア共同体構想」との決定的な違いです。

「日本と価値観が共有できる」ことがこの自由と繁栄の孤に参加するための前提条件です。当然ここに中国などが含まれるわけがないことはよくわかりますよね。
同じPart2の記事で、今回話題になっているTPP構想のことについて触れていますね。

元々、このTPP構想とは、元々シンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドの4カ国で、2006年にスタートした経済連携のための協定です。
このほか、オーストラリア、ペルー、アメリカ、ベトナムが参加を表明しているほか、最近コロンビアやカナダも参加を表明したようです。

さて。このTPP構想。問題なのは、ここにアメリカが含まれていることです。

麻生元総理の構想に、「アメリカ」は含まれていませんでした。余りにも経済的規模が大きすぎて、「自由と繁栄の孤」構想が目指すものが達成できないからです。
では、その「アメリカ」。TPPへの参加を表明したのはいつ頃なのでしょうか。

2009年11月14日。政権が交代し、日本が民主党政権になった直後です。もし、アメリカが参加しないのであれば、このTPP構想は「自由と繁栄の孤」構想とも合致します。

のんきが何を言いたいか、わかるでしょうか。
実は、リーマンブラザーズが崩壊した折、アメリカ=オバマ大統領は、アメリカ経済を立て直すため、当時の麻生総理からものすごいレベルでのアドバイスを受けていたのです。
裏付ける資料をいまさら探し出すことは非常に困難なので、のんきの言葉を信じてもらうしかないのですが、日本がバブル経済の崩壊から立ち直った手法や、エコカー補助金など、
日本でも実施された経済政策をアメリカも実行するなど、おそらくオバマ大統領は麻生さんに対して、全幅の信頼を置いていたんじゃないかと思うんです。

ここからはのんきの想像ですが、TPPに対して、アメリカを参加させないような方法を麻生内閣では取っていたんじゃないか、と思うのです。
日本で政権交代が果たされた直後にアメリカがTPP参加を表明していること。なかなか絶妙なタイミングでしょ?

2010年10月8日、空き缶総理が出した表明では、こんなことを言っています。

米国、韓国、中国、ASEAN、豪州、ロシア等のアジア太平洋諸国と成長と繁栄を共有するための環境を整備するにあたっては、EPA・FTAが重要である。その一環として、環太平洋
パートナーシップ協定交渉等への参加を検討し、アジア太平洋自由貿易圏の構築を視野に入れ、APEC首脳会議までに、我が国の経済連携の基本方針を決定する


さて。この言葉。明らかに「東アジア共同体構想」に基づいたものであり、麻生さんの唱える「価値観外交」とは一線を画していることがわかりますね。

「米国」、「中国」、「ロシア」。彼の言葉の中にこの3国が含まれていること。この思想こそが、TPP参加表明に対する最大の問題なんです。

そうです。空き缶総理の思想の中には、今回のTPPで米国と自由貿易協定を結ぶという思想だけでなく、その先には中国やロシアとまで同じような自由貿易協定を結ぶ思想があるんだ
ということ。その問題点や危険性を皆さんはどう考えますか?

EUにおいて、なぜギリシャが破たん寸前に追い込まれるまでの危機を迎えたのか。東アジア共同体構想の先には「通貨統合」という考え方があります。

こんなに不景気なのに、なぜ日本に世界のお金が集まってくるのか。リーマンの倒産という、あれほどの大ピンチにも関わらず、なぜ日本はここまで回復することができたのか。
どれもこれも、日本の経済には、「日本の国内」だけで完結する仕組みが内在するからなんです。

TPPを受け入れる最大の問題点は、・・・のんきはこの言葉を用いるのは非常に嫌なのですが、民主党の思想である「売国」の考え方を図らずも前向きに進めてしまうきっかけと
なることです。たとえ世界経済から取り残され、多少経済的なダメージを受ける結果になったとしても、この流れに日本を巻き込ませるべきではない、と。

日本にはそれだけの力があるはずです!!


ブログランキング・にほんブログ村へ相互リンクとランキングプラス
TREview地域ネット日記@BlogRanking


帰りしにクリックを・・・

あなたの1票が、のんきのブログを沢山の方に知っていただく力になります^^

日本が考えるべき、本当の危機とは。

2010-11-10 23:17:40 | のんき的時事問題
なるべく、軽い感じの記事を続けようとは考えていたんですが、ちょっとだけ、まじめな感じで。

やっぱり、のんきも考えるんですよね。

巡視艇内で船長に告白=「自分がやった」と海上保安官―ビデオ流出

モバゲーのニュースサイトやmixiのニュースサイト、またのんきが愛用しているSNSサイトなどでは、この海上保安官を擁護する意見が大半です。

一方で、
民主に国交相擁護論=海保長官には責任-ビデオ流出

海保長官にのみ責任をなすりつけ、内閣の人間は誰も責任を取ろうとしない。しないどころか、擁護しようとする。

「なぜ早く公開しなかった?」=初質問の小泉氏、首相を追及-予算委

政府が早く公開さえしていれば、逮捕者などでる問題ではなかった。まさに進次郎君の言う通りだと思います。


ですが、のんきは思うのです。
のんきは昔、こんな記事を書いたことがあります。

表と裏

この記事の中で、のんきはこう述べていますね。

愛媛県警で裏金問題が取り扱われた裁判・・・。必死に隠し通した愛媛県警。
防波堤を守ったのだそうだけど・・・。ここから引っ張って出てくる芋づる。

公官庁に眠るプール金を全て合わせると、日本の国の借金がいっぺんに
帳消しになるほどの額に相当するんだそうです。

では、なぜこの金額が表に出てこないのか。むしろ、出さないととても
日本の国家財政を確保できないほどの状況にまできているのだそうです。

例えば、そんな金が警察庁に眠っている、なんて事が公になってしまうと、
どうなるでしょう。

きっと、警察庁は国民からの信頼をいっぺんに失ってしまいます。
そうすると、どんなことが起きるのか。警察ですからね。犯罪を取り締まる
人がいなくなってしまいます。
実際、こんな情報を表に出そうとすると、たとえそれが新聞社であったと
しても、その新聞社が一社、まるごと潰れてしまうほどの圧力がかかるの
だそうです。だから、マスコミもそんな情報は表に一切出しません


↓この記事中で述べていますが、このお話は、のんきがとある若者(F氏)から聞かされたお話です。
これからの政治観

もちろん、今ののんきであれば、「日本の国家財政」が確保できなくなることなどあり得ないことを十二分に語ることができますが、当時ののんきはそこまでの知識を
持っていませんでしたからね。「なるほど~」とうなずいて聞いていました。

ですが、今の日本の状況が、のんきが上記記事で記したシナリオ通りに変遷していることは皆さんでもわかりますよね。

で、のんきがなぜ上記記事から青字のパーツを引っ張ってきたのか、というと、今現在、この日本でおこっている現象って、まさしくこれを地で行くような展開になっていると
思うからです。

今回の尖閣問題。ビデオ流出事件ですが、これは保安官が「正義感」から実行したことです。たとえ法律に違反したとしても、正義を世の中に示すことができる方が大切だ、
と、そんな涙が出そうなほどにかっこいい感覚から行った行動です。

彼は、本来秘密を保持する義務を負っているわけですから、これに違反した以上、日本国の法律で裁かれ、何らかの刑罰を受ける(もしくは情状酌量により無罪)とされるのでしょう。

ですが、現在の日本国政府は、本来裁かれなければならない、悪質な犯罪を犯した中国人を、処分保留のまま釈放し、中国にまで返してしまいました。彼は二度と日本の
法律によるさばきを受けることはないでしょう。

そして、政府は、本来ならば政府が示すべき「正義」を示そうとして逮捕された保安官の管理監督責任を「保安庁長官」に押し付け、さばきを受けることをせず、みすみす犯罪者を国外へ
と退去させてしまった自分たちの責任はない、というのです。

上記青文字部分に記していますね。

そんな(日本国政府の債務を一変に返済が可能になるような)金が警察庁に眠っている、なんて事が公になってしまうと、<中略>警察庁は国民からの信頼をいっぺんに
失ってしまいます。そうすると、<中略>犯罪を取り締まる人がいなくなってしまいます。


妙な言い回しですが、たとえはたから見て「悪」だと思えるようなことを実行していたといても、「悪」であってはならない存在というものがあるのです。
政府がそうであり、検察庁がそうであり、警察庁がそうであり、各行政機関がそうなのだと思います。

仙石健忘長官は、今回の一件で、「国家機密の漏えいには厳罰を期する法整備が必要だ」と発言しました。
ですが、米国との密約を白日のもとにさらし、アメリカとの信頼関係を損ねたのは当の民主党です。では、法整備を行った後、自分たちも処罰するのでしょうか。
密約はあってはならない、と情報を公開する発言を行っているのはほかならぬ民主党ではありませんでしたか?

「事業仕訳」という名の公開処刑で、行政省庁の弱体化を図り、また内部機密を今現在漏えいし続けているではありませんか。

民主党が今現在行っているのは、「政府って悪いことばかりしてるところなんだよ。あんなふうになっちゃいけないよ」、とさらすことで国益を損なうような情報ばかり公開し、
子供たちに対して、「日本国政府の無能さ」をさらし続けていることに他ならないんです。

そんな国で、誰が法律やルールを守ろうとしますか? 子供たちに、どうやって正義を教えるんです。
矛盾しているように聞こえるでしょうか。ですが、真実です。たとえ、「悪に見えた」としても、「悪にしてはならない」存在はあるのです。

おそらく、こういった民主党の所業の影響で、これから先、日本国には考えられないような犯罪が増えていくでしょう。
なぜならば、政府が正義を悪にし、悪を正当化し、また、政府自ら悪役を演じ続けているからです。

子供たちはこういうでしょう。「だって政府の人たちだってしてるじゃん!」って。

大人は言い返せませんよ。

「日本が考えるべき、本当の危機」。
民主党の最大の罪は、正義と悪の境界線を取り払ってしまったことだと思います。



ブログランキング・にほんブログ村へ相互リンクとランキングプラス
TREview地域ネット日記@BlogRanking


帰りしにクリックを・・・

あなたの1票が、のんきのブログを沢山の方に知っていただく力になります^^