忙しいほうがいい。でも本当は・・・

時間が止まってしまうと、いろんなことを
考えてしまいます。
だから忙しいほうがいい。

でも、本当は・・・

高橋是清の財政政策

2011-01-28 21:04:58 | のんきの聖書物語
う~ん

なかなかこの記事を記すには体力と根気が必要となりそうなのですが・・・。

がんばってみます。

「高橋是清の財政政策」。
高橋是清の続きです。

前回の記事では、第一次世界大戦の終息により、アジア市場へヨーロッパが戻ってきたことから、日本経済が一気に不景気に転換したこと。
その状況で関東大震災に見舞われ、返済が不能となった債権が「不良債権化」したこと。

そして、第一次若槻禮次下、片岡直温大蔵大臣が、実際には破綻していない東京渡辺銀行が、「破たんした」という誤った発言を行ってしまい、このことが原因で日本が恐慌に
見舞われたことをお伝えしました。

この一連の流れにより発生した恐慌を、「昭和金融恐慌」と言います。
恐慌そのものは一旦終息したものの、当時の財閥であった「鈴木商会」が倒産。その煽りを受けて鈴木商会との関係性が深かった台湾の「台湾銀行」が休業に追い込まれ、金融不安は
一気に深刻化しました。


恐慌を引き起こした若槻内閣が退陣し、この内閣を継承したのが田中義一(ぎいち)内閣。田中首相に請われ、「昭和金融恐慌」を終息させるまで、という条件で大蔵大臣として
内閣入りしたのが高橋是清氏。

さて。高橋是清。彼は一体どんなマジックを使ってこの恐慌を終息させたのでしょう。


きっと現在なら、こんなことを言われるはずです。「とんでもないばらまきだ」って。

まず、是清が行ったのは、「支払猶予措置」。銀行から借主への支払督促をある一定期間行わないようにする「モラトリアム」措置。そう。みなさんの記憶には、国民新党の党首で
あった亀井静香さんが行ったあの金融モラトリアム法が記憶に新しいかと思います。

高橋是清が行ったのは、日銀から市中銀行(民間の金融機関)に向けた、緊急融資政策。これ、聞こえはいいですが、要は日銀券をバンバン印刷して市中銀行にばらまいた、って
表現した方がわかりやすいと思います。何と、この時是清は緊急措置として、紙幣を片面だけしか印刷していないものを増刷したのだそうです。

是清が目指したのは、国民の金融に対する不安をぬぐい去ること。片面しか印刷していない紙幣を銀行の店頭に積み上げさせたのだそうです。
実際、当時の日本国民はその山のように積み上げられた紙幣を見て、恐慌に対する不安をぬぐい去ることができたのだとか。実際に恐慌は沈静化したのだそうです。

是清は、この政策を実行するに当り、自分に代わって総裁となった井上準之介と協力し、この政策を実行しました。

しかもこの時、田中義一内閣はこのとんでも緊急措置を実行するため、府県知事を大幅に人事異動。政府に批判的な府県知事を免職や休職扱いにし、さらに政府に批判的な社会主義者
や共産主義者(いわゆる左派。左翼と呼ばれる人たちのことです)を一掃するため、治安維持法の改正(最高刑を死刑とした)まで行ったのだそうです。


さて。この一連の流れ。皆さんはどう感じるでしょうか。

「右側」と「左側」でもお示しましたが、いわゆる「左派」とは反体制派。ですから、当然「革新主義者」、いわゆる「リベラル」が多く存在する勢力でもあります。


戦後の日本を思ってみてください。やはり、自民党に代表される「右派」を社会党や共産党に代表される「左派」が責め立て、政策の実行を難しくしていた現状があったかと思う
のです。

もし、昭和金融恐慌の折、高橋是清の金融政策を左派や反体制派によって邪魔されていたら・・・。

そう。同じようなことが最近ありましたよね。
リーマンショック後の日本です。

のんきの中では、高橋是清氏と、麻生太郎当時内閣がとてもよく似たイメージで映っています。
まず、リーマンショック後。麻生政策の実行は、小沢一郎率いる民主党により、その政策の実行を2ヶ月以上も遅らされました。

そして、景気を回復させるための段取りを整えたにも関わらず、左翼マスコミにより、誤った印象を植え付けられ、政策はとん挫。左翼民主党へとその政策の実権は移り渡った
のです。

これ、実は田中義一内閣においても全く同じようなことが起きます。
当然、これだけ強硬なことを行ったわけですし、麻生内閣と同じようにその効果を国民が実感できるようになるにも時間がかかったはずです。

そして、是清が政権から去った後、この政治システムの大幅な改正は、田中内閣の暴走を招き、当時昭和天皇の逆鱗に触れ、内閣総辞職へと追い込まれます。


わかりますでしょうか。是清が執った政策は「積極財政」。しかも過剰ともいえるかなり思い切った積極財政政策です。
そして彼を登用したのは田中義一総理。つまり、田中総理が批判を受けて内閣総辞職になったことによって、結果的に是清の政策が否定された形となったのです。


田中義一氏の後を引き継いだのは濱口雄幸総理大臣。田中義一氏の所属した政党が立憲政友党。濱口総理が所属したのが立憲民政党。

立憲政友党を今の自由民主党とすれば、立憲民政党は今の民主党のようなものです。

濱口総理は図らずも是清とともに積極財政政策の後押しをした日銀総裁、井上準之介を大蔵大臣として迎えます。井上準之介の執った政策は、金解禁、緊縮政策、産業合理化。
続く第二次若槻内閣も同様な政策を継続し、そしてそんな中、濱口総理の時代。世界は「世界恐慌」に見舞われることとなるのです。


過去の記事でも、何度もお示ししましたが、不景気経済下で実行する緊縮財政政策は、国民の家計を非常に苦しめます。
麻生総理や故小渕総理の執った経済政策は、「ケインズ経済学」に基づいています。

つまり、積極的な公共投資を必要な分野に行うことにより、乗数効果を引き起こし、結果的にGDPの拡大につなげていく、という手法。

是清は、図らずもこのケインズの理論と同じ理屈に基づいて、ケインズよりも前にケインズと同じ理論を既に実践していたのです。


世界恐慌の煽りを受け、日本経済は「昭和恐慌」へと突入します。
緊縮財政政策を続ける濱口総理、若槻総理。そして、世の中は再び是清の登場を必要とします。

是清の執った「リフレーション政策」。緊縮財政政策が続けられる中、人々の手元には資金が不足し、やがて「デフレ経済」へと突入します。
そんなデフレ経済を救った是清の政策。財政法第5条が制定される原因ともなった政策です。


さてさて。次回記事テーマは「リフレーション」。のんきは、この政策こそ、今の日本経済を低迷から脱却支える起死回生の一手であると思えてなりません。
「リフレーション政策」。一体どんな政策なのか。それでは、次回記事をお楽しみに~


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今年度のバリアフリー調査at松山^^ その3

2011-01-22 22:32:53 | スクランブル
さてさて。

第1回第2回に引き続き。

今年度のバリアフリー調査at松山^^ その3です。

今回の調査スポットは、クレープカフェココさん。


↑こちらです。

名前の通り、クレープがこのお店の主役。500円~1000円くらいの価格設定で、参加していただいた皆さんにも好評でした。





↑入口です。余り広いお店ではなかったので、ちょっと車いすの移動には苦労しましたが、お店の人のご協力のもと、一番奥の席へ。
2台まとめてテーブルへ腰かける、というわけには・・・いきませんでした。

のんきもうっかりしていたのですが、クレープなので、上肢が不自由な皆さんにはちょっと食べづらかったようで・・・。



食べるのにも一苦労、させてしまいました・・・。

あくまでも、「上肢が不自由な方は」ってことで、車いすの方が利用する分には、そこまで苦労されることはないと思います。


まあ、銀天街、大街道はできた時期がハートフル法の前身であるハートビル法すらできていなかった時期ですからねぇ・・・。
どの地域もそうだと思うんですが、いわゆる「中央商店街」って、バリアフリーに対応することはとても難しいと思うのです。

そんな中、やはり従業員の皆様の心遣いが、何よりもの「バリアフリー」だと、つくづく感じるのんきでした。


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「経済」と「財政」と「社会保障」と・・・~菅政策解体新書~

2011-01-18 22:39:27 | ボランティア
のんき的時事問題のんき的経済問題からエッセンスを抽出した、総集編みたいな記事になると思います。

新内閣、主要テーマは税制・社会保障 代表代行に仙谷氏

どのニュース記事をチョイスしようかと思ったけど、この記事にしてみます。


もう多くの方がご存じだと思いますし、多くの方が疑問に思っていると思いますが、与謝野馨。この男がついに民主党政権に入閣しましたね。

↓この記事で、与謝野氏に対して、のんきは若干、今回の騒動を暗示するような内容を書き示しました。
ついに!!(≧∇≦)b

また、自民党内の議員として、与謝野馨氏。彼に対しても注視が必要だと思われます。
彼には渡辺喜美氏と同様の問題に関してよろしくない情報があります。また、彼には麻生内
閣崩壊への流れの際、裏で小沢氏とつながっていたのでは、と思われるような情報もありま
した。ですから、もし今後自民党に流れが移るような気配が見えたときでも、彼には注意が
必要だと思われます。


自民党に流れが来る前に、さっさと自民党を離党し、たちあがれ日本に入党。
たちあがれ日本としては、「機密事項」にも相当したであろう、「平沼氏が民主党への協力へ前向きであった」と暴露した一件のあと、たちあがれ日本を
離党。そして民主党政権へと加担するにいたったわけです。

んで、多くの方が疑問に思っているかも知れませんね。急きょ現実味を帯び始めた、「消費税増税」問題。

う~ん・・・

これもまた、ものすごく微妙な問題なんですよね。
のんきの中では、「消費税増税」は「必要」です。これは、過去ののんきの記事を、一生懸命読んでいただいている方にはご存知の問題かもしれません。
本当の年金問題 完結編

理由は、図らずも与謝野が民主党の中でペラペラペラペラしゃべっている通り。社会保障の問題が原因です。
日本では、これから先、世界一の「少子高齢化」の問題が、日本の経済をえげつなく侵食し始めることが確定しています。

「第一次ベビーブーム」の世代。つまり、2009年に還暦を迎えた、所謂「団塊の世代」が、2024年。ついに「後期高齢者」となります。
そして、「もっとも人口の少ない世代」が、「もっとも人口の多い世代」を支えなければならない時代が、すぐそこまで迫っています。

社会保障国民会議における検討に資するために行う医療・介護費用のシミュレーション
↑こちらの資料の42ページで確認できるのですが、2007年の試算で、医療費の総額が2007年には34兆円程度であるものが、2025年には67~69兆円に、介護費の総額が、
2007年には7兆円程度であるものが、24兆円にまで増大すると試算されています。

このため、「医療」と「介護」のために用いなければならない社会保障費が、圧倒的な財源不足になることが、既にこの試算上では確定事項となっています。

菅直人が急に叫び始めた、「消費税増税」問題と「社会保障」の問題。


のんきの中では、「ついにそこまでたどり着いたか、菅」という気持ちです。
っていうか、「今頃気づいたか、菅」という気持ちです。


・・・だけど。

「ちょっと待てよ!! 菅 

ここからが今日のタイトル。

『「経済」と「財政」と「社会保障」と・・・』の本旨です。

のんきは、ブログの中で、何度も何度も、「日本の財政が破たんすることはない!」と断言してきましたね。
だけど、このまま民主党に政権を任せていると、その、「ないはずの破綻」が発生する算段が成り立つんですよ・・・。

これに大きく噛んでくるのが「医療」「介護」の問題です。


今、「国の借金」が増えて、「財政が破たんする」と声高に叫ぶ人がどうもマスコミによく登場します。
んで、「無駄を削れ」と。「国債を発行するな」と。つまり、「歳出をへらせ」と。


そこで見てただきたいのが、財務省の発表する、この資料。


この資料を見ると、平成2年。つまりバブルが崩壊した1990年以来、「歳出」と「税収(=歳入)」の間の開きが年を追うごとに拡大しているのがわかるでしょうか。
尚且つ、税収は増加していませんね。

んで、見るとわかると思うんですが、「歳出」を増やせば「税収」が増え、「歳出」を減らせば「税収」が減っている様子が見て取れると思います。

「あれ~。だけど、『歳出』を増やしているのに、『税収』が減ってる年もあるよ~

 ひよこさん。よくぞ聞いてくれました。

「歳出」が増えているのに税収が増えている年は2か所。一か所は平成10年とその翌年。そして平成20年とその翌年。

まあ、平成20年は仕方ないよね。リーマンブラザーズが崩壊した年。全世界的な経済危機だったんだから、これは仕方がないと思う。
だけど、そのもう一か所。平成10年。

実は、これ。前年の平成9年。橋本龍太郎内閣によって、消費税の増税が実施された年の翌年なんだ。

そう。消費税を増税したにも関わらず、税収が減少し、かつ歳出が異常に増えてるんだよね~。

どうしてでしょう。実は、消費税増税の影響を受けて、山一証券とか、北海道拓殖銀行とか、いわゆる「大手」金融機関が次々と倒産し、日本に経営危機をもたらした
ことが原因。結果、破綻した会社やその従業員を救済するため、またこれ以上の倒産を防ぐため、多額の財政出動を要求されたからなんだよね~。

はい。よくわかりますね。つまり、「増税」したからと言って、必ずしも「税収」が増えるわけではない、ということです。

そこで、思い出して欲しいのが、我らが麻生太郎元総理が行った政策。

つまり、「景気回復」のための「財政出動」です。
問題は「歳出」ではなく、「歳入」にあるのです。

「税収」を増やす方法は二つあります。
一つ目が前記した「増税」。ですが、これにそれほどの効果がないことは、文中で記したとおりです。

もう一つは、「消費の拡大」。「消費」とはつまり「税収」の分母です。

消費を拡大し、また地力の経済回復を可能にすれば、増税に頼らずとも税収を増やすことは可能です。

破綻することのない財政が破たんすることを恐れ、「歳出」を削れば、日本は社会保障制度を満たすため、半永久的に国債を発行し続けなければなりません。
ですが、たとえ短期間でも、集中して景気を回復させるための財政出動を行い、民間が自力で経済の拡大を行うことができるようになれば、その後無駄な国債を発行
刷る必要はなくなります。

そして、ここにおいて初めて「消費税増税」を行うことで、不足する社会保障のための財源も確保することができるのです。


菅直人!! 消費税の議論を進める前に、まず景気を回復するための議論を行え!!

増税の話は簡単です。国民の生活を破綻させようがどうしようが、ルール上、「増税します」って決めてしまえば、何の頭を使わずとも政策を実行することができるからです。
ですが、景気回復は別です。なぜならば、「結果」を求められるから。財政出動もしなければなりませんから、ものすごい度胸が必要です。起こった結果に対して、きちんとその
尻拭いを行える責任感だって必要です。

とてもチキン直人のできる所業ではありません。

菅直人!! 社会保障問題が深刻であることを認識したのなら、増税の話をする前に、子ども手当を廃止せよ!!

子ども手当もまた、医療や介護の分野と財源を一にする「社会保障」です。ただでさえ深刻で、医療や介護の制度がいつ破たんするとも知れないにもかかわらず、莫大な財源を、
しかも恒久的に必要とする子ども手当を未だに実行しているとは、常人の行う所業とは思えません。国を破壊しようと考えている人間にしかできない所業です。

菅直人!! 消費税を増税し、介護分野に投資すれば日本の消費が拡大するなどというどこぞのバカ教授の説をまだ信じてるのか!! 
消費税を増税すれば、誰も介護制度を利用できなくなるぞ!!


それと、どこぞの小沢信者に告ぐ!!

景気を回復させようと必死になっていた麻生太郎元首相に協力しないばかりか、潰すことに躍起になっていた小沢が、
日本を救うなどと、真剣に考えているのか!? バカを言うのもいい加減にしろ!!



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えひめビジネスフェスタ('-'*)

2011-01-16 21:24:14 | 松山伊予倫理法人会
ネタは思いっきりローカルですが・・・。

余り記事にしたことはないのですが、のんきは愛媛県で、松山伊予倫理法人会と言うところに所属して活動しています。

んで、実は今日、その松山伊予倫理法人会主催で、タイトルにもある、「えひめビジネスフェスタ」というイベントが開催されました。




倫理法人会という団体には、愛媛県下でも多数の企業さんが参加しているのですが、「松山伊予倫理法人会」というのは、そんな愛媛県下の倫理法人会の一グループ。

他の企業団体さんに比べると、倫理法人会の目的は、どちらかというと自己の人間性を高める、というところにあることから、どうしても閉鎖的になりがちです。

本当は、もっといろんな企業さんと仲間になって、ともに活動を深めていきたい、とのんきたちは考えるわけです。

活動の中心は、「モーニングセミナー」という、早朝に開催されるセミナーが中心であることもあり、どうしても参加していない企業さまの目には触れにくい、という側面も
持っています。


そこで、活動をもっといろんな人に知ってもらいたいと、昨年から入会した新しいメンバーが中心となって、今回の「えひめビジネスフェスタ」を開催する運びとなりました。


松山伊予倫理法人会には、一体どんな企業さんが参加しているの?
参加してみて、どんな風に企業さんは変化しているの?


「こんなに元気な企業がたくさん参加しているんだよ」

と、そんなメッセージを伝えたくて、この「えひめビジネスフェスタ」は開催されました。


会場は、「松山コミュニティセンター」という、松山市でも中心部にある公営の施設で、より多くの皆さまに見ていただきたいと、コミュニティーセンター(通称コミセン)の
ロビー全体を借りきって、合計26ブースで開催いたしました。




参加していただく企業さんの条件として、当初の話し合いでは、「松山伊予倫理法人会に参加している企業」、そして「まだ倫理法人会に参加していない企業」。
双方の交友を図ることで、お互いの商売人としての交友にもつなげていこう、という目的です。

四国・九州アイランドリーグの愛媛マンダリンパイレーツにも参加していただき、マンダリンパイレーツのマスコットキャラクター、マッピーくんにも活躍してもらいました。




写真は撮り損ねたんだけど、吉本芸人友近のお母様、友近千鶴さんにも参加していただき、話し合いの段階から参加していただいたのですが、友近ママの提案で、お昼ご飯
になるような食べ物も入れようと、たこやきやおでん、コーヒー、おむすびやケーキなども急きょ投入することとなりました。



おでんコーナーは取り忘れちゃいましたが・・・。



おでんやケーキ、おむすびやコーヒー、お稲荷さんなどを3日前に決定したばかりなのに見事に取りそろえた、福助珍味の社長さんです。


初めての試みであったこともあり、みんなとても不安でした。どのくらいの人が来てくれるんだろうとか、ちゃんと盛り上がるんだろうか、とか・・・。


だけど、みんなの予想を見事に(良い意味で)裏切り、フェスタは大好評のうちに終わりました。

のんきも一組、出店企業さんをお呼びしていたのですが、結果的にとてもよろこんでいただくことができたし、おかげさまで今まで以上に仲を深めることもできたと思います。
きっとこれからは夜の飲み会なんかにも来てくれるはず・・・。


松山伊予倫理法人会は、毎週木曜日、午前6時半から、松山市中心部にある、ホテルJALシティ松山の2階で「モーニングセミナー」を開催しています。



倫理法人会の特徴は、このモーニングセミナーにあります。
朝早く起きることって、みんな苦手ですよね。

だけど、朝早く起きる習慣を身につけることで、一日をとても有効に利用できるようになったり、普段出会わない光景に出合うことで、新しいアイデアが浮かんだり。
落ち込み気味だった気持ちが一転して晴れやかに切り替わったり・・・。

案外いろんな体験をするもんです。

毎回、地元ゆかりのさまざまな企業・団体経営者がさまざまなエッセンスの詰まった講演を聞かせてくださいます。


参加は無料ですし、どなたでも参加できますので、もし、朝起きに挑戦してみよう! っていう心意気のある方や、元々朝起きが得意で、早朝の時間を有効活用してみたい、
なんて考えている方がいらっしゃましたら、ぜひぜひ、ご参加くださいませ。


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本当の景気対策

2011-01-14 20:49:53 | のんき的経済問題
カテゴリー分けも迷ったんだけど・・・。

やっぱりのんき的経済問題ということで。

前回の記事で、

>のんきが関わることになった、とある交流会のお話を通じて、日本の景気を回復させるための方法を、のんきなりに記してみたいと思います。

と記しちゃったので、その記事をば。


のんきは今、IT関係の会社に勤めて、営業職に就いています。
いや、実際難しい。 何しろ、今まで触れたことのない分野でしたかから。

とはいえ。あくまでも「営業」ですから、基本は「人と会うこと」。
んで、とある縁でのんきが参加させていただくことになったのが、「西条うちぬきサロン」。

営業というお仕事を通じて、いろんな交流会へ顔を出させているのんきですが、この、「西条うちぬきサロン」は、他のどの交流会と比べても、実に特色の深い交流会
だと思っています。

主催者は西条産業情報支援センター(サイクス)。
サイクスのホームページから、「うちぬきサロン」の趣旨を抜粋してみます。

イギリスにおけるコーヒーハウス、フランスにおけるカフェなど時代や場所により、人々は集い、様々な議論を交わしてきました。
このような“場”は情報や知恵、新しい創造の熱気が集まる場所として重要な役割を果たしました。

 現代、このような“場”、サロンがクローズアップされています。しかし情報や起業家たちが集まる場の必要性は認識されながら
も、その確保は充分ではありません。
 サイクスでは、地域産業振興のエネルギーを発生させる場所として月に1回、産業人等の集いの場『うちぬきサロン』を開催し
ております。分野を問わず、皆様のお越しをお待ちしております。


おそらく、中世の「パブ」をイメージなされているのでしょう。



中世のヨーロッパでは、こんな雰囲気のパブから、さまざまなアイデアが生まれた。
そんな発想から、サイクスでは愛媛県西条市から、いろんなアイデアが生まれてほしい、とこの「うちぬきサロン」を開催するにいたったのだそうです。

「削減して財源を確保するんじゃなく、みんなで儲けて税収を増やした方がよっぽどいい」

前回のうちぬきサロンは、1月11日。「年始」のうちぬきサロンとして開催されました。
上の言葉は、その会場で、西条市長がおっしゃった言葉です。

のんきは、まさしくその通りだと思います。

うちぬきサロンは、毎月1回開催されています。

松山でもいろんな交流会がありますが、毎月開催されるたび、そのたびに、実に100名近い人々が集まる、そんな交流会は見たことがありません。


会場では、毎回西条市 食の創造館で用意された、手作りの料理がふるまわれます。

食材は、西条市の、地元の農家で生産された野菜、果物をはじめ、さまざまな西条市ゆかりの食材が次々と用意されます。
それも毎回。

食材を用意してくれた農家の方の名前が会場で次々紹介され、食材の特徴が紹介される。

西条市では、農家の皆さんがチームを作って、全体で農作物の拡販に対して取り組んでいらっしゃるのだそうです。

のんきは車で松山から参加していますから、お酒は飲めないのですが・・・。西条は、水がとってもおいしいことで有名です。
きっと、お酒もおいしんでしょうね。


農家だけではありません。地元の、さまざまな業種の方々が寄り集まって、そこで情報を交換し合う。
特徴的なのは、企業だけでなく、複数の中小企業が協力して、一つの大企業に負けない規模の生産を行うため、そのコーディネイトを行う人たち。

何より、特徴的なのは、西条市の行政関係者がとても多く参加している、ということ。
きっと、「やらされて」参加してるんじゃないと思います。参加したい、と可能性をそこに感じるから、おのずと集まってくるのだと思います。


経済の目を日本に向けると、今の政治は、「無駄の削減」をこれでもかというほどに持ち上げ、美化し、産業のベースを削り、方や生産は国内に目を向けず、いかにすれば
国外に企業を国内へ招き入れられるか、もしくは日本の技術がいかにすれば外国で売れるか。そんなことばかりに執着しているように思えます。


だけど、この西条市の取り組みは、きっと日本の経済へ目を向けた場合にも、とてつもないモデルとなる産業構造への取り組みだと思うのです。

戸別保障制度のように、農家が働かなくても済むようにするような支援ではなく、農家が積極的に生産を行う為の支援。

区域外の大企業に頼るんじゃなく、地元の中小企業をコーディネートすることで、大企業に負けない生産を行えるための基盤づくり。

民間が行政を攻撃し、行政に金を使わせないようにする取り組みじゃなく、民間と行政が一体となって、全体として税収を増やせるための仕組みづくり。


そういえば、秋田県とよく似てるなぁ・・・。
いのちを守る いのちを支える 全国フォーラム in 秋田

そう。秋田県の自殺問題に対する取り組みと、とてもよく似てますね。


大切なのは行政に文句ばかりいうことじゃありません。行政と民間が協力して、全体としてメリットのある社会システムづくりを行っていくこと。


産・官・学。その、「連携」こそ、今の日本の不況を打開するための最大のソリューションなんじゃないか。

のんきにはそう思えてなりません。


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「日本の景気」と「タイガーマスク」

2011-01-12 22:14:29 | のんき的時事問題
はい。ニュースもとはもちろんこれ。

伊達直人現象、全都道府県に…高額寄付も相次ぐ

今日、知人と話をしていたときに、TBSで報道していたこのタイガーマスク報道のことが話題になりました。
のんきは見ていなかったのですが、どうやらTVに本人出演があったようなのです。んで、TVがインタビューしようとすると、タイガーマスクは逃げて行って、
用意していた軽四で逃げ去った、と。

このニュースが「やらせ」ではないか、という話です。


元々やらせ報道や虚偽報道、常識を逸脱した報道行為など、報道の在り方に問題の多いTBSではありますが・・・。


もしこれが事実で、「やらせ」であったとして、のんきとしては、それで良いんじゃないか、と感じたのです。
実際、とっても良いニュースだと思うんです。良い、「伝播」だと。


タイトルを「日本の景気」と「タイガーマスク」として表現したことにはもちろん理由があります。


では、ここで皆さんに聞いてみたいのですが、このところ、「景気」が悪い、悪いって言いますよね。

では、なぜ「景気」は悪くなるのでしょう。

きちんと答えられる人、いるかな。


























はい。いろいろ考えてくださいましたね。

答えは簡単です。国民のうち、大部分が「日本の景気は悪い」と思いこんでいるからです。

事実かどうかなんて関係ありません。国民がそう感じているのかどうか、ということが重要なんです。

では、どうして国民は、「日本の景気が悪い」と感じるのか。それは、やはり「マスコミの報道のあり方」が原因だと思うのです。

そもそも、日本の景気が悪いのは、バブル崩壊が原因なのですが、バブルが崩壊して以来、現在まで、でははたしてずっと景気は悪かったのでしょか。
のんきは批判的にいつも表現する人物ではありますが、小泉さんが首相であった当時。それからリーマンブラザーズが崩壊する直前まで。

日本は好景気でした。これは数字を調べれば分かると思うのですが、リアルな事実です。

にもかかわらず、この時期を「好景気」だと感じていた国民はどのくらいいるでしょう。きっと多くの国民が、「景気が悪い」と感じていたと思うのです。
どうしてでしょう。間違いなく、TV報道などで、「日本の景気が悪い」と報じていたからです。


のんきの聖書物語 番外編~聖人の起こす奇跡~でご紹介した、「4番目の人」。

彼は、このように表現していました。

「世論は、マスコミが報道した通りに変化するのですから、本当に恐ろしいんですよ」

大手(だと思われます)の印刷会社にいらっしゃったそうなのですが、その関係で、新聞社関係の人物とも接触する機会があったようです。
その、新聞社関係の人物のお話として、こんなお話をされました。

「政権交代前の麻生総理の支持率は、実は60%あったのだそうです」

いや、のんきは麻生さんの大ファンですから、脚色してる、とかそんなことを思う人もいるかもしれませんが、この人、話の流れからのんきのような麻生ファン
だとか、自民党支持者だとか、いわゆる保守層だとか、そんな人じゃないんですよ。

無機的に、ありのままにお話しくださっただけですから。のんきと会うのもその時が初めてでしたし。

だけど、ではなぜその新聞社は、そのように報道しなかったのか。

「他社のデータと余りにかけ離れていると、その報道内容そのものの信憑性が疑われてしまうから、他社とそん色ないように、20%と報道したのだそうです」

そして、
「20%と報道すると、本当に世論は20%の支持率になるんですから」
と。

『そりゃ、のんきがその話に食いつくわけだ。
ひ、ひよこさん、そりゃまあ、確かに、そうかも・・・。

と、まあ。のんきが話題にしたいのは、その話じゃなくて・・・。


ではでは。ここで、第2の質問です。
では、景気を良くするためにはどのようにすれば良いでしょう。




























はい。これは思いついた方も多いかもしれませんね。
答えは簡単です。国民が、「景気が良い」と感じるようになればいいんです。

もっと言うと、国民が暗いことを考えずに済むようになればいいんです。

そこで、どうすればよいいのか。
そこで、「タイガーマスク報道」なのです。

って、こんな見方するからのんきはそっぽ向かれるんだよな・・・

いや、純粋に「子どもたちに善意の寄付をする正義の味方がいる」って、それだけで良い話だと思うんですけど。
だけど、この問題、それ以上に、「まねをして、同じようなことをする人がたくさん現れた」という事実。


日本国民って、やっぱり凄いな、と感動すると同時に、こういったニュースが報道で取り上げられたこと。
今って、TVは暗いニュースでいっぱいでしょ?

だけど、ホントはそんな暗いニュース、ここまで徹底して取り上げる必要ないんです。

それよりも、「日本人には、こんなに素敵なことを、しかも匿名で行うことができる人が、こんなにたくさんいるんだよ」
「見てごらん、感動した日本人たちに、たった一人の人が行った行為が広がったんだよ」と。

それだけで、日本は一気に明るくなりますよね。

今回のタイガーマスク報道。実は、日本の景気を大幅に向上させるためのヒントがここに隠されていると思うんです。


ってことで、次回はもう一つ、明るくなるような記事を、記してみようかな。
のんきが関わることになった、とある交流会のお話を通じて、日本の景気を回復させるための方法を、のんきなりに記してみたいと思います。


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のんきのアニソンベスト10 第2位

2011-01-11 00:15:26 | のんきワールド
長らく続かせました「のんきのアニソンベスト10」。

ついに第2位まで到達いたしました。
う~ん。なかなか感慨深いものがあります。・・・ほんまかいな。

ってことで、のんきのアニソンベスト10。堂々たる第2位!!

【HD】聖戦士ダンバイン ・OPフルバージョン / ダンバインとぶ


き~や~~~

のんきの中ではたまんないアニソンです。

ちなみに、前半が日本語バージョン、後半がEnglish Versionとなっております。
この、「ダンバインとぶ!」とのんきの出会いは、実は小学校2年ころの運動会。

かっけこの時とかにかかってる曲があるでしょ?
あそこでかかってたんです。何か引かれるものがあったんでしょうね。運動会になるたび、のんきはこの、「ダンバインとぶ」がかかるのを
心待ちにしていました。けど、それ以降、実際にこの曲がかかったことって、殆どなかったんですよね。

んで、スーパーロボット大戦EXで、ダンバインとのんきは邂逅するんですね~。

で、のんきは決断します。「ダンバインを見よう!」と。

どうしても見たくて仕方なかったんです。あれは大学生のころのお話だったと思います。

冒頭の、何の楽器なんでしょう・・・。ドラム、ベース、トランペット、と言ったところでしょうか。違うかな~。
組み合わせて、イントロの導入部分から発展する部分にかけて、あの神がかり的なリズム。スパロボでダンバインが登場するたびに、電子音楽
で再現できないんだろうか、といつも期待していたのですが、あの演奏やリズムを再現した作品はたった一つもありませんでした。

で、イントロの神がかり的なすごさもさることながら、やはりボーカルのMIOさん(今はMIQさん)のあのハスキーボイスの素晴らしさと言ったら・・・。

そして、やっぱり何よりも、「これぞ! アニソン」と言うような迫力と勢いってのがいい!!
そして、タイトル名を熱唱して終わる!! 最高ですな。
もちろん歌だけじゃない。

本編の内容も、ものすごく良い。このあたりなんだよな・・・。「最近のアニメは・・・」と昔のアニメファンに言わしめる要素って。
完成されすぎていて、きれいだけど、迫力や「うまみ」に欠けると思うね。やっぱり。アニメーションに込められた「イデオロギー」の差なのかもしれないね。


実は、ランキング1位にする曲に出会うまで、のんきの中で、この「ダンバインとぶ」を上回る曲は登場しなかったんですよね、実際。

聖戦士ダンバイン ED -Full-

ちなみにエンディングもMIOさんですね。

せっかくなので、MIOさんのほかの曲もご紹介してみましょう。

重戦機エルガイム 前期OP / Time For L-Gaim : MIO (FULL)


冒頭部分は別の歌です。途中から始まります。・・・けどこの冒頭部分の曲、何の曲だったっけ・・・。

MEN OF DESTINY 機動戦士ガンダム 0083/ MOBILE SUIT GUNDAM0083 STARDUST MEMORY


機動戦士ガンダム0083です。う~ん。MIOさんの曲って、意外と少ないんですね。
こんなに素敵な歌声なのに・・・。


さて。次はいよいよ「のんきのアニソンベスト10 第1位」!!。
のんきをここまで感嘆させた「ダンバインとぶ」よりもすごい、とのんきに思わさせた、のんきの中のアニソン史上傑作のアニソンとは!!


のんきのアニソン10カ条

・「アニメだからこそ」輝く歌であること。
・オープニング(もしくはエンディング)アニメと見事にマッチしていること。
・歌の中で、見事にタイトル名(もしくはそれに準じる名前)を叫ぶ!!
・アニソンの中で、歌手が「演じている」こと。
・時代が経ても色あせないこと。
・何度も繰り返し聴きたくなる歌であること。
・本編のアニメとマッチしていること。
・歌を聴くだけで、本編が想像できること。
・誰が歌っても歌いやすい歌であること。
・「歌」や「曲」そのものに価値がある歌であること。

って、ここまですべて兼ねそろえている曲って、なかなかないんだよね。
もちろん、どれかが欠けているからこそ良い曲ってのもたくさんあるわけだし。

だけど、第一位の曲。この条件をすべて見事にクリアしている曲である、とのんきは断言しておきましょう。
まあ、しばらくじらしますが、お楽しみにね。


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今年度のバリアフリー調査at松山^^ その2

2011-01-09 23:02:39 | スクランブル
今年度のバリアフリー調査at松山^^に続き、第2回です。

思いっきりローカルですし、のんきの私用でブログを使うというレベルですが、再びお付き合いください。


第二回の調査スポットは、タリーズコーヒ 松山銀天街店
場所はこちら↓です。


7月19日に調査いたしました。


昔、「とかげ屋」という紳士衣料品店があった場所なのです。のんきもときどき前を通ってはいたのですが、ぱっと見、入口に会談はあるし、車いすで利用するには不向き
だな、って思ってたんです。

じっくり見たことがなかったんですね。

ところが、インターネットで調べてみると、「車いす利用可」と表示されているのです。

のんきの好みでもあるのですが、こういったタイプのエスプレッソカフェって、くつろぎやすいし、ちょっと時間をつぶすには最適なんですよね。
だけど、松山市の中心街、「銀天街」、「大街道」という二つの中央商店街には、余りこのような車いすで利用するのに向いたエスプレッソカフェがないんですよね。

いや・・・、無いわけじゃないんだけど、たとえば一階が喫煙コーナーになっていたり、とか。

で、もし本当にここが車いすで利用することができるのなら、ぜひPRしたい、と思ったのです。


ちょっとわかりにくいでしょうか。

写真の奥側が「銀天街」の通路側です。左側が「タリーズカフェ」、右側が衣料品店となっています。
うん。ちゃんと設置されてたんです。車いすが通行するためのスロープが。



写真のように、衣料品店のスペースとタリーズカフェが共同スペースのような形になっていて、その分、とてもおしゃれな雰囲気になっています。



例によって、アポなしで車いす2台で押しかけたのですが、店員さんは嫌がることなく対応していただき、写真のようにテーブルを移動して、車いすで利用できる形に
してくださいました。



テーブルの高さもちょうど車いすで利用しやすいくらいの高さになっています。



こちらはレジ側のスペース。一人で利用する場合には、こちらのスペースでも十分利用できますね。



喫煙スペースもきちんと分煙され、煙草を吸わない人が不快な思いをせずに済むようになっています。
ただ、一つだけ残念だったのが・・・



お手洗いです。
写真のように、段差がある上、介助付きでお手洗いを利用しようとしても、とても車いすが展開できるようなスペースはありません。

ここまできちんとバリアフリーに対応しているのになぜ? と疑問でなりません。
残念でしたね。



メニューは写真のような感じ。
飲み物と合わせて700円程度の金額になっています。お手頃価格ですね。


お手洗いは、前回ご紹介したように、銀天街通路沿いに利用しやすい障害者用トイレがありますので、そちらを利用すれば問題はないかな、と思います。


ってことで、このお店はバリアフリー的には、とてもお勧めなお店です。
フードメニューもおいしいですよ。


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民主党政権の罪

2011-01-08 22:02:00 | のんき的時事問題
このところ、政治的な記事を控えていたのんきです。

控えていた、というよりも、多くの国民が気づき始めた。
のんきの周囲ですら、そういった発言を行う人が増えてきた。

民主党はどうしようもないね

数か月前まで、民主党批判ではなく、自民党批判を行っていた人の発言です。
さかのぼることそのさらに数ヶ月前。

「こんなに民主党がむちゃくちゃなことをしているのに、どうしてみんなが自民党ではなく民主党を支持するのかがのんきにはわからない

のんきのその発言に対して、
いや、それは自民党がそれくらい信頼されてないってことでしょ

二人ほど、しかも同時にのんきに反論してきました。

民主党はどうしようもないね
そう発言したのは、その、のんきに反論した人の一人です。

みんな気づくのが遅いですよ
そこにはのんきに反論を行った二人ともいたのですが、ともにのんきに何も言い返せませんでした。

そう。民主党政権の無能さは、すでに多くの人の共通認識として確立し始めたのです。

で、のんきがなんでこんな記事を改めて記そうと思ったか。

実は、民主党政権の本当の罪は、皆さんが共通して認識しているようなことではないんです。
いや、それも罪でないわけはない。

尖閣問題、映像流出、中国人船長の釈放、普天間問題、小沢氏や鳩山氏の政治とカネの問題、ばらまきの社会保障、口蹄疫問題の放置、円高の放置、株安の放置、麻生経済対策の
停止、麻生政策のパクリ。矛盾する言動を同時に行って国民を混乱させたり・・・。

ホント、枚挙にいとまがないほどにダメダメな政権だったと思う。

だけど、のんきが指摘したい民主党政権の罪は、そんなところには無いのです。

見てほしいのは、この記事。
本当の年金問題 完結編

Vo.1から、この完結編の中で、のんきは国民が思っているほど年金問題は深刻ではないことを述べています。
きっちり読んでいただければ、なぜ問題ではないのか、ということはきっちり理解していただくことはできると思います。


では、何が問題なのか。のんきは途中、述べていますね。

麻生政権の政策では、「向こう2年間は景気経済回復に集中し、2年後、国民が景気が回復
したと実感できる状況になったら速やかに消費税増税の議論へと移る」とされていました。

実は、同じことがIMFからも要請されていたようです。そして、IMFは、この増税部分
を「借金の返済にあてる」ことを要請してきていました。

ですが、のんきのブログをお読みの方にはもうお解りですね。増税部分を国債の返済に充て
るという考えは、景気の急激な収縮を意味するようなもの。IMFとは、日本の財務省と同
じ思考回路をしていますから、政府財政を守り、国民生活を犠牲にすることしか考えないよ
うな連中です。

では、増税部分は先ず何に充てる必要があるのか。当然、年金のうち、負担割合が増額され
た部分が先ずは優先。次に将来の医療費・介護費ですよね。どの道、将来的に増税は必要と
なってくるわけです。まあ、のんきには、負担割合の増額は、本来必要ではなかったような
気がしてならないんですが・・・。


改めて、ちょっと解説してみます。

麻生政権時代、当時の麻生総理は、当時1/3の割合で国庫が負担していた基礎年金の負担割合を、1/2へと上昇させました。

福田内閣当時、麻生さんもまた、今のままの年金制度では、「年金は破綻する」と思いこんでいて、おそらく負担割合を上昇させたのは、その印象がまだ
完全にぬぐえていなかったからなのではないか、と思います。

麻生さんはその負担分に埋蔵金の一部を充てるなどして、将来の消費税増税(1%程度)でカバーしようと考えていました。
まあ、民主党政権に対して遺した時限爆弾みたいなものだった、ともいえます。

覚えていらっしゃいますでしょうか。
埋蔵金で国庫負担50%維持 11年度基礎年金で最終合意

↑このニュースのことです。民主党は、結局麻生政策を継続することとなりました。

で、上記青文字記事について。
そもそも今の日本経済の、最大のウィークポイントは、実は年金問題でも、財政問題でもありません。上記にあるように、「社会保障」の問題が、将来の
日本を混乱の渦へ巻き込んでいく可能性の最も高い分野なのです。

年金は年金を納めていない人だけが損をするシステムです。日本の財政が破たんすることも120%ありません。

ですが、「社会保障問題」だけは全く別です。この国で、「医療保険制度」と「介護」の分野は、もっとも破綻するリスクをはらんだ分野です。
理由は単純ですね。「団塊の世代」がもうすぐ「後期高齢者」になるからです。

段階の世代が後期高齢者になるころ、もっとも出生率の低い世代が成人年齢を迎えます。
つまり、もっとも人口の少ない世代が、もっとも人口の多い世代を支えなければならない時代が、もうすぐそこまで迫っているんです。


社会保障改革に「政治生命」=財源に消費増税、国民も理解-首相

そう。このニュースで菅直人が発言しているのは、まさしくこのことを言っているんです。

のんきは、いわゆる「保守層」だと自認しています。
ですが、のんきたち「保守層」の間ですら、このことが問題であると感じていない人はとても多いのではないでしょうか。

本質に着目せず、発言がぶれまくる菅直人の姿勢のみを批判する傾向に走る恐れが非常に高いと思います。
消費税増税は、間違いなく必要です。それはほかでもない、この、「社会保障制度の維持」のため。そのために絶対的に必要となるのです。

でなければ、たとえばお年寄りを施設に入れたくても利用料が余りに高すぎて入れることができない。利用できたとしても必要最小限。
介護認定の基準が今より厳密になり、介護保険を利用できる介護度が今よりも引き上げられる。

仕方なく家庭で面倒をみることになるが、お年寄りを病院に行かせようと思っても、医療費負担が余りにも大きすぎて、とてもかからせることができない。
結果、面倒をみる家庭の人間にも異常なほどの負担がかかり、うつ病や実際の身体的な病を発症する。

家人もまた、病院で診察を受けたいが、医療費負担が高すぎて、とてもかかることができない。結果、働くこともできなくなって、家庭は崩壊に至る・・・。


そんな光景が、珍しくなくなるような時代が待ちかまえているんです。冗談でもなんでもありません。回避することなどできない事実なんです。


んで、です。

民主党政権の罪

一体、それはどこにあるのか。
実は、上記にあるような社会保障問題など、今わかった話でもなんでもないんです。前記した福田内閣時代。

「年金問題」について話し合われた「社会保障国民会議」。
この会議において、「介護・医療分野における社会保障問題」についてもすでに話し合われていて、結論もきっちりと出ているんです。

今、菅直人が発言していることは、まさにこの「社会保障国民会議」において話し合われた内容そのままです。

会議が開かれたのが平成20年1月25日。

年金・雇用を議論する「所得確保・保障分科会」、医療・介護・福祉を議論する「サービス保障分科会」、少子化・仕事と生活の調和を議論する「持続可能な社会の
構築分科会」の3分野に分かれて、分科会が開催されました。

最終的な取りまとめが行われたのが同11月4日。福田康夫氏から麻生太郎さんに政権が受け渡されたのが同じ年の9月24日ですから、福田内閣から麻生内閣にかけて、2代に
渡って橋渡し的に話し合いが行われた会議であったのだということになります。

わかりますか?

民主党政権の罪」。
そう。彼らはこの会議で行われた決議内容について、まったく知らなかったのです。

政権に就き、官僚たちから話を聞かされて、初めてその存在をしり、そこで話し合われた内容とその結論を知ったのです。そう。民主党最大の支持団体である連合も
その会議に参加していたにも関わらず・・・。

だからこそ麻生さんは景気回復をあそこまで急いで、徹底的に行おうとした。
消費税増税に対する発言もきっちりと行った。

景気回復が大前提となっていることをわかっていたから「景気回復後、速やかに増税の議論に入る」と発言した。
その目標機関を2年と定めた。

にも関わらず、バカ鳩山が、言葉尻ばかりつまんで、「2年後に増税するっていうことで構わないんですね」などと無責任な質問をし、国民に「自民党は増税のことを
考えている」というイメージだけを植え付けようと画策した。

次ぐ菅も、そのことを全く理解していないから、小沢との一騎打ちにおいて、「景気回復のために増税する」などというバカな発言を平気で行っていた。
大切な社会保障の資金を「子ども手当」などに先、いまだにその給付金額を引き上げようとしている。

そして、「年金を全額税方式に移行し、基礎年金をすべて国庫負担にする。その財源は消費税増税で賄う。消費税増税の議論は4年後に行う。」などという民主党マニ
フェスト最大の矛盾がここに突き刺さってくるわけです。


「党利党略」のため、政権強奪をマスコミとグルになって達成し、社会保障問題の議論を、野党時代も含めて3年近くも後退させたことは、民主党政権最大の罪だと
思います。

先に記していますが、あくまで消費税増税は日本の景気問題を回復させることが前提です。
そのことすら1年半にもわたって後退させたことは、実質的な後退期間以上のダメージを日本に与えるはずです。


・・・。

・・・。

う~ん・・・。

土下座しろ、菅直人。
出来れば、民主党議員全員で、勢揃いして、テレビカメラの前で土下座してほしい。

そのうえで、政権を自民党に返上してほしい。
んで、野党として自民党の政策決定にちゃんと協力するべきだな。

間違っていたと思うなら、さっさと辞任しろ、ってんだ。ほんと。

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のんきの聖書物語 番外編~聖人の起こす奇跡~

2011-01-06 22:17:57 | のんきの聖書物語
さてさて。高橋是清の記事で、なかなか盛況な反応があったことは、のんきにとって光栄です。

んで、次回の記事に託す、って書いてますから、やっぱり続きを、と思うのですが、その前に。 ちょっと番外編をば。

のんきの聖書物語」の名にふさわしい記事だと思います。


ってことで、「のんきの聖書物語 番外編~聖人の起こす奇跡~」。始まり始まり~。

のんきがこの記事を記そうと思ったのは、最近であった、ある人物が原因です。

のんきの中では、「4番目の人」です。一人目は、これからの政治観などでご紹介した、F氏。二人目は、暗殺者・・・などでご紹介した、師匠。

この二人との出会いが、のんきを政治に関心を持たせるに至った、最大の原因であったことは、昔お伝えしたことがありますね。

三人目は、のんきはまだブログの中でご紹介していません。のんきの中では、まだご紹介できる段階に至っていない人物です。
ただ、ひょっとするとのんきを、「真実」の中枢に導いてくれる可能性のある人物ではあります。

で、本日ご紹介する人物が四人目。名前は、「4番目の人」。なぜ4番目と呼ぶのか。実はこの人、「真実の中枢」か、もしくはそこにかなり近い位置にいた人物なのでは
ないか、と思えるからです。

っていっても、意味わかんねぇ~って感じですよね。まあ、のんき的には、「それでいい」んですが。

さて。この人物との出会い。なぜのんきにこの「番外編」を記そうと思わせるに至ったのか。
実はこの人物、キリスト教を信仰しているのだそうです。うん。それだとよくある話ですよね。

って思わせぶりだけど、別に「4番目の人」がすごい話をしていた、ということをテーマにしたい記事じゃないんです。
この人物とした話の中で、のんきの目からうろこが落ちた、もしくは落ちそうになった話、というのはどちらかというと東洋の話。まあ、「のんきの聖書物語」に加えても
構わないような話ではあるんですが、それはまた別の機会に。

「4番目の人」の話は、後半は主に宗教の話となりました。

「宗教」の経典に書かれている話って、何か特別なことが記されているわけじゃなく、意外と今の時代だと、「それって当たり前じゃん」っていうような内容が記されている
場合が多いです。「4番目の人」も同意見でした。

んで、「4番目の人」が言ったことばの中に、「良くキリストが祈りをささげると、立てない人が立ち上がれるようになったり、目が見えない人が見えるようになったり、と
いう奇跡が語られますが、キリストは『奇跡』を起こすことを重視されるのが嫌だったんです」っていうような趣旨の表現が登場しました。

彼の話の中で、その「奇跡」をキリストが起こしていたことが、あたかも「当然のこと」であるかのようにして話が進められていたのですが、のんきはここにビビッと来たんです。

んで、サブタイトルが、「聖人の起こす奇跡」となっているのです。


というのも、のんきの中に、その「聖人が起こす奇跡」として、論理的に説明が可能な「症状名」が思い浮かんだのです。


その名前は、「身体表現性障害」。

人間の感覚神経を通じて脳まで届けられた情報は、脳から電気信号として身体にフィードバックされ、さまざまな反応として身体に表現させます。

って書くと難しいけど、たとえば臭いにおいを嗅いだら鼻をつまんだり、おいしいものを見るとよだれが出たり、そんな話です。


脳からの命令が、身体にフィードバックされる際、脳からの命令は、「視床下部」という部位を通過して全身に届けられます。
ところが、人間はストレスを受けすぎると、この「視床下部」が誤作動を起こし、脳からの命令を身体に対して正確に伝えようとしなくなります。

で、身体は本来作動しなければならない動作を行うことができなくなり、たとえば、「立てなくなる」「歩けなくなる」「物が見えなくなる」「音が聞こえなくなる」「全身が
痙攣する」「声が出せなくなる」・・・etc、さまざまな「身体的障害」が発生します。

もちろん、本当に身体のどこかに障害があるわけではありませんから、お医者さんにかかって、どこを調査したところで、体に異常が見つかることはありません。
異常が見つかりませんから、時に「誤診」をされることがあります。

「詐病」なのではないか、と。つまり、本当は歩けるし、聞こえるし、見えるのに、「歩けないふり」「聞こえないふり」「見ないふり」など、「演技」をしてるのではないか、
と疑われてしまうのです。

原因は、身体的な障害ではなく、視床下部に対して「ストレス」が与えるダメージが原因です。
「摂食障害」などは、実際に動物で実験が行われ、視床下部の一部を破壊すると動物は食事をしなくなり、過剰な刺激を与えると、過剰に食事をとりすぎる、という異常が実際に
確認されているのだそうです。


実際に異常があるわけではありませんから、いわゆる「対症療法」を行うことは、まったくと言っていいほど意味をなしません。歩けるようにする治療、見えるようにする治療、
聞こえるようにする治療は効果が無いのです。

では、どのようにすればこれらの症状は回復するのか。これは、「視床下部」にかかるストレスを軽減させてやることがとても大切になります。


「身体表現性障害」。

つまり、脳や身体に与えられた過度のストレスが視床下部にダメージを与え、実際のストレスとは一見関係なさそうに見える、「身体的症状」として表現されてしまう障害です。

過度のストレスが原因ですから、この症状を発症する人の中には、うつ病を発症している人が多く、つまりうつ病に対する対処方法は、そのまま身体表現性障害の対処方法につな
がる可能性がある、ということが言えます。

もちろん、ストレスもさまざまで、実際にうつ病に至っていない人も多くいるわけですから、そういう人にうつ病の薬を処方することは、誤った投薬方法だと言えます。
薬が原因で、別の身体的症状を発症する可能性すらありますから。


この障害から回復させる方法とは、まず第一に本人に現在起こっている症状は実際に身体的な異常があって発症しているものではない、ということを認識させること。
つまり、脳に体が脳からの命令を勘違いして作動しているんだ、ということに気づかせることが大切になるようです。

その上で、視床下部がストレスにさらされ、誤作動していることが原因であるわけですから、そのストレスの原因となる要素を取り除いてやることが大切です。
原因を取り除かずとも、中には本人が「脳の命令を体が誤って受信しているんだ」と気づくだけで回復する人もいるようです。


そこで、思い返して欲しいのが、「聖人の起こす奇跡」。
たとえば、その聖人が、とても「聞き上手」な人だったとしましょう。周りの人は自分に支持や命令ばかりして、自分の話をちっとも聞いてくれなかった。
そのことがストレスとなり、身体表現性障害を発症していた。ところが、その聖人に話をよく聞いてもらい、とてもすっきりして、それ以来障害は発症しなくなった。

また、「プラシボー効果」というものもあります。
これは、身体表現性障害の全く逆。障害として出ていたものが、思い込みによって治った、というパターン。

たとえば、世間から「神である」「奇跡を起こす」と話題の人物が、突然自分の前に現れて、患部に手をかざした。話をとことん聞いてくれた後、一言、「さあ、目を
あけてごらん」。目を開くと、今まで見えなかったはずなのに、急に視界が開けた・・・。

あり得ない話でもない、と思います。伝説のようなものですから、たとえば10人に同じことを試して、たった一人しか結果が出なかったとしても、そこが誇張されて
伝承されるケースもあるでしょう。

「聖人の起こす奇跡」。ひょっとして、そんなものだったんじゃないのかな。
のんきは「4番目の人」と話をしていて、ふとそんなことを思いました。


まあ、のんきはお医者さんではありませんから、今日、断定的に表現しているものの中にも、ひょっとすると誤っているものもあるかも知れません。

ですが、もしこの記事をご覧の方の中に、「立って歩けないのに全く検査に引っかからない」とか、「急に耳が聞こえなくなったのに原因がわからない」とか。
思い当たる節のある方、一度この名前をお医者さんに問いかけてみると、意外とあっさりと問題は解決したりするかもしれませんよ。


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