忙しいほうがいい。でも本当は・・・

時間が止まってしまうと、いろんなことを
考えてしまいます。
だから忙しいほうがいい。

でも、本当は・・・

特定秘密保護法成立!

2013-12-07 10:42:42 | のんき的時事問題
頭の中で考える割合を、最近は仕事の方に多く割きたくなっているので、ちと放置気味ですが・・・

久しぶりに記事を作りたくなったので、作ってみます。


テーマとしては、実は「ノイジーマイノリティとサイレントマジョリティ」というテーマにしようと思ったのですが、まあタイトルはわかりやすい方が見てもらえるかな、という気持ちで、ピンポイントのタイトルにしてみました。

何で記したくなったかというと、リアル社会でそういう内容が議論になったから・・・なのですが。

内容はタイトルの通り。昨日成立した「特定秘密保護法」についての内容です。
まあ、わかっているとは思いますが、のんきはこの法律に賛成です。

反対する理由なんて何もありません。

ちなみに、「特定秘密保護法」の中味はこちら↓↓

特定秘密保護法全文

長いし、読んでて嫌になると思うんで、別記事に張り付けちゃいました。


で、一番気になると思うところは、まずは「じゃあ、どんな項目が『特定秘密』」にあたるの? ってところだと思います。

これは、法文の第3条にこのように書かれています。

当該行政機関の所掌事務に係る別表に掲げる事項に関する情報であって、公になっていないもののうち、その漏えいが我が国の安全保障に著しい支障を与えるおそれがあるため、特に秘匿することが必要であるもの(日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法(昭和二十九年法律第百六十六号)第一条第三項に規定する特別防衛秘密に該当するものを除く。)を特定秘密として指定するものとする

まあ、読んでて意味が分かりにくいですが、要は『別表』とやらに掲げられている事項のうち、公になっていない上で、公になったら日本に危害が及びそうだから公に出来ない情報を「特定秘密」と呼びますよ、ってことですね。

ではでは。「別表」を見てみましょう。同じ条文の末尾に掲載されています。
あ。まあ、読むのがめんどい人は色変えてますんで、とりあえず読み飛ばしちゃってください。

別表(第三条、第五条―第九条関係)

一 防衛に関する事項


イ 自衛隊の運用又はこれに関する見積り若しくは計画若しくは研究
ロ 防衛に関し収集した電波情報、画像情報その他の重要な情報
ハ ロに掲げる情報の収集整理又はその能力
ニ 防衛力の整備に関する見積り若しくは計画又は研究
ホ 武器、弾薬、航空機その他の防衛の用に供する物の種類又は数量
ヘ 防衛の用に供する通信網の構成又は通信の方法
ト 防衛の用に供する暗号
チ 武器、弾薬、航空機その他の防衛の用に供する物又はこれらの物の研究開発段階のものの仕様、性能又は使用方法
リ 武器、弾薬、航空機その他の防衛の用に供する物又はこれらの物の研究開発段階のものの製作、検査、修理又は試験の方法
ヌ 防衛の用に供する施設の設計、性能又は内部の用途(ヘに掲げるものを除く。)

二 外交に関する事項

イ 外国の政府又は国際機関との交渉又は協力の方針又は内容のうち、国民の生命及び身体の保護、領域の保全その他の安全保障に関する重要なもの
ロ 安全保障のために我が国が実施する貨物の輸出若しくは輸入の禁止その他の措置又はその方針(第一号イ若しくはニ、第三号イ又は第四号イに掲げるものを除く。)
ハ 安全保障に関し収集した【国民の生命及び身体の保護、領域の保全若しくは国際社会の平和と安全に関する重要な情報】又は条約その他の国際約束に基づき保護することが必要な情報(第一号ロ、第三号ロ又は第四号ロに掲げるものを除く。)
ニ ハに掲げる情報の収集整理又はその能力
ホ 外務省本省と在外公館との間の通信その他の外交の用に供する暗号

三 特定有害活動の防止に関する事項

イ 特定有害活動による被害の発生若しくは拡大の防止(以下この号において「特定有害活動の防止」という。)のための措置又はこれに関する計画若しくは研究
ロ 特定有害活動の防止に関し収集した【国民の生命及び身体の保護に関する重要な情報】又は外国の政府若しくは国際機関からの情報
ハ ロに掲げる情報の収集整理又はその能力
ニ 特定有害活動の防止の用に供する暗号

四 テロリズムの防止に関する事項

イ テロリズムによる被害の発生若しくは拡大の防止(以下この号において「テロリズムの防止」という。)のための措置又はこれに関する計画若しくは研究
ロ テロリズムの防止に関し収集した【国民の生命及び身体の保護に関する重要な情報】又は外国の政府若しくは国際機関からの情報
ハ ロに掲げる情報の収集整理又はその能力
ニ テロリズムの防止の用に供する暗号


ということで、『防衛』『外交』『特定有害活動』『テロ』の4つの分野に関する「特定機密」だということがわかりますね


さて。この法律を見てどう思うでしょうか。
っていうより、そもそもなぜこんな法律を作らなければならなくなったのかってことです。

つまりは、

今までそんな法律がなかったから

 んで、

今まではそういうことをしても罰せられなかったから

ちなみに、今までの日本国の法律にも、これに相当するようなものがなかったわけではありません。

守秘義務
リンク先を見て頂ければ、と思うのですが、この中でも特に公務に関わると思われる分野を引っ張り出してみます。

国家公務員法 第100条
第1項 「職員は、職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後といえども同様とする。」と定めている。違反者は最高1年の懲役又は最高50万円の罰金に処せられる。

地方公務員法 第34条
第1項 「職員は、職務上知り得た秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後も、また、同様とする。」と定められている。違反者は最高1年の懲役又は最高3万円の罰金に処せられる。

独立行政法人通則法 第54条
第1項 「特定独立行政法人の役員(以下この条から第五十六条までにおいて単に「役員」という。)は、職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後も、同様とする。」と定めている。違反者は1年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処せられる。非特定行政法人の場合も個別法で守秘義務が課せられている場合が多い。

国立大学法人法 第18条
(役員及び職員の秘密保持義務)第18条 「国立大学法人の役員及び職員は、職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後も、同様とする。」と定めている。違反者は最高1年の懲役又は最高50万円の罰金に処せられる。

自衛隊法第59条(秘密を守る義務)
隊員は、職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない。その職を離れた後も、同様とする。


こんなところでしょうか。
また、その他にも民間人を取り締まれるような法律として、『電気通信事業法 第4条』、『電波法 第59条 第109条』『技術士法 第45条』等が今回の法律に関連する内容となるのではないかと思います。

このように、公務員や一般人の行動を取り締まるための法律は今までもあったのですが、どれもその対象とする枠があいまいで、また罰則も比較的軽微なものです。


これを具体化し、罰則を強化したのが「特定秘密保護法」。

特定秘密保護法の、「別表」にあるような内容を実際に行っても、今までこれを取り締まることができなかった。このことが非常に問題だと思いませんか?

さてこちらは朝日新聞の記事です。社会面で見開き2ページに渡って掲載されています。


さて。違和感を覚えないでしょうか。
「特定秘密保護法」について、新聞で、ここまで見開きにされて報道されるほど関心を持った国民が果たしていたでしょうか。



↑こちらは同じ「特定秘密保護法」に関する朝日の調査結果です。
現在も尚計測中ですね。クリックして頂けるとその朝日のサイトに飛ぶことができます。

「日本の安全が脅かされており、特定秘密保護法に賛成である」という人の数が他の項目に比較して圧倒的に多いことがわかりますね?
画像にしてありますから、今後朝日がどのような操作を行ったとしても、この情報を変えることができません。

右下に本日の日付、時間まで掲載されていますから。

朝日新聞の記事を一部抜粋します。

「国会近くの日比谷野外音楽堂。午後6時半から始まった抗議集会には、約1万5千人(主催者発表)が参加し、階段や通路まで埋め尽くした。入れなかった人たちも外で「強行採決を許さない」と声を上げた。
福島原発告訴団の武藤類子団長は「(原発事故では)情報を隠さされたことでたくさんの人が被曝した。情報が隠されると命と安全を守ることができない」と訴えた。
「生後7か月の娘を連れて福岡県筑紫野市から駆け付けた会社員●●(伏せます)さんは「そそのかしが罰せられるなら、友達づきあいも気にしなければならない。秘密だらけの世の中にしかねない法律は未来に残したくない」と話した。

などなど・・・。法案成立に反対する意見のオンパレード。画像を見て頂ければわかりますが、「まるで戦争前夜のようだった」という文言まで入れていますね?

ですが、改めて上記に掲載された「別表」を見てください。
ここに掲載されている情報が、ダダ漏れになっていたとして、本当に日本の安全が守られると思いますか? むしろ日本を非常に危険な状況に追いやると思いませんか?
そう感じる感覚が普通だとのんきは思います。

だからこそ朝日デジタルで掲載されている情報のように、「保護法賛成」の方が圧倒的に多いという現状があるのです。

そもそも、賛成の人間が反対の人間の3倍いる、と朝日自らが掲載しておきながら、新聞には賛成の側の意見は一切掲載しないという現状を異常に感じませんか?


リアル社会で議論になった内容を元に、もう少し話したい内容もございますので、記事を分けて後日投稿しようと思います。
すぐになるか、日が開くかはお約束できませんが・・・。もう少しだけおつきあいくださいね。




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2 コメント

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この法案に反対している人は (まおです)
2013-12-30 23:31:58
どうも建て前と本音が違っているよう。

アッチ系のスパイが多数混ざっているようです。

スパイだから反対ですとは、言えないよね。
返信する
まおさま (のんき)
2013-12-31 11:40:44
以前だとネットのアンケート結果のねつ造も容易でしたから、ネットと新聞紙上でのアンケート結果に整合性が摂れていたのですが、アカウント認証にツイッターアカウントやFacebookアカウントが利用されるようになった為、以前のようにはいかなくなったみたいです。

明らかに新聞やテレビ報道の結果とネットの結果にギャップが生まれてきてますから、今後下手なねつ造報道をやってると、今以上にマスコミ離れが加速するでしょうね。

何かどこかのブロガーが過剰反応してブログを止めてしまった・・・なんてこともあるみたいで^^;

コメント、ありがとうございました。
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